10畳のリビングダイニングには家具をどう配置する?レイアウトを考えよう

インテリア

リビングダイニングは、テレビを見ながらくつろいだり、家族みんなで食卓を囲んだりと思い思いの時間を過ごすことができる場所です。
リビングダイニングで過ごす時間が快適であるためにも、レイアウトにはこだわりたい方が多いのではないでしょうか。
10畳程度のスペースであると、食卓用のダイニングテーブルやリビングのテーブルなどの家具を置くと少し狭く感じてしまうかもしれません。
そんなリビングとダイニングが一緒になった限られたスペースを広く見せるために、家具の配置などレイアウトについてご紹介していきます。
家具の配置以外にも、部屋を広く見せることができる方法についても触れていくのでぜひ目を通してみてください。

10畳のリビングダイニングの広さはどれくらい?

部屋

10畳という広さはマンションやアパートにも取り入れられることが多い広さです。
何畳と聞いてもパッと大きさのイメージが湧く方は少ないかもしれません。
10畳のリビングダイニングのレイアウトを考える前に、まずは10畳の広さについて知っておきましょう。

平米に直した時の広さ

不動産会社で取り扱われる間取り図は、公正競争規約施行規則により1畳=1.62㎡と決められています。
そのため、10畳を平米数に直すと16.2㎡になります。
縦が3.6m、横が4.5mの広さをイメージすると分かりやすいでしょう。
マンションでは1畳を1.62㎡と表していますが、戸建ての住宅の場合はサイズによって表記が変わる場合があります。

同じ平米でも形や明るさで印象は異なる

例えば、同じ10畳の部屋が2つあったとします。
同じ16.2㎡平米の部屋を比べてみても、部屋の形や明るさによって広さの印象の感じ方が変わってきます。
正方形の部屋よりも長方形の部屋の方がパッと見た時の印象で広く感じる方が多いでしょう。
また、部屋に入る光の入り方や明るさによっても広さの印象が変わってきます。
大きな窓を設置することで視覚的な広がりがあるため、より大きな空間に見えるのです。
日当たりの良いリビングダイニングは部屋も明るくなりますし、過ごしている人の居心地にも関係してくるでしょう。

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10畳のリビングダイニングに置ける家具・家電

インテリア

リビングダイニングとなると食事をするダイニングのスペースとくつろぐことができるリビングのスペースを確保したいと思う方は多いです。
そうなってくると、ダイニングテーブルやソファセット、テレビ台などを設置するだけの広さが必要となってきます。
限られた10畳というスペースを使って家電や家具を置くためにも、工夫できるポイントがいくつかあります。

サイズ感は2人用がベスト

「このデザインの家具で揃えたい」、「ソファは足を伸ばして寝転べるものがいい」など、人によって欲しい家具は様々です。
10畳の部屋に置いても圧迫感のない家具のサイズは、2人用程度の大きさがおすすめです。
ソファやダイニングセットは小型のものを選ぶなど、大きすぎないサイズを選ぶようにしましょう。
10畳の広さの中にソファやダイニングセットを置くことは可能ですが、広々とした印象の部屋からは遠ざかってしまいます。
広い部屋に近づけるためには、ソファかダイニングセットのどちらかを諦めるという選択肢も検討しておきましょう。

テレビは壁掛けだとより広い印象に

一般家庭では、テレビはリビングダイニングに設置し、テレビ台の上に置いている場合が多く見られます。
置いてあるだけで圧迫感が出てしまうテレビは、テレビやテレビ台の大きさによって部屋の広さの印象を左右してしまうので注意が必要です。
「テレビはテレビ台の上に置くもの」と思っている方が多いかもしれませんが、壁掛けにすることによって部屋を広く見せることができます。
壁掛けでテレビを設置するには壁への取り付けが必要になり、通常は壁に大きな穴を開けなければ付けられないとイメージされる方も多いです。
しかし最近ではホッチキスでテレビを壁に固定できる製品や、突っ張り棒で壁掛け風に見せる方法など様々な方法があります。
賃貸で壁に穴が開けられない部屋にもおすすめの方法です。

10畳でも広く見える家具の配置・レイアウト

部屋

10畳の部屋を広く使うためにも、家具の配置やレイアウトが重要になってきます。
ひと手間や工夫次第で、より広々と感じられる部屋を作ることも可能です。

ロータイプのインテリアを配置する

部屋を広く見せたい場合は、背の低いロータイプのインテリアを置くようにしましょう。
目線より高い位置にインテリアがあると圧迫感が出てしまうためです。
開放的なスペースを目指すためにも、ソファやテーブル、棚などもロータイプを選んでみましょう。

家具を配置する前に家事動線を確認

家事動線とは、家事をする上で部屋の中を人が移動する経路を線で表したものです。
ベランダへ洗濯物を干すために向かう動線上に遮るような家具はないかなど、家事をする人の行動・パターンを確認してから家具を配置することで、動きやすい快適な部屋になるでしょう。

リビングとダイニングで優先したいスペースを広げる

10畳のリビングダイニングは想像よりも実際には狭く感じてしまうのが現実です。
あれもこれもと置いてしまうと、窮屈になってしまう可能性があります。
そうならないためにも、家族みんながくつろぐことを重点にしてリビングのスペースを広げるのか、ダイニングセットを置いて広々とした食卓を確保したいのかなど、過ごす人の用途に合わせながら優先したいスペースについても最初に考えておくことが大切です。

鏡を設置すると広く見せられる

簡単に部屋を広く見せたい方には、鏡を置くことがおすすめです。
鏡に部屋が映ることで実際の空間よりも広い空間にいるような錯覚を作り出してくれます。
部屋を広く見せたいけど、大掛かりなことは面倒くさいという方はぜひ試してみてください。

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まとめ

10畳という広さをどう活用すべきかについて色々な角度からご紹介してきました。
自分の置きたい家具があれば、どれも置きたいと思ってしまうものです。
部屋を広く感じさせるためにも、家具はロータイプを選んだり、何を優先したいかを考えたりしつつ、自分好みのレイアウトを決めていきましょう。