マイホームを建てようと考えた時、少しでも予算を抑えて建てる方法はないか考える人は多いです。
そのような時に検討したいのがローコスト住宅です。
今回は、ローコスト住宅を建てる時のチェックポイントやおすすめのハウスメーカーについてご紹介します。
これからマイホームを建てようと考えている人は、ぜひ目を通してみてください。
目次
ローコスト住宅でチェックすべきポイント
はじめに、ローコスト住宅でチェックすべきポイントからみていきましょう。
安全性
1つ目のチェックポイントは安全性です。
ローコスト住宅に限った話ではありませんが、家を建てる前に建築確認申請をしなければいけません。
その時に、住宅性能が基準を満たしているか、設計図に問題はないかなどの審査が行われます。
基準を満たしていないと判断された場合は、家を建てることができません。
つまり、その審査をクリアしていればローコスト住宅であっても、建築基準法の基準をクリアしているため、安全な住宅だと言えるのです。
設備
2つ目のチェックポイントは設備です。
ローコスト住宅は建築費を抑えているため、設備も安い物を使っていてすぐ壊れてしまうのではないかと不安を覚える人がいます。
しかし実際は、大手メーカーの設備を導入しているケースがほとんどなので、そのような心配をする必要は基本的にはありません。
しかし、仕様やグレードが決められていることが多く、自由に選べない可能性があります。
性能
3つ目のチェックポイントは性能です。
ローコスト住宅の場合、建築に使用する資材でコストカットを目指しています。
しかし、コストカットしているからと言って住宅の性能が低いというわけではないのです。
ローコスト住宅を建築しているハウスメーカーでは、効率的に材料を使ったり、現場の施工負担を軽減したりするなどの工夫を凝らし、結果的なコストカットを目指しています。
そのため、建築基準法をクリアしているローコスト住宅であれば、性能面でも問題がないと言えます。
ローコスト住宅を建てる際にチェックしておきたいハウスメーカー
ローコスト住宅を手掛けているハウスメーカーはいくつもあります。
ここでは、数あるハウスメーカーの中でも特にチェックしておきたいところをピックアップしてご紹介します。
タマホーム
タマホームは、テレビCMが流れているため名前を聞いたことがある人も多いハウスメーカーだと言えます。
ローコスト住宅のベストセラーとなっている“大安心の家”、さらに低い価格帯となっている“木麗な家”など、ラインナップの広さが大きな支持を受ける要因になっていると考えられます。
“大安心の家”は、高い住宅品質を維持しながら無駄なコストをカットしていた家づくりを実現できる商品です。
長期優良住宅には標準仕様で対応しているだけではなく、理想的な家を形にする自由設計、快適な生活を実現する最新設備の導入など、顧客の目線に立った家作りができるのも“大安心の家”の魅力的なポイントとなっています。
“木麗な家”も、自由設計で理想的な家を手にできる商品の1つです。
“大安心の家”よりも低価格帯となっているので、よりコストを抑えたいと考えている人に適しています。
レオハウス
レオハウスは、「夢を叶える家」というコンセプトに基づいた家づくりをしているハウスメーカーです。
これまでに日本国内でおよそ2万5,000棟もの引渡し実績を有しています。
レオハウスはレンタル事業や建築コンサルタント事業など幅広い事業を手掛けている東証一部上場の株式会社ナックのグループ会社でもあります。
そんなレオハウスでは、自由設計や適正価格、安心・安全をモットーにした家づくりを行っているのです。
中でも、“CoCo”というラインナップは標準仕様であり、レオハウスのイチオシ商品となっています。
これまでの経験やプロのアイデアを活かし、理想的な住まいを提供しています。
また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)住宅を取り入れた家づくりにも力を入れているため、環境への負担を軽減することも意識しているハウスメーカーだと言えるでしょう。
アキュラホーム
アキュラホームは、「匠の心」を持つプロ集団が品質や性能、デザインにこだわった家づくりをしているハウスメーカーです。
住宅を建てる際はもちろんですが、生活を始めてからもしっかりとサポートする永代家守りを心掛けることにより、顧客にとって身近なパートナーだと感じてもらえるような取り組みを行っています。
品質の高い住宅を適正価格で提供できるように、コスト削減に関する努力を怠りません。
ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームは、質の高い注文住宅を手掛けている大手のハウスメーカーです。
ユニバーサルホームで家を建てる人は、地熱床システムや高性能壁材ALCなどの性能的な魅力だけではなく、営業担当の誠実な対応に魅力を感じたという人が多く見られます。
グレードが高い住宅を購入しやすい金額で提供することだけではなく、顧客の目線に立って提案することも重要視しているのです。
ユニバーサルホームで高いコストパフォーマンスを誇る住宅を提供できているのは、独自の仕入れや販売のシステムがあるからだと考えられます。
そうすることで、顧客が納得できる価格で高性能な住宅を実現し、多くの指示を得ています。
センチュリーホーム
センチュリーホームは、1983年に「住宅の価格が高すぎる」という理由からスタートしたハウスメーカーです。
その課題を解決するためにセンチュリーホームでは、広告経費・人件費・工場経費の削減、高コスト体質の改善などを目指した事業を展開しました。
センチュリーホームの商品ラインナップの1つである“Sネット”は、コストパフォーマンスの高さとデザイン性の高さを重視しています。
狭い土地であっても効率よくアレンジできるという魅力を持ち合わせています。
土地やライフスタイルに合わせた理想的な住まいを手に入れることができる商品です。
まとめ
ローコスト住宅は低価格でマイホームを手に入れられるというメリットがあります。
しかし、価格が安いため本当に安全なのか不安になってしまう人がいることも確かです。
確かに不安を感じてしまうかもしれませんが、建築基準法をクリアしている住宅ならローコスト住宅でも問題なく安全に生活ができます。
ローコスト住宅の建築を考えているなら、今回紹介したハウスメーカーも視野に入れて検討してみてください。