リフォーム・リノベーションといった言葉をよく耳にするようになりました。
- リフォームに興味はあるけど実はよくわからない
- リフォームの費用ってどれくらい?
こんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、
- そもそもリフォームとは?
- リノベーションとの違い
- リフォームにかかる費用の相場
についてご紹介していきます!
目次
リフォームとは?
そもそもリフォームって具体的にどんな意味なんでしょうか?近い言葉にリノベーションもありますが、リフォームとはどう違うのでしょうか?
リノベーションとの違い
前提として「リフォーム」と「リノベーション」には明確な違いはありません。業界内でもケースバイケースで色々な使い方がされるのです。
ただ、ざっくりと以下のような違いがあります。
- 「リフォーム」は元の価値に戻すこと
- 「リノベーション」は価値を付け加えること
壁紙を張り替えることや、古くなった設備を取り替えるなど、物件を新築時の価値に戻すようなことは「リフォーム」に含まれます。
一方で「リノベーション」は間取りを変えることやシステムキッチンの導入など、物件に元以上の価値を付け加えるようなことが該当します。
全体リフォームにかかる費用の相場
ここまで、
- そもそもリフォームとは何か
- リノベーションとの違い
についてご紹介してきました。
ここからは具体的に全体リフォームにはどのくらいの費用がかかるのかについて解説して行きます!
増築
部屋の増築は、1階へ部屋を増やしたい場合と2階に部屋を増やしたい場合とに分けられます。1階への居室の増築は坪60万円〜が相場です。一方で2階への増築は坪120万円〜が相場です。増築分の重さを支えるための補強工事が必要となるため、1階と比較して割高となります。
全面丸ごとリフォーム
全面丸ごとリフォームの場合は250万円〜1,500万円くらいが相場です。
全面リフォームの場合は築年数や建物の劣化度合い、水回りの交換を含むのかなどにより費用が大きく変わってきます。
実際に見積もりを出してもらい比較検討するのがおすすめです。
二世帯リフォーム
二世帯リフォームは500万円〜2,000万円くらいが相場です。
一般的に水回りの増築には特に大きな費用がかかります。よって、リビングや水回りは一緒に使うという共有型リフォームは完全分離型のリフォームよりも費用を抑えることができます。
部分リフォームにかかる費用の相場
ここまで建物全体に関わるリフォームの相場についてご紹介してきました。
ここからは、部分的なリフォームにかかるリフォームの相場についてみていきます!
居室
居室の部分リフォームが必要になるのは以下のようなケースがあります。
- 騒音が気になる → 二重窓の取り付け
- 収納が足りない → ウォークインクローゼットの設置
費用はそれぞれ5〜60万円をみておくと良いでしょう。
水回り
水回りのリフォーム費用の相場はそれぞれ以下の通りです。
- キッチン: 50~150万円くらい
- トイレ: 20~40万円
- 洗面台: 10~30万円
- 浴室: 40~130万円
水回りの設備は毎日使うものです。大きなリフォームをする場合は、出来るだけカタログでけで判断せず、実際に見てみることがおすすめです!
外壁・屋根など
外壁・屋根のリフォームの費用相場は70万円~150万円くらいです。
費用を抑えるポイントは、外壁と屋根のリフォームは同時にやってしまうこと!
施工に必要な「足場代」が1回分で済むからです。
また、別々の業者にそれぞれやってもらうより、1つの業者にまとめてやってもらった方が気持ち的にも楽ですよね。
リフォーム済み物件の家賃相場
ここまで既存の物件のリフォーム費用の相場についてご紹介してきました。
ここからはリフォーム済み賃貸を借りる時の、
- 家賃相場
- メリット、デメリット
について解説していきます!
リフォーム済み賃貸の家賃相場は立地や広さによって変わってきますが、大阪府大阪市内で25~40平米のワンルーム~1DKを想定した場合、6万円~8万円くらいが一般的です。
一方で新築・築浅物件の家賃は8万円~10万円くらいが相場です。
新築に近い綺麗な物件に比較的安い家賃で済むことができることが、リフォーム済み賃貸のメリットと言えます。
水回りなど見えないところの老朽化や建物の耐震性、防音性などは新築・築浅と比べると不安が残ります。
内装のデザイン性を重視する人、家賃を抑えたい人には特に、リフォーム済み賃貸がおすすめです!
まとめ
この記事では、
- そもそもリフォームとは?
- リノベーションとの違い
- リフォームにかかる費用の相場
- 賃貸済み賃貸のメリット・デメリット
についてご紹介しました。
ぜひリフォームを検討する際の参考にしてくださいね!