理想の家を建てるには?自分なりの理想の家を考えてみよう

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家を建てるなら、こだわりや憧れを詰め込んだ理想の家にしたいものです。
しかし、間取りや設備に至るまで、具体的なイメージを挙げられる人はあまり多くないでしょう。
どうやったら理想の家が完成するのか、今回はポイントを解説していきます。

理想の家とは?

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家を建てようと思ったらまずは情報収集から始める、という人も多いでしょう。
情報をチェックしながら、どのような家を建てたいかイメージを膨らませていくのは楽しいものです。
ハウスメーカーのホームページや経験者の口コミを見たり、住宅展示場に足を運んだりすると多くの情報を集められるのでおすすめです。
住宅展示場にあるモデルハウスでは、最新の建材や構造、設備などを実際に見ることができるだけでなく、メーカーの担当者からの説明を聞けるのでとても便利です。
ところが、モデルハウスはあまり現実味のない間取りや仕様になっていることが多く、家づくりの参考にはならない場合があります。
住宅展示場にはさまざまなハウスメーカーのモデルハウスが建っているため、来場者の目を引くために豪華なオプションだらけだったり、見た目重視で使い勝手を考慮していない間取りであったりすることが多いです。
モデルハウスは実際に住むことは考慮されていないということを頭に入れておく必要があるでしょう。
理想の家とは、あくまでも自分や家族にとっての理想が詰まった家であることが重要です。

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理想の家にするために考えること

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では、どうすれば理想の家になるのでしょうか?
理想の家にするために考えなければならないポイントをみていきましょう。

自分の将来について

人生の中でも高額な買い物になる家は、そう何度も買い替えられるものではありません。
そのため、まずは自分の人生設計を考える必要があります。
子どもの人数や両親との同居、所有する車の台数などを具体的に考えることで自然と理想とする家の輪郭が見えてきます。

物件について

自分の人生設計に基づき、物件をイメージしていきます。
家族の人数に合わせて部屋数を考えたり、両親との同居となるなら思い切って世帯を分けたり、複数台の車を持つなら駐車スペースも広く取る必要があるでしょう。

経済面について

多くの人は住宅ローンを利用して家を建てることになります。
月々の返済は数十年続くため、返済が滞るようなことがないよう、控除や減税などの制度を賢く活用するなど、ローンそのものについても勉強しておく必要があるでしょう。
また、家は定期的なメンテナンスが必要です。
費用が捻出できないといった事態にならないよう余裕を持たせた返済計画を立てましょう。

住宅の性能や構造について

両親と同居の予定がある場合や、将来のことを考えた場合に、家にバリアフリー構造を持たせることは有効です。
あとからリフォームをすることも可能ですが、工事には手間も費用もかかるため、あらかじめ導入しておくとスムーズです。
また、省エネや耐震性、耐久性といった性能面も大切です。
コストを重視するとどうしても性能面が軽視されがちですが、長く暮らす家で快適に過ごすには性能の良さは欠かせません。
限りある予算の中でどのような性能を持たせられるのか、しっかりと検討する必要があるでしょう。

理想の家で重視したいポイントを書いてみよう

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理想の家を考える時、自分や家族が持つ要望を書き出してみることをおすすめします。
書いてみることで潜在的な理想が浮かび上がったり、家族の間で情報共有ができたりするので「こんなはずじゃなかった」「思っていたのと何だか違った」という後悔を最小限にできます。
とはいえ、自由に書き出していくのは難しいと感じる人もいるでしょう。
次の3つのポイントから考えてみると進めやすいです。

生活パターン

家で仕事をすることはあるか、子どもの勉強はどこでするか、普段料理はするか、買い物はどれくらいの頻度か、来客は多いか、ペットはいるか、洋服や持ち物の量はどれくらいか、といった普段の生活から考えていくと思い浮かべやすくなります。
他にも、休日は出かけることが多い、家族が揃って過ごす時間が長い、こだわりの趣味がある、昼夜逆転の生活が多いなど、家での過ごし方によって出される要望も変わるので、じっくりと考えましょう。

立地

要望の中には立地に関するものも重要です。
学校や公園、スーパーや病院など、施設の充実を優先したい場合や、駅から近い、職場から近いなどの通勤面を優先したい場合もあるでしょう。
また、歩道が広く街灯が整備されている立地がいいという人や、車生活なので利便性よりも広い敷地を確保したいといった人もいるかもしれません。
土地にどれくらいの予算をかけられるのかによって家の予算も変わってくるため、立地に関する要望の書き出しも忘れずに行いましょう。

設備

一度家を建ててしまうと設備に関する変更は難しく、大掛かりなリフォームが必要となることもあるため、設備に関する要望はしっかりと洗い出しておきます。
ドアや仕切りの少ない開放的な間取りがいい、エアコンが苦手なので断熱性や遮熱性の高い家がいい、収納スペースを多くとりたい、アイランドキッチンにしたい、トイレは3つ以上ほしい、浴室は2階がいいなど、思いつくままに書き出します。

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理想の家に欠かせないポイントをまとめよう

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重視したいポイントを書き出したら、その中から欠かせないポイントを選んでいきます。
家族の要望をすべて叶えられればいいですが、予算などもあり、なかなか難しいのが現実です。
どうしても外せない要望を選び出しておくと完成後に後悔するといった事態を避けることができます。
また、家づくりでは生活動線の確保が大切です。
広くスペースを取っても、出入口が一つしかなければ利便性は低くなってしまいます。
家族の要望をまとめてハウスメーカーに伝えられれば生活のしやすさも考慮した間取りを提案してもらえます。

まとめ

今回は、理想の家を建てるために必要なポイントについてご紹介してきました。
家は多くの人にとって人生の大きな買い物です。
しかし、家族全員の要望を反映できる家づくりは簡単ではありません。
完成してから「こんなはずじゃなかった」「想像していたものと違った」などと後悔することのないよう、購入前にしっかりと準備をしましょう。