お風呂の水道代は1回あたりいくらかかる?節約方法もご紹介!

お風呂

家には水回りの設備がたくさんありますが、中でもお風呂は一度の多くの水を使うことになります。
しかも、基本的に毎日使うので水道代が気になるという方は多いでしょう。
水道代を少しでも軽減できれば、その分を食費や交際費、貯金など別の目的に回すことができます。
そこで今回は、1回のお風呂でかかる水道代の目安から水道代の節約術までご紹介します。
水道代が高くて困っている方はぜひ参考にしてみてください。

お風呂の水道代は1回あたりいくら?

お風呂

1回のお風呂につきどれだけの水道代がかかっているのか知っていますか?
一般家庭の浴槽にお湯を張る場合、約200Lの水が必要です。
水道料金は自治体によって異なりますが、200Lの水を張った場合の単価目安は35円程かかります。
1ヶ月間(30日)毎日水を貯めた場合、1ヶ月あたりの水道料は最低でも1,050円と算出できます。
1年間(365日)にすれば、最低でも12,775円の水道代を支払っていることになります。
また、お風呂は浴槽に浸かるだけではなく、髪や体を洗うためにシャワーも使用するので、1回あたりの単価は50~70円程になるでしょう。
そうなると、水道代は1ヶ月あたり約1,500~2,100円、1年間あたり約18,250~25,550円かかることになります。
さらにお風呂を利用する人数によってもシャワーの使用量は変わってくるので、ますます高くなるでしょう。
35円の単価だけを見ると安い印象がありますが、毎日使うとなるとそれなりにお金がかかっているのです。

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シャワーだけで済ませた場合はどのくらいになる?

シャワー

水道代を節約するなら浴槽を使わず、シャワーだけで済ませれば良いと考える人も多いでしょう。
そこで気になるのが、シャワーだけの入浴に水道代の節約効果はあるかどうかです。
シャワーヘッドの性能にもよりますが、1分間あたりに出る水の量は約10~12Lと言われています。
12L出ると仮定すると、17分前後の使用で浴槽1杯分の水を使うことになります。
つまり、17分前後シャワーを浴びた場合、浴槽にお湯を貯めた時と同じように35円程の水道代が発生していることになります。
一人暮らしの場合、浴槽に張る水がない分、シャワーだけの方が水道代は抑えられるかもしれません。
しかし、家族と暮らしている場合はシャワーを利用する人と時間に応じて水道代がかかります。
全員17分前後でシャワーを利用しているのであれば、浴槽に水を張る時よりも水道代が高くなる可能性があるでしょう。

お風呂の水道代を節約するには

お風呂

上記でご紹介したお風呂の水道代はあくまでも目安であり、実際ももっとかかる可能性があります。
しかし、工夫次第では水道代を今よりも減らすことが可能です。
ここからはお風呂を沸かすケースとシャワーだけで済ませるケースごとに、水道代の節約術をご紹介します。

お風呂を沸かす場合の節約術

毎日浴槽にお湯を張ってゆっくり入りたい人は、以下の節約術を意識してみましょう。

・必要な分の水だけを張る
水道代は使った水の量に発生するので、必要以上に水を使わないことが節約のポイントです。
浴槽に入るとお湯が外に溢れ出てしまう場合は、張る水の量を見直してみましょう。
張る水の量を減らすだけでも長期的に見れば大きな節水と水道代の節約につながります。
水の量が減ると肩まで浸かれず、体が温まらないのではと不満に思う方もいるはずです。
水が少なくなる分、浴槽に浸かる時間を長くいきましょう。
時間をかけてじっくりお湯に浸かれば、少ないお湯の量でも体をポカポカに温めることは可能です。
肩回りの冷えが気になる時は、手や桶にお湯を汲んで肩にかけてあげるのも良いでしょう。

・風呂掃除の頻度を減らす
清潔を維持するためには、できるだけお風呂掃除は毎日行うのが好ましいです。
しかし、毎日浴槽の水を入れ替えるとなると、それだけ水を使うことになります。
少しでも節約につなげたいのであれば、お風呂掃除を毎日ではなく2日に1回にして頻度を減らすのも一つの手です。
洗った日の翌日は追い焚きのみにすれば水は使わないので、浴槽1杯分の水道代を節約できます。
ただし、入浴後の浴槽の水は雑菌が繁殖している可能性があり、またお風呂に入る人数によっても汚れ具合は異なります。
2日程度であれば健康被害が出るリスクは低いと言われていますが、追い焚きだけする場合は浴槽の汚れ具合を確認した上で行ってください。
衛生面で抵抗がある方は毎日洗い、使う水の量を抑えることを心掛けましょう。

シャワーだけで済ませる場合の節約術

シャワーだけで短くお風呂を済ませる方は、以下の節約術を意識してみましょう。

・こまめにシャワーを止める
シャワーの水を流しっぱなしにすることが多い人は、その習慣をやめましょう。
流しっぱなしにしていれば、使っていない間も水を無駄に消費することになります。
髪や頭などを洗っている間は一度止めて、使う時だけ流すようにすれば、水の無駄遣いもなくなり節約につながります。

・節水シャワーヘッドにリフォームする
1回に出る水の量を減らしてしまうのもおすすめです。
各メーカーからは節水仕様のシャワーヘッドが開発されています。
従来のシャワーヘッドよりも出る水の量が少ないので、同じ時間シャワーを使っても単価に差が出やすくなります。
水の量が減ると流す時間が増えるイメージがありますが、その点も工夫して開発されているので、以前よりも使いにくいと感じることはないでしょう。
商品によってどれだけ節水できるのか、また性能も違うのでショールームなどで仕様を確認して選ぶことが大事です。

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まとめ

今回はお風呂の水道代についてご紹介しました。
1回のお風呂でかかる水道代は微々たるものですが、長い目で見ると結構な金額が掛かっています。
特に家族がいる場合は、その人数やお風呂の入り方によっても左右されます。
浴槽にお湯を張るにしても、シャワーだけで済ませるだけにしても、必要以上に水を使わないことが節約のポイントです。
お湯を多く張っている、シャワーを流しっぱなしで使っている人は無駄に水を使っている状況なので、その入浴方法を見直していきましょう。
浴槽のお湯を減らしたくない、毎日洗って清潔を保ちたい方は、シャワーヘッドを節水仕様に変えるのもおすすめです。
わずかな節水でも総合的な水の量は減っているので、水道代の節約効果は十分に期待できます。