今や中古マンションのリノベーションが当たり前!?事例を見ることで分かるリノベーションマンションの魅力

マンション

不動産投資を検討している人はマンション一棟を購入することを考えているでしょう。
マンション選びは非常に重要で、周辺環境や部屋の広さ、間取りなど様々な観点から人は物件を購入し、利益率を高めていきます。
そんな物件選びで今注目されているのが中古マンションです。

ここでは中古マンションの注目を集める要因になっているリノベーションと、リノベーションの施工事例のいくつかをご紹介していきます。
最後にはリノベーションのコツもお伝えしていくので、気になる方はぜひご覧ください。

マンション投資は今中古リノベーションが熱い!

マンション

現在新築マンションは高騰化しており、その水準はバブル期並みとなっています。
平均価格は6,284万円となっており、マンションでの不動産投資を行うことができない人が多くなってきています。
そんな背景から人気を集めるのが中古マンションです。

ただ中古マンションを古いまま運用していては、稼働率は上がりません。
そこで重要になってくるのがリノベーションで、中古マンションをリノベーションすることによって新築同様のマンションで人を集めることができるのです。

そして中古マンショを購入しリノベーションというのは新築マンション一棟を購入するよりも大分費用を抑えることが可能です。
中古マンションの平均成約価格は3,479万円です。
そこにリノベーション費用1,000万円ほどを足しても新築のおよそ2/3で収まってしまいます。
さらには、中古マンションの多くは都心部のアクセスの良い場所に建てられているものが多く、リノベーションさえしてしまえば資産価値が落ちにくいというメリットも得られます。
これらの理由があって、最近は中古マンションへの注目が高まっているのです。

中古マンションのリノベーション事例

リノベーション

ではいったいどのようなリノベーションを行うのがいいのでしょうか?
ここからは、中古マンションのリノベーションの施工事例を見ていきます。

部屋数を変えずにリノベーション

間取りを変えると部屋数が減少してしまうことも多いです。
しかし、夫婦で済む場合には部屋数が少なくても問題ないでしょうが、子どもがいる場合には子ども部屋の設置が必要になってきます。

学校の近くに物件がある場合には、家族での入居を検討する人も多いです。
そのため、不動産投資でマンションのリノベーションをする際も家族向けの間取りにすると需要が高まるでしょう。

例えば、元が3LDKのマンションであれば、リノベーション後も3LDKのままにします。
リノベーションのポイントとしては、リノベーション後をすることでどれだけ快適性を増すことができるかが重要となります。

そして、できるかぎりおしゃれな空間にすることもポイントです。
例えば、床は無垢材ウォールナットを使用し、扉はネイビーで仕上げるなど、ちょっとしたこだわりで中古マンションの雰囲気を感じずに独特な遊び心を感じさせる物件に仕上がります。
また、ロールスクリーンを設置することも有効でしょう。

広さを与えるならスケルトンがおすすめ

築年数が経過している古い物件の場合、天井が低いこともあります。
壁紙や床材は汚れていることも多く、張り替えが必要となるでしょう。
その場合、スケルトンと呼ばれる建物の構造部分(梁・柱・構造壁など)のみを残すリノベーションもおすすめです。
天井も抜くことになりますが、あえてそのままにすることで天井が高くなり、開放感があるので広い空間を演出することができます。

部屋数を少なくする

リノベーションも部屋数をあえて少なくし、広い空間の中で快適性を持たせる空間づくりをすることも可能です。
古い物件で部屋数が多い場合、リノベーション前までは空間が細かく仕切られていたことによって風通しが悪く、さらには生活も分断されていたことが想像できます。
それぞれの部屋が分かれているため、家族とあまり顔をあわせることができない、というデメリットもあるでしょう。
そういった物件の場合はリノベーションで壁を取り壊し、部屋数を少なくすることで開放感が生まれます。
壁がないので風通りがいいことはもちろんですが、家族みんなで集うことが多くなるので家族連れをターゲットにした不動産投資をする場合にも有効となります。
ただし、子どもの数が多い場合には子ども部屋の設置も検討してください。

動線を考えたリノベーション

家事は毎日行います。
古い物件の多くはそれぞれの部屋が分かれていることも多く、リビングを一度出てからそれぞれに部屋に行くことが多い構造です。
家事をする場合、お風呂やキッチン、サンルームなどが近くに合った方が家事の効率が上がります。
そのため、マンションでのリノベーションでも動線を考えた間取りの検討が大切です。

特に、キッチンが孤立をしていると料理を作っている人も孤立をしてしまい、疎外感を感じてしまうことがあります。
子どもがいれば目を離すことができずに家事もはかどらないでしょう。
そんな時には、独立していたキッチンをリビングとつなげ、対面型のキッチンにすることで解消できます。
家族とも会話を楽しみながら家事ができるため、コミュニケーションもとりやすくなるでしょう。

中古マンションのリノベーションのコツとは?

リノベーション

最後に中古マンションのリノベーションのコツについてご紹介していきましょう。

最初にプランを決めてから物件選びをする

中古マンションのリノベーションというのは、自分の好みの間取りや設計になりやすいものです。
理想を追求するあまり配管経路を考えずにいると、キッチンや浴室、トイレなどの勾配がとれずに水が流れなくなってしまうという問題が起きてしまいます。
まずはリノベーションのプランを考えてから物件選びをする方がこだわり抜いた素敵な部屋になるのです。

周辺環境からどんなリノベーションが適しているのかを考える

マンション運用はオーナーが素敵に思うだけでは人気物件にはなりません。
注目を集める物件にするためには、マンションがある周辺事情にも注目する必要があるでしょう。
例えば家族が多い街なのか、どのくらいの収入の人が住んでいるのかなど、これらの要素によっても、好まれる物件が違ってきます。
これらを踏まえて上でリノベーションプランを考えるのも投資家の役目になります。

まとめ

立地の良い場所に建ちつつも手に入れやすい価格が魅力の中古マンションですが、古い物件であればデメリットも多いでしょう。
しかし、中古であってもリノベーションを行えば新築のような魅力あふれる物件に変わりたくさんの人から注目を集めます。
どのような施工が良いかは、その人の感性次第ではありますが、リノベーションプランはマンションが建つ場所の環境を考えることでニーズに合ったマンションにすることができます。
ぜひ、今回ご紹介してきた事例を参考にして、古さを感じさせない素敵な物件を作ってみてはいかがでしょう。