空き家を活用して収益に!押さえておきたいポイントをご紹介!

空き家

将来的に増加し続けると言われている空き家ですが、最近では、様々な工夫によって有効活用されています。
しかし、それは一部の話であり、全ての空き家が有効活用されているわけではありません。
深刻化する空き家問題を解決すべく、本記事では空き家を活用して利益を得る方法をご紹介します。
有効活用したという方は、ぜひ参考にしてみてください。

空き家を放置するとどうなる?

空き家

入居予定のない空き家を放置することによって、倒壊の恐れ、被災のリスク、余計な出費など、様々な問題が発生することが考えられます。
入居中の住宅であれば定期的に換気や掃除、メンテナンスを行いますが、誰も住んでいいない空き家となれば、そのような手入れを怠っているのではないでしょうか?
住宅は、時間と共に劣化していくため、全く手入れされていない状態の空き家であれば、倒壊する恐れがあるのです。
また、空き家は、建物自体が傷んでいる場合が多く、地震や台風などの自然災害によって、倒壊する可能性が高いです。
日本は地震大国であるため、被災のリスクを抱えることになってしまうでしょう。
さらに、使っていないのにも関わらず、固定資産税を払い続けなければいけない可能性もあります。
不動産を所有している方は、固定資産税を払う義務があります。
空き家の他にマイホームもある場合は、2つの固定資産税を払う必要があるため、非常に無駄な出費となってしまうのです。
また、空き家がある土地が管理されていない場合、自治体が「住宅用地」ではないと判断し、固定資産税の優遇処置から除外されてしまいます。
そうなると、支払わなければいけない固定資産税が6倍になってしまう恐れがあります。

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空き家活用には補助金が使える

補助金

国や地方自治体が行う空き家対策には、情報収集や活用・流通の促進、対策の推進に関わる特別措置、費用の補助や税制優遇などがあります。
空き家活用には補助金が使えるため、活用を検討している方はぜひ調べてみてください。

お得に空き家を活用する方法

空き家

年々深刻化する空き家問題を、解決するにはどのような方法があるのでしょうか?
なるべくお得に活用したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

大家になって貸し出す

有効に活用する方法の1つに、大家になって貸し出すということが挙げられます。
この方法は、不労取得で家賃収入を得たい方にピッタリです。
もうすでに建物はあるため、住宅に及ぶ被害がよほど深刻ではない限り、建て替えをする必要もなく、比較的ローコストで活用できます。
所有している空き家の種類によって、居住用として貸し出すのか、事業用として貸し出すのかを判断しましょう。

売却する

空き家を売却するには、3つの方法があります。
1つ目は、もともとあった建物を壊さずに、古家付きの土地として売却する方法です。
解体工事を行わないため、余計な出費はありませんし、建物の状態によっては高く売れる可能性もあります。
しかし、買い手がつくまでキレイな状態を保ち続けなければいけません。
もし、一部が劣化してしまったり、侵入者が入って荒らされたりしてしまうと、価値が下がる恐れがあります。
そのため、買い手がつくまでは定期的に手入れをすることや、セキュリティ対策をすることが求められます。
2つ目は、更地にして売り出すという方法です。
空き家となっていた建物を解体して更地にすることによって、買い手が見つかりやすいと言われています。
何もない土地であれば、購入後すぐに建物を建てることが可能であるため、人気のようです。
解体してしまえば、倒壊の恐れもありませんし、いたずらされることもありません。
しかし、解体工事を行って更地にする場合、費用がかかってしまいます。
3つ目は、不動産会社に買い取ってもらうという方法です。
買い取りとは、買い手を探してもらうのではなく、不動産会社に買い取ってもらうことを指します。
そのため、買い手を見つけるよりも早く売却できます。
短期間で売却ができる分、得られる買い取り価格は低いですが、すぐにでも売却をしたい方にはオススメの方法です。

解体して土地を利用する

老朽化が進んでいるのであれば、修繕するのではなく、解体して利用することをオススメします。
解体工事によって更地となった土地は、コインパーキングにしたり、アパートを建てたりすると、有効活用できるでしょう。
しかし、このように利用する場合、その土地の特徴を考慮する必要があります。
都心部であれば、コインパーキングやアパートなどの需要は高いかもしれません。
しかし、それが地方の場合、そうではない地域もあります。
地方であれば、コンビニチェーンに土地を貸し出し、月々の収入を得るといった方法が良いでしょう。

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空き家活用のメリット・デメリット

空き家

ここまで、使われていない空き家の活用方法についてご紹介してきましたが、活用するにあたってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

空き家を活用することによって、建物としての資産価値を維持できます。
入居者不在の建物は、生活する上で必要になる設備の使用や掃除がされていないことによって、あっという間に老朽化が進んでしまいます。
建物の状態が悪いと、それに伴い資産価値もどんどんなくなってしまう恐れがあるのです。
貸し出しや売却、解体することによって、不動産としての資産価値を維持できます。
また、近隣住民とのトラブルを防ぐのにも効果的です。
放置すると、悪臭や腐朽による被害などによって、近隣住民からクレームを受けてしまう可能性があるため、活用することで得られるメリットは大きいのです。

デメリット

一方で、活用したことによるデメリットもあります。
手段にもよりますが、有効活用するには費用がかかってしまうということです。
また、アパートなどの貸し出しを行う場合、必ずしも利益を得られるというわけではありません。
空室があればその分の利益はゼロですし、マイナスになる可能性もあります。

まとめ

有効活用するのであれば、費用や収益について慎重に考えなければいけません。
ぜひこの機会に空き家を活用して、社会問題の解決に貢献してみてはいかがでしょうか?