後悔しないためにも!中古マンション購入の注意点をチェック

中古マンション

今、新築マンションよりも中古マンションに注目している人が多い時代です。
既にいい場所に建てられているにも関わらず購入価格が安かったり、リノベーションすれば新築同様になったりするといったように、中古マンションは魅力がたくさんあります。
今回はそんな中古マンションを購入する際の注意点をご紹介していきます。

中古マンション購入での注意点

中古マンション

さっそく注意点について説明していきます。
中古マンション購入時にぜひ活かしていきましょう。

築年数の限界を確認する

中古マンションの建築に使用されるコンクリートは100年の寿命であると言われています。
しかし実際は、日本の古いマンションは最高でも築60年程に本当に100年耐えうるものなのか確かではないのです。
築年数の限界は年数よりも管理状況で見るのがおすすめです。
管理状況が悪く、適度に修繕がされていないとすぐに老朽化します。
建て替え時期となる築30年の中古マンションを検討する場合、外壁が剥がれていたり、ヒビがはいっていたりしないか、貯水タンクが壊れたままではないかなど、様々な部分をよく観察して管理状況を確認してください。

売却の可能性も考えて選ぶ

中古マンションを購入したとしても、万が一お金に余裕がなくなり不動産を手放さなければいけない時もあるかもしれません。
そんな場合でも安定した資産価値で売却できる方法があります。
それが築20年以上の物件を購入するということです。
築20年以上になると底値となり、購入時が安ければ売却時も大幅に値崩れることがないため不動産売買における安定率が高まります。
都市部になると土地評価が高くなり資産価値が下がりにくくなります。
中古でも売却のメリットが非常に高いため、都市部の中古マンションを狙っていくのもおすすめです。

住環境や管理体制を調べておく

中古マンション周辺に騒音の原因になりそうな場所はありませんか?
建物自体が良かったとしても周辺環境が劣悪だと住み心地は大きく低下してしまいます。
上下左右に住んでいる方によっても生活のしやすさは大きく変わるので、気になる人はオーナーに相談しましょう。
また、管理体制がどうなっているか確認するのも重要です。
物件購入後に管理組合から修繕積立費の値上げを通告されてしまう例は多々あります。
他にも設備の不具合が生じて実費負担を求められてしまったなど、事前の確認不足により招いた問題は多くあります。
購入前にもう一度重要事項説明書をよく読み、問題点がないようにしていきましょう。
中古マンションの魅力を半減させないためも大事なことです。

リフォームできない部分を確認する

中古マンションとなると戸建てとは違って部屋の内装やキッチンやトイレといった設備機器しかリフォームができません。
広さの拡張することはもちろん、日当たりも眺望も変えられないのです。
上記の部分が気に入らない物件は後から後悔することも多いので、リフォームで変えられるか変えられないかよくチェックしてから購入するようにしましょう

納得できるまで内見する

あらゆる後悔をつくらないためにも物件は納得できるまで内見するようにしましょう。
部屋の日当たりや風通し、キッチンの使いやすさ収納スペースの数、床のきしみ、傾き、壁をたたいた時の音の響き具合、生活動線がスムーズであるかどうかなど、確認すべきことはたくさんあります。
また、メジャーを持って内見すると家具購入後の失敗が少なくなりおすすめです。

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資金計画をしっかり立てることも大事

住宅

中古マンションであろうとも資金計画は念入りに行っていきましょう。
続いては資金計画を行い際のポイントをご紹介していきます。

現状の資金を把握する

現在の資金によって借入額が変わってくるので、一度確かめておきましょう。
いくらローンを組めばいいのかが見えてきます。

購入にかかる費用や購入後の費用をよく確認する

中古マンションの購入は物件価格だけではなくあらゆる諸経費もかかってきます。
手付金や印紙税、仲介手数料、登記費用、司法書士への報酬など、これらは見逃しやすい点なので忘れずに覚えておきましょう。
また、物件購入後も費用は掛かってきます。
住宅ローンのみならず不動産取得税、固定資産税、管理費・修繕積立費などあらゆるお金がかかることを忘れないようしましょう。

購入前に物件相場を確認する

購入前は物件の相場を確認しておくこともおすすめです。
不動産の価格というのはいつも一定ではありません。
例えば周辺に駅が新しく誕生してアクセスが良くなれば物件価格は高くなります。
都市部においてはそういった変化が多々あるため購入前に物件相場を確認して、適切な価格で提示されているかどうか確認しておきましょう。
利便性が高まる前ならば、価格が低い状態で購入できます。

住宅ローンを利用するタイミングに注意

住宅ローンを組む際には審査があります。
審査の判断材料となるのは、債務者が安定した収入があって金融事故を起こしていないかどうかです。
さらに、支払い能力の安定性が維持されるためには勤続年数がどうなっているかどうかも重要です。
勤続年数は長ければ長いほど金利は安く設定されるので、転職する予定のある方は転職前にローンを組んでおくのがいいでしょう。

中古マンション購入前に確認したい災害リスク

災害

最後に中古マンション購入後に安心した暮らしを左右するポイントの災害リスクについて説明します。

ハザードマップで災害リスクを確認しよう

ハザードマップには住む地域の災害リスクを確認できるようになっています。
自身や洪水、津波、液状化などたくさんの災害のリスクを確認し、問題がなければ購入に踏み入れましょう。

耐震性を確認

地震大国である日本は人が頻発してやってきます。
特に高い中古マンションになると地震で大きく揺れたり、老朽化が進んでいると外壁が崩れたりと、さらに危険な物件になってしまします。
そんな不安を感じないためにも耐震性を確認しておくようにしましょう。

海抜の高い部屋だと安心

地震の多さが懸念される日本ですが、津波や洪水にも目を向けるべきです。
こうした水害の心配は海抜の高いところであればさほど影響は大きくはなりません。
できるだけ高い階の部屋を選ぶことで水害のリスクを減らせるようになっています。

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まとめ

今回は中古マンションの購入に関する様々な注意点をご紹介してきました。
注意点がたくさんありすぎて困ってしまった人もいることでしょう。
気になったことがあればオーナーによく相談することが大事です。
内見は何度行っても構いません。
できれば1件2件だけではなく、もっと多くの物件を見て比較して選ぶのがおすすめです。
その他の点もぜひ今回ご紹介してきた内容を参考にして、後悔ない中古マンション購入を実現しましょう。