UR賃貸のデメリットを確認!契約後に後悔しないためには?

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UR賃貸は、礼金なし・仲介手数料なしといったメリットから多くの人が注目していることでしょう。
しかしメリットばかりではなく、デメリットがあることにも注目しなくてはなりません。
ここではUR賃貸のデメリットをご紹介していきながら、契約時に覚えておきたい後悔しないポイントもお伝えしていきます。
URの物件が気になっている方だけではなく、そもそもUR賃貸がどういった特徴があるのか知りたい方も、ぜひご覧ください。

UR賃貸とは

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UR賃貸とは、日本住宅公団や宅地開発公団地域整備振興公団と呼ばれる経営団体が運営している賃貸になります。
上記経営団体名は以前のもので、現在は「UR都市再生機構」によって経営されており、そこからUR賃貸と呼ばれるようになりました。
UR都市再生機構は全国に70万戸以上の物件を扱っており、建物を建てたり、部屋を紹介したり、さらには管理運営まで行っていたりと一貫したサービスを提供しています。
そのため仲介手数料や礼金がかかることがなく、引越し費用を抑えられるという特徴があります。
また、更新料も掛からないのがUR賃貸の嬉しいポイントです。
更新手続き自体も必要ないため、長く住み続ける人がたくさんいます。

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知っておきたいUR賃貸のデメリット

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様々な特徴からメリットが多くあるように思えるUR賃貸ですが、残念ながらデメリットも潜んでいるのです。
続いてはそのデメリットについてご紹介していきましょう。

審査が厳しめ

UR賃貸の契約では保証人を必要としません。
しかしながらその分審査が厳しめであるのが難点だと言えるでしょう。
審査を通らなくては、契約すらもできずに終わってしまいます。
UR都市再生機構の審査基準としては、家賃の4倍程度の収入が毎月あること、また家賃が一定の金額を超える場合にはUR都市再生機構が定めた固定額を稼いでいる必要もあるのです。
ただし1年分の家賃を前払いすることによって収入問題をクリアできる場合もあるので、困った時は相談してみましょう。

家賃が高め

審査基準が厳しめでありながらも、UR賃貸は家賃が高く設定されています。
その理由はURの賃貸が広めに設計されていることにあります。
UR賃貸は初期費用が少ないことばかりに注目しがちですが、家賃の高さによって後々損するケースも見られるので、しっかりと総費用を計算し他会社が経営している賃貸とよく見比べておくようにしましょう。
その際は更新料が不要であることも加味してじっくりと検討してみてください。

駅から遠い場所にあることも多い

UR賃貸は閑静な住宅街に建てた団地や、古くから運営し駅ができたり商業施設ができたりする前に建てられた建物も多く、あまり立地が良いとは言えない物件も多くあります。
駅から遠いとなればバスを使って移動する必要もあるでしょう。
駅近でないことで面倒が増えるのであれば引越しする意味もなくなってしまいます。
UR賃貸はアクセスが悪い物件もあると覚えておきましょう。

建物や設備が古いこともある

前述でもご紹介したようにUR賃貸は昭和30年に設立された日本住宅公団の際から運営されリフォーム・リノベーションを繰り返してきた物件が多いため、古く感じる建物も多くあります。
設備が古いものも多く、マンションタイプの賃貸なのにエレベーターがなかったということも見られます。
高層階で比較的賃料が安く、その他UR賃貸ならではのメリットがあるとして、内見せずに選んでしまうのは危険です。
しっかりと内装・外装もしっかりと確認しておくことが重要になってきます。

UR賃貸で後悔しないためのポイント

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最後はUR賃貸の契約で後悔しないためのポイントをお伝えしていきます。
契約前にはこれからご紹介していく内容を今一度確認してみてください。

公式サイトから空き情報を調べる

UR賃貸はあらゆる不動産ポータルサイトに掲載されています。
中にはUR賃貸の仲介を専門としている企業もあるのですが、そちらに関してはあまり利用をおすすめしません。
理由としては仲介会社があることによって契約の申込までに時間がかかってしまうからです。
UR賃貸は公式サイトからの申込の方が圧倒的に有利になります。
全国の空室状況の確認もURの公式サイトから行うようにしましょう。

内覧は必ずする

どんなに自分好みの物件だったとしても必ず内覧は行うようにしてください。
ただ、UR賃貸は問い合わせたその日に内覧できる可能性は低いので、最寄りの店舗に直接内覧の依頼をするのではなく、事前に内覧予約をしておくのがおすすめです。
またUR賃貸では住んでいる状態の部屋を内覧させてもらうことができます。
この時仮申請しておくことで退去前の物件を確保することもできるので、気に入った物件は積極的に問い合わせてみましょう。

他の物件と比較して選ぶ

賃貸はUR賃貸に限らずあらゆる物件が住んでから後悔するポイントが見つかることも多くあります。
こうした失敗は他の物件と比較しなかったことで生まれやすいので、しっかりと複数の物件と比較するようにしましょう。
おすすめなのは2~3件以上の物件と見比べることです。
内覧した物件を多くすることで、自分にとって何を重視して選ぶべきなのかということも見えてくるでしょう。

デメリット・注意点を確認して契約する

UR賃貸契約時はデメリットや注意点を振り返るようにしてください。
どんなにメリットを感じられる物件でも何かしらにデメリットが隠れているはずです。
ペット可、光回線導入済みといった魅力的な物件の裏に隠されたデメリットにも目を凝らしてみましょう。
そのデメリットがあったとしても問題なく住み続けられると思えたら契約に進んでも大丈夫でしょう。

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まとめ

UR都市再生機構によって長い期間運営されてきたUR賃貸物件は、メリットがありながらデメリットもある物件が多いです。
父や母の世代から聞いた評判を頼りにUR賃貸を契約する人は多くいますが、デメリットを知らないことで失敗したという方もいます。
そんな悔しい経験をしないためにもUR賃貸は他の物件と比較しながら慎重に選んでいく必要があると言えるでしょう。
UR賃貸を検討している方は、ぜひご紹介してきた内容を忘れずに内覧や契約を進めてみてください。