集中できる仕事部屋にするには?コツとおすすめレイアウト

仕事部屋

リモートワークが普及し、自分の家で仕事をする方が増えました。
緊張感のある職場とは違い、自宅だとリラックスしてしまって集中力も切れがちです。
今までしなかった仕事のミスや、確認漏れが出てしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、集中力を上げる仕事部屋にするコツとおすすめのコーディネートをご紹介します。
今すぐ取り入れたくなるアイデアも解説していくので、ぜひご参考ください。

在宅・リモートワークの増加で仕事部屋の必要性が高まっている

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在宅・リモートワークの拡大により、自宅で仕事をする方が増加傾向にあります。
しかし、寝室やリビングなど業務に集中できず、仕事専用の部屋が求める声が多く聞かれます。
業務に集中するためには、場所や部屋のレイアウトがカギです。
デスクの場所や向きを変えるだけでも新鮮な気持ちになり、仕事モードに入ることができます。

集中力を切らすノイズや気になるアイテムなどをなくし、ストレスのない仕事環境づくりを始めましょう。

集中力アップ!仕事部屋のレイアウトのポイント

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業務に真剣に取り組める仕事部屋にするためのポイントを4つご紹介します。
自分のデスク環境と比べてみて、真似できる箇所はないか探してみてください。

デスクゾーンとプライベートゾーンは距離を空ける

仕事をする場所は、仕事に関するものだけを置くようにしましょう。
テレビや漫画本、ゲームなどが視界に入るとどうしても気が散ってしまうためです。
仕事をする部屋にしか趣味の品が置けない場合は、デスクを壁に向けて設置すると良いでしょう。

壁に向かって作業をすることで趣味の品が目に入りにくく、集中力アップへとつながります。

窓の向きと利き手に配慮してデスクを配置

デスクを配置する際に気を付けたいのが、窓の向きと利き手です。
窓の光がどの向きから入ってくるかによって、デスク上の明るさは変化します。
右利きの場合、デスクに向かった際に左側に窓があるのが良いでしょう。
左側からの光だと、デスクで書類を書く際に手の影が邪魔をしなくなります。

暗い状態では資料がしっかりと確認できず、確認漏れがでる可能性もあるので、光を邪魔しない向きにデスクを配置するのがおすすめです。
また、左利きの場合は逆に、右側に窓がくるようにしましょう。

窓側にデスクを置くのは避ける

窓に向かってデスクを配置するのは、避けた方が良いでしょう。
視界に窓があるとつい外をボーっと眺めてしまったり、外を行き交う人が気になり目で追ってしまったりと、集中力が切れてしまいがちです。
また、背後にドアがあるのも集中力が続かない原因です。
後ろから誰かくるのではないか、驚かされるのではないかと緊張してしまい真剣に作業に取り組めません。
おすすめなのは、ドアが視界に入るようにデスクを設置することです。
目の前には窓ではなく、気が散るものがないオープンスペースがあると良いでしょう。

インテリアカラーにこだわってみる

配置の次にこだわりたいのが、インテリアのカラーです。
カラーによって与える効果が異なるので、自分に合った色を選ぶと良いでしょう。
青色や緑色などのコールドカラーは、気持ちを安定させてくれる色です。

集中力をアップさせる色だとも言われており、子どもの勉強部屋などに使用されることが多いです。
コールドカラー以外にも、ベージュやブラウンなどのナチュラルカラーも安心感を与えてくれます。
赤色や黄色などのウォームカラーは明るい気持ちにしてくれる色なので、仕事部屋ではなくリビングなどに適しています。

仕事部屋におすすめのレイアウト

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次に、仕事部屋づくりの際に参考にしてもらいたいおすすめのレイアウトをご紹介します。
集中力アップのために、できる箇所だけでも取り入れてみると良いでしょう。

白で統一した明るい仕事部屋

デスクが窓際にある場合におすすめなのが、ホワイトレイアウトです。
デスクやワークチェアーを白色で統一すると清潔感のある爽やかな雰囲気になります。

外から降り注ぐ太陽光がより明るく感じ、気持ちまで明るくしてくれるでしょう。
また、部屋全体を白色で統一するのではなく、差し色もいれてバランスをとることも大切です。
差し色として黒色を選ぶとモノトーンになり、一見シンプルで良いと思われがちですが、かっちりし過ぎてしまい緊張してしまいます。
ベージュやグレーなどの柔らかいカラーを選ぶのが良いでしょう。

窓の横に壁と向かい合ってデスクを配置

正面に窓があると落ち着かない方におすすめなのが、窓の直角に壁と向かい合ったデスクの配置です。
壁に向かうことで窓から入ってくる情報をシャットアウトでき、仕事にしっかり取り組めます。
また、デスク横に窓があることで奥行きや開放感が感じられるのも良いポイントです。
その際、気が散るものを視界に入らないようにするとなお良いでしょう。

ソファやベッドが見えるとつい休みたくなってしまったり、テレビがあると見たくなってしまったりするものです。
注意力が散漫にならないよう、デスクから見える家具などにも気を付けましょう。

間仕切りでデスクを半個室化

仕事部屋を用意できない方は、部屋の一部を半個室化するのも良いでしょう。
デスクゾーンとプライベートゾーンを分けることで、気持ちの切り替えがしやすくなります。
半個室化するためにおすすめなのが、パーテーションやカーテンです。
壁を設置するとどうしても圧迫感が出てしまいますが、パーテーションやカーテンなら軽減されます。
また、在宅ワークが終わった際に元の状態に戻すことも簡単です。
リビングや寝室で作業する場合でも、趣味の品などが見に入らなければ気が散りにくくなるでしょう。

デスクをローテーブルで代用した仕事部屋

ワンルームや寝室などを仕事部屋として使う際、他の家具との兼ね合いが必要です。
仕事用デスクを設置したら部屋が狭くなった、ごちゃごちゃしてしまったとならないために、仕事用デスクを置かないのも1つの手です。

仕事用デスクを置かずに、普段使っているソファとテーブルをワーキングスペースにすると良いでしょう。
自分の家なので、自分が快適に暮らせることが最も重要です。
大きなスペースを必要としないので、手軽に取り入れやすいレイアウトになります。

まとめ

今回は、集中して取り組める仕事部屋づくりについてご紹介しました。
仕事部屋づくりの際には、視界に何が入っているのかがポイントです。
集中力アップのためには、可能であればデスクゾーンとプライベートゾーンを分けるのがおすすめです。
分けるのが難しい場合は、デスクに向かった際に注意力が散漫になるアイテムはないか確認してみましょう。
在宅ワークが増えている今、ぜひ今回ご紹介したコーディネートアイデアを参考に仕事部屋づくりを行っていきましょう。