アパートなどの賃貸物件を探す中で、家族構成によって選択肢に入る不動産物件が異なります。
不動産会社で相談した場合も、単身なのかそれ以外が聞かれる場合があります。
今回は、一人暮らしと二人暮らしにおすすめの間取りをご紹介します。
これからアパート探しをしようと考えている人は必見です。
目次
一人暮らし向けのおすすめ不動産物件
一人暮らし向けの物件は、そこまで広くないケースが多いです。
もちろん広い物件に暮らしている人もいますが、1Kや1DKといった間取りの物件で生活するのが一般的です。
まずは、一人暮らし向けのおすすめ不動産物件からご紹介していきます。
余さない間取り
一人暮らしをする時の部屋選びで、広いところを選びたいと考える人もいるでしょう。
部屋がいくつもある広い物件に憧れる気持ちもわかります。
しかし、一人暮らしをするなら持て余さない間取りの物件を選ぶのが快適に生活するためのポイントです。
一人暮らしをするアパートを探しているなら1Kや1DKほどの物件がおすすめです。
居室に関しては、デスクやベッドなどを設置して窮屈だと感じない広さを選ぶと快適に過ごせます。
ついインテリアなどをこだわりたくなってしまう気持ちもわかりますが、無駄のない部屋の方が過ごしやすいことを念頭に置いておきましょう。
おすすめの間取りは?
一人暮らし向け物件に多い間取りをエリアごとにご紹介します。
・北海道エリア
北海道エリアは、1LDKの物件が多く見られます。
家賃は4万5,000円~6万円ほどに設定されている物件が多いようです。
・関東エリア
関東エリアは、1K~1LDKの間取りが一人暮らし用物件に多くなっています。
家賃は、6万円~11万円ほどの物件が多く見られます。
・東北エリア
一人暮らし向けとなるとやはり1K~1LDKの間取りを採用している物件が大半を占めています。
家賃は関東エリアよりも格段に安く、5万円前後に設定している物件が多いです。
・関東甲信越・北陸エリア
関東甲信越・北陸エリアでは、1Kの物件が多い傾向があります。
中には、1SKという少し珍しい間取りも見つかりました。
家賃は、5万円前後が相場となっているようです。
・東海エリア
東海エリアは、1DKや1LDKの物件が多い印象を受けます。
家賃の相場は、5万円~6万円ほどです。
・近畿エリア
近畿エリアは、1K~1LDKの間取りを採用している物件が多い傾向です。
物件によっては、1階が1K、2階が1LDKとなっている物件もあります。
家賃は、5万円~7万円ほどに設定されているところが多いです。
・中国・四国エリア
中国・四国エリアは、1Kと1LDKが半々くらいとなっています。
家賃は、4万円~5万円ほどの物件が多くなっています。
・九州・沖縄エリア
九州・沖縄エリアも他と同じく、1Kや1LDKの物件が多いです。
家賃は、7万円前後に設定されているところが多い傾向です。
一人暮らし向けの物件として検索してみると、間取りは基本的に同じようなものとなっています。
部屋の向きや角部屋などの条件によって住み心地が変わってくるので、それらを加味して選ぶことがポイントになるでしょう。
二人暮らし向けのおすすめ不動産物件
同棲や結婚を機に引越しをする場合は、二人暮らし向けの不動産物件を探すケースが多いです。
続いては、二人暮らし向けのおすすめ不動産物件をご紹介します。
1Kは狭すぎる!
アパートの間取りは色々ありますが、1Kは二人暮らしには狭すぎます。
また、1Kは基本的に単身向けの物件となっているのでそもそも二人暮らしができないケースも珍しくありません。
途中から二人暮らしを始めるのであれば、大家さんから許可をもらう必要があります。
大家さんが近くに住んでいない物件は、不動産会社に確認を取るようにしましょう。
二人暮らしをNGとしている物件に暮らしている場合は、引越しをしなければいけません。
同棲などのために二人暮らしをしたいのであれば、1LDKや2LDKなど広めの物件を選ぶのがおすすめです。
ただし、部屋が広くなると家賃も高くなってしまうので、予算によっては立地条件などを妥協しなければいけないケースもあります。
おすすめの間取りは?
二人暮らし向け物件に多い間取りについても、エリアごとにご紹介します。
・北海道エリア
北海道エリアは、1LDKや2LDKの物件が多く見られます。
中には、4LDKなどかなり広い物件もあるので結婚して子どもが生まれてからも同じ場所で生活をする人にはおすすめです。
家賃は5~6万円ほどに設定されている物件が多いようです。
・関東エリア
関東エリアは、4Kや4LDKなど広い間取りもありますし、1LDKなどそこまで広くない間取りもあるので、幅広い物件から選びやすいです。
家賃は、20万円ほどとなっています。
・東北エリア
一人暮らし向けとなるとやはり1LDK~3LDKの間取りを採用している物件が多い傾向となっています。
家賃は、5~7万円ほどに設定している物件が多いです。
・関東甲信越・北陸エリア
関東甲信越・北陸エリアでは、2Kや2DKの物件が多い傾向があります。
場所によっては一戸建ての賃貸物件もあります。
家賃は、4~5万円前後が相場となっているようです。
・東海エリア
東海エリアは、1DKや1LDKの物件が多い印象を受けます。
家賃の相場は、5~6万円ほどです。
・近畿エリア
近畿エリアは、1 LDK~4LDKの間取りが見られます。
家賃は、5~6万円ほどに設定されているところが多いです。
・中国・四国エリア
中国・四国エリアは、2DKと2LDK、3LDKの物件が多い傾向にあります。
家賃は、4万円~5万円ほどの物件が多くなっています。
・九州・沖縄エリア
九州・沖縄エリアは、2K~3LDKの物件が多く、エリアによっては4LDKの物件もあります。
家賃は、6万円~10万円前後と幅広くなっています。
二人暮らし向けの物件は、間取りが多岐にわたるのでライフスタイルにあわせて選択するのが良いでしょう。
エリアによっては一戸建ての賃貸物件もあるので、将来的にそこに住み続けるかどうかも物件選びのポイントになります。
まとめ
賃貸物件を選ぶ時に一人暮らしをするのか、二人暮らしをするのかによって、選択肢が大幅に変わります。
また、子どもがいる場合は子ども部屋のことを考える必要があるので、選ぶ時のポイントが異なります。
もしも一人暮らしや二人暮らしをするなら、今回紹介したおすすめの間取りをぜひ参考にしてみてください。
それぞれのライフスタイルによって、適した間取りは違うので、それも加味した上で決めるようにしましょう。