一生に一度のマンション購入。何から始めればよいの?購入までの流れって?ローンの手続きとかどれくらい時間がかかるの?など気になること、分からないことが一杯ですよね?今回は、マンション購入までの流れと手続きを分かりやすく説明します。
目次
マンション購入までのステップ
ステップ1(夢をふくらませましょう!)
まずは情報収集から始めましょう。インターネットが効率よく情報を集められます。新築マンションは広告が入りますので、新聞の折り込みなどをチェックしましょう。雑誌を買って、切り抜きやコラージュを子供と作るのも楽しいですね。家族みんなの話も聞きながら、イメージをふくらませましょう。
ステップ2(資金計画を立てましょう)
「マンションを買おう」と決めたら、資金計画を考えましょう。今の家賃にプラスいくら?ボーナス払いでいくら?と考えるとイメージしやすいです。ここからローンで借りる金額を計算し、頭金を足した額がおおよその購入金額になります。ローンは少ないほうがよいですが、月々の返済、ボーナス払い、支払い期間の組み合わせで、借りられる金額は変わります。ベースとなる購入希望金額と、どこまでなら許容範囲か?の両方を決めておきましょう。
ステップ3(物件を探しましょう)
希望するエリアから物件を探しましょう。実際に完成していれば現物を見ることができますが、まだであればモデルルームを見学することになります。建築予定地を車や自転車でまわってみて、周りの環境を確認しておくことも大事です。
良い物件は早いもの勝ちです。予算の許容範囲を決めておき、「これ!」という物件に巡り合えたら即決断できるようにしておきましょう。
ただ現実は、予算、広さ、場所、周囲の環境などすべてが希望通りの物件はなかなか見つかりません。予算を高くすることが出来ればなんとでもなりますが、希望額+300万円が許容範囲の限度かと思います。
優先順位は人それぞれですが、資産価値としては「駅に近いなどの場所の利便性」のほうが「部屋の広さ」「設備の充実さ」よりも評価されます。将来なにがあるか分かりませんので、資産価値を基準にするのも一つの方法です。
ステップ4(申し込み、契約、ローン、引っ越し)
購入申し込みには、「申込証拠金」が必要なことがあります。10万円くらいですが、契約しなかった場合は返金されます。
数日後、売主から重要事項の説明として、「購入する物件」と「売買契約の条件」の説明があります。重要事項説明に納得できれば、いよいよ契約となり、物件価格の5~10%の手付金を支払うことになります。契約となるともう後戻りは出来なくなりますので、不明な点があれば納得するまで確認しましょう。
その後、銀行などでローンを契約、内覧、残金決済となり、ようやく物件の引き渡しとなります。建物が完成していたとしても、申し込みから引っ越しまでは色々な手続きがありますので、1か月程度時間がかかると考えておきましょう。
まとめ
一生に一度の買い物なので、複数の物件を比較検討することはとても大事です。ただ「完売御礼とネットに書いてあったが、後学のため見学に行くと、ちょうど角部屋でキャンセルが1件でていた」など縁が決め手となることもあります。意外な出会いがあったりしますので、あきらめずに動いてみることが大事だと思います。