中古マンションのメリットとは?購入前に知っておきたい注意点も

中古マンション

マンションの購入を考えた時、新築もしくは中古のどちらかを選び必要があります。
できれば新築が良いと考える人が多いとでしょうが、中古には中古ならではのメリットがたくさんあります。
その分、新築にはない注意点もあるので、その点を理解して中古マンションを購入しなければなりません。
そこで今回は、中古マンションのメリットと注意点について解説します。
マンション購入に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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中古マンションを買うメリット

中古マンション

新築ではなくあえて中古マンションを買うメリットには何が挙げられるのでしょうか?主に5つのメリットがあるのでご紹介します。

新築よりも安い

中古マンションは、新築マンションよりも安いのが1番のメリットです。
新築マンションを購入した場合、買った時点でマンションの価値が2割も下がると言われていることはご存知ですか?
特に駅から近かったり、商業施設や公共施設が充実していたりなど住環境として良いエリアは人気が高く、資産価値が高いので新築となると高額です。
実は、新築マンションは買った時点で未購入時点よりもマンションの価値が2割も下がると言われています。
つまり、一度誰かが購入したマンションは中古として売り出されると、新築よりも約7割の価格で購入できるということです。
資産価値が下がりにくいエリアなら、中古マンションでも価値が落ちにくいです。
そのため、新築よりもお得に価値のあるマンションを購入できる可能性を秘めています。
予算的に新築は買えない方も手が伸ばしやすくなります。

物件数が豊富で好きなエリアに住める

中古マンションは物件数が豊富です。
資金的に希望エリアの新築マンションを変えない人も、価格が押さえられた中古マンションなら選択肢の幅を広げられます。
住みたいエリアで購入できるマンションの選択肢を広げたい時は、中古マンションからも探してみてください。

購入前に見学ができる

中古マンションは、購入前に実際にどのようなマンションなのか、部屋や設備などの現状を見学することができます。
新築マンションを購入するとなると、建築予定・建築中の段階で契約しなければいけません。
そのため、住む部屋の日当たり・眺望などを確認できません。
購入前に見学がしっかりできるのは中古マンションならではでしょう。

リフォームやリノベーションで改装できる

中古マンションは、新築よりも安く購入することができます。
そのため、浮いたお金で自分好みの部屋や設備などにカスタマイズしやすいのが特徴です。
リフォームやリノベーションで改装できるのも中古マンションの強みでしょう。

控除や税金の軽減措置を受けられる

中古マンションも新築マンションのように、不動産取得税の軽減措置や住宅ローン控除を受けることが可能です。
住宅ローン控除の審査は、中古マンションを購入した場合の条件が追加されるので少々手間にはなります。
しかし、夫婦の共有名義で住宅を購入した場合は、控除が夫婦で受けられるというメリットもあります。

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中古マンションの購入で注意したいこと

中古マンション

生活感が残る中古マンションでは、新築にはなかった欠点もあります。
買って後悔しないためにも、購入の注意点を見ていきましょう。

築年数によっては改修が必要

中古マンションの築年数によってはマンションの構造自体が劣化してしまっている場合も否めません。
その場合には、改修が必要です。また、基本構造の仕様が低い物件だとリノベーションやリフォームにも制約があり、設備の後付けができないこともあります。

耐震性が低いことも

マンションの耐震基準は、昭和56年に建築基準法で改正されました。
基準法が改正される前の旧耐震基準のマンションと、改正後の新耐震基準のマンションでは耐震基準が大きく違います。
勿論、旧耐震基準のマンションの中には、補強工事を行って、新耐震基準のマンション同様の耐震性となっているマンションもあります。
マンション探しの段階でしっかりと耐震性を確認しましょう。

フルローンで組めない場合がある

フルローンとは、頭金や自己資金なしで全てローンによって支払うことです。
中古マンションを購入する際は、フルローンを組めない場合があります。
理由は、建物の価値が下がった状態の住宅を購入することになるからです。
金融機関の担保額と購入金額に差が生まれ、ローンがフルで組まない可能性があるのです。

最新設備が備わっていない可能性がある

マンションの設備は進化しており、新築では最新設備やセキュリティが導入されています。
しかし、中古マンションは築年数によりますが設備が古かったり、オートロックなどのセキュリティが導入されていなかったりする可能性があります。
設備が古いまま引き渡されると、壊れてすぐに新品を購入・交換しなければいけません。
ガスの給湯器や住宅設備の耐久年数が超えている場合には、新品に変えてもらってから契約をしましょう。

資産価値のある物件を選ぶ

中古マンションを購入する際は、資産価値のある物件を選ぶことが何よりも大切です。
例えば、立地・眺望・日当たりが良い、管理やメンテンナンスがしっかりされていると資産価値は高くなります。
ランドマークが見える夜景のエリアなどは人気が高いため、値崩れしにくい物件と言えるでしょう。
資産価値が高いマンションを選ぶことで、いざマンションを手放すことになった時に、価値を殆ど落とさずに売ることができるのです。
中古マンションを購入するのであれば、資産価値が下がりにくいマンションを選びましょう。

まとめ

新築マンションと中古マンションのどちらを購入するか迷っている時には、両方のメリットとデメリットを比較してみましょう。
中古マンションは、豊富なエリアから新築よりも7割ほど安く購入できるのがメリットです。
また、浮いたお金で部屋をリフォーム・リノベーションして暮らしやすい部屋に変えていく方法もあります。
新築マンションは、購入前に日当りや眺望を確認できませんが、中古マンションは実際に部屋や施設の見学ができます。
中古マンションを買うのであれば、耐震性や築年数、設備などをしっかりと確認してください。
また、資産価値がなるべく下がらない中古マンションを選ぶことで、将来手放すことになっても価値が下がりにくいので、資産価値が高い中古マンションを購入しましょう。