マンション購入時に確認すべきポイントは3つあります。
- マンションの総戸数
- 修繕積立金
- 災害リスク
これらのポイントを見逃してしまうと購入した後で後悔する可能性が高いです。
具体的にどのようなポイントがあるか確認してみましょう。
目次
マンションの総戸数
マンションの戸数が少ないと一戸あたりの費用が高くなるため、修繕積立金が高くなる傾向があります。
特に、十数戸程度のマンションの場合、一戸あたりの修繕積立金が高くなりやすいので、同じような物件でも百戸以上ある場合よりもコストが高くなりがちです。
マンションを購入するときはなるべく戸数が多いマンションを購入することをおすすめします。
修繕積立金が安すぎるのは注意!
修繕積立金の金額が安すぎるのは注意しましょう。
必要な修繕ができなくなり、マンションの設備が速いペースで劣化していく可能性が高いためです。
修繕積立金の目安の金額は国土交通省のガイドラインにのっており、下記のとおりとなっています。
専有床面積あたりの修繕積立金の額×購入予定マンションの床面積
専有床面積あたりの修繕積立金の月額は下記が目安です。
【15階未満】
- 5,000㎡未満・・平均値218円/㎡
- 5,000㎡~10,000㎡・・平均値202円/㎡
- 10,000㎡以上・・平均値178円/㎡
【20階以上】・・平均値206円/㎡
修繕積立金は上記の金額に近い値のマンションを購入することをおすすめします。
災害リスクの確認
マンションは地震・洪水・台風など様々な災害がつきものです。
災害にあうとマンションの価格が下落する可能性がありますので、購入するマンションに大きな天災にあう可能性がないか確認しましょう。
災害にあう可能性は国土交通省が提供しているハザードマップで調べることができます。マンションを購入する前に必ず確認しましょう。
中古マンションの場合は重要事項に係る調査報告書も確認必須
中古マンションを購入する際は調査報告書の確認も忘れずに行ってください。
重要事項に係る調査報告書には主に下記の事項などの記載があります。
- 修繕積立金・管理費
- 修繕積立金の総額
- 滞納額
- 借入金の残高
- 大規模修繕の工事予定
など購入するときの必要な事項が記載されています。
一般的には管理組合が委託し管理会社が発行しています。購入前は忘れず確認しましょう。
まとめ
今回はマンション購入時のポイントを確認していきました。
マンション購入前には必ず下記の3点は確認しましょう。
- マンションの総戸数
- 修繕積立金の金額
- 災害リスク
この3つを確認することで、良いマンションに巡り合える可能性はあがります。
マンションを購入する前に忘れず確認しておきましょう。