賃貸物件を建てるなら…ハウスメーカーと建築会社のどちらに依頼すべき?

建築会社

アパート経営をするために建築しようと思っても、どこに依頼すれば良いのかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
アパート建築はかかる費用も大きい分、万が一失敗があってはその後の影響も大きく甚大です。
大手ハウスメーカーに建築会社などアパート建築を売りにしている会社はたくさんあるからこそ、自分にあった会社を選びたいものです。
そこでこの記事では、アパート建築をするにあたり、ハウスメーカーと建築会社の違いは何なのかについて解説していきます。
併せて賃貸住宅の建築におすすめの会社やサポート内容についてもご紹介していますので、アパート経営を考えている方はぜひ参考にしてください。

ハウスメーカーと建築会社の違い

建築会社

まずは、ハウスメーカーと建築会社の違いについて詳しく解説していきます。

ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは全国に展開し、各地に支所を置き幅広く営業している会社です。
ハウスメーカーは、施主の希望に合わせた建物を一から建築していく方法の他に、用意している住宅商品の中から選ぶという方法もあります。
建築資材のほとんどを自社工場で製造しているため、高いクオリティを均一的に保つことができるうえ、建築にかかる工期も短くてすむという特徴があります。
また、建築後のメンテナンスや管理といったアフターフォローも万全のところが多く安心です。

建築会社とは?

建築会社とは、建物を建築する会社を総称した呼び方なので、主に住宅建築を扱っている会社から高層ビルやマンション、ショッピングモールなどを手掛ける会社まで幅広いです。
住宅やアパートの建築を得意としている建築会社の場合、技術やサービスについてはハウスメーカーと大きな差はありません。
そのため、アパートの建築を依頼するのであれば、住宅の建築を得意としている会社を選ぶことをおすすめします。

チャット、LINEにてお部屋探しが出来る点が特徴。仲介手数料は賃料0.5ヶ月分!(対象地域:東京、神奈川県、埼玉県、千葉県)
すまいをもっと自由に、もっとたのしくタウンマップ!

» チャットやLINEで、カンタン部屋探し! » 記事一覧を見る

賃貸物件の建築におすすめの会社はどこ?

建築会社

アパートなどの賃貸物件を建築する場合、工期の短さや品質の良さ、そして耐震性など安全面においても高い水準を維持している大手のハウスメーカーや建築会社がおすすめです。
ここではおすすめの会社をいくつかご紹介します。

大東建託株式会社

言わずとしれた大手ハウスメーカーである大東建託は、賃貸仲介件数や賃貸住宅管理戸数、住宅供給戸数で1位を誇ります。
商品ラインナップが豊富なので、ニーズや敷地条件に合った賃貸経営が可能です。
特に鉄骨造や鉄筋コンクリートでの建築を得意としており、防音性も高いため、これらを希望している方におすすめのハウスメーカーです。
また、大東建託では賃貸経営受託システムという建設からアパートの管理まで一括で任せることができるシステムがあります。
実績数も多くノウハウも豊富なので、これから賃貸経営を始めると言う方には特におすすめでのハウスメーカーです。

東建コーポレーション株式会社

全国47都道府県に拠点があり、業界最大規模を誇る東建コーポレーションは、アパートをはじめとした賃貸住宅経営や土地活用のノウハウを持っている大手ハウスメーカーです。
高耐力フレームや粘弾性ダンパーなどその耐震性の高さから、オーナーや入居者の信頼を獲得しています。
また、最長で35年間賃貸住宅を一括して借り受けるサブリース経営代行システムを提供しており、空室や家賃滞納が生じた場合でも毎月安定した収入を得ることが可能です。
その他にも建物管理や入居者の管理、家賃の入出金当の業務なども一括して任せることができます。
入居者仲介サービスも展開しており、建築から入居後まで幅広くサポートを受けられるので、アパート経営はしたいけど全て自分で行うのは難しいという方におすすめのハウスメーカーです。

パナソニックホームズ株式会社

パナソニックホームズは、賃貸住宅の他にホテルや保育施設、医院やクリニックなどの建築も手掛けている大手ハウスメーカーです。
その実績とノウハウを生かし、アパート建築をサポートしてくれる他、土地を最大限活用できる商品を幅広くラインナップしており、都市部などの限られた土地にも最適な賃貸住宅を提案してくれます。
さらにメンテナンスやクリーニングの手間を削減してくれる独自開発の外壁や遮音性の高い床など高い技術力にも定評があり、最近では「女性視点」をコンセプトにした賃貸住宅が、性別問わず幅広い年代から人気を集めています。
また、将来的に安定した賃貸住宅の経営を実現するためにオーナーのサポートシステムも用意されており、総合的に経営サポートすることで、長期に渡って安定した収入と建物の資産価値を守るお手伝いをしてくれます。

三井ホーム株式会社

大手不動産会社の三井不動産のグループ会社である三井ホームには、これまで培ってきた豊富な建築実績と管理実績があります。
また、長年賃貸住宅に携わることで得た豊富なノウハウを生かし、建築するだけでなく入居者の募集や運営にも対応しています。
建築した賃貸住宅をグループ会社が一括して借り上げるシステムがあり、滞納家賃保証システムをはじめオーナー代行システムやオーナー向けの最優遇金利である三井ホームローンなど安定した収入を支えるためのサポートが充実しており、長期的なアパート経営が可能です。
賃貸経営が始めて不安な方や自分だけで全てこなすのは難しいという方は、お任せプランの利用がおすすめです。

まとめ

ここまでハウスメーカーと建築会社の違いや賃貸物件の建築におすすめの会社についてご紹介しました。
建築会社は建物を建築する会社の総称なので、賃貸住宅の建築を売りにしている会社であればハウスメーカーと大きな差はありません。
ただし、大手ハウスメーカーは、幅広い商品ラインナップや経営プランから、建築後の管理や経営サポートを一括してお任せできるプランを用意しているところが多々あります。
初めて賃貸経営をする方はもちろん、そこまで時間や手間を掛けられないと言う方は、これらのプランを利用するものおすすめです。
ただし、所有している土地の形状や立地、希望する収益やお願いしたい管理などは人によって様々です。
各会社によってもサポート内容は違うため、よく比較検討し自分に適した会社を選ぶことが大切です。