ウォークインクローゼットはほこりが溜まりやすい!溜めないための対策方法

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、おしゃれに洋服や小物を収納できるので非常に便利です。
しかし、扉が付いていないため、ほこりが溜まりやすいという欠点もあります。
ウォークインクローゼットにほこりを溜めないためには、どうしたら良いのでしょうか?
今回の記事では、ウォークインクローゼットのほこり対策方法を詳しくご紹介していきます。
ウォークインクローゼットのほこり対策について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ウォークインクローゼットに溜まるほこりの原因

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットに溜まるほこりの原因は、主に衣類の繊維です。
衣類や寝具を多く収納することで、摩擦によって繊維が溜まりやすくなってしまいます。

また、一般的なクローゼットには扉が付いていますが、ウォークインクローゼットには扉が付いていません。
そのため、一般的なクローゼットよりもほこりが付着しやすくなっています。
ウォークインクローゼットにほこりを溜めないためには、ほこり対策が必要です。

ウォークインクローゼットのほこり対策

ウォークインクローゼット

ここからは具体的な対策方法を6つご紹介していきます。
ウォークインクローゼットのほこりでお悩みの方は、以下の対策方法を取り入れてみてください。

こまめに掃除をする

1つ目の対策方法は、こまめな掃除です。
ほこりは上から下へ舞うので、ウォークインクローゼットの上の棚から掃除を行いましょう。

パイプハンガーや棚の上のほこりを、ハンディモップで落とします。
次に、ワイパーで床を乾拭きし、掃除機をかけます。
掃除機をかけ終わったら、仕上げにワイパーで床を水拭きしましょう。
最後に、部屋の換気をして掃除は完了です。
窓が付いていない部屋の場合は、掃除後に除湿剤を置きましょう。
窓が付いている部屋の場合は、掃除後に窓を開けて換気をしてください。
衣替え用の収納ケースも開けて、湿気がこもらないように換気することをおすすめします。

定期的に空気の入れ替えを行う

2つ目の対策方法は、定期的な空気の入れ替えです。
ウォークインクローゼットを換気しないままだと、空気中のわずかな汚れやほこりが溜まってしまいます。
そのため、定期的に空気を入れ替えましょう。
また、空気清浄機を活用して空気をきれいにするのも1つの手です。
ほこりセンサー・フィルター・湿度調整・除菌機能付きの空気清浄機がおすすめです。
ダニやカビの予防をしながら、ほこり対策ができます。

糸くずを取り除いてから収納

3つ目の対策方法は、糸くずを取り除いてからの収納です。
糸くずが付着したままウォークインクローゼットに衣類を収納すると、ほこりが溜まる原因となってしまいます。
そのため、衣類を収納する前に粘着式クリーナー(コロコロクリーナー)やブラッシングで糸くずを取り除きましょう。
そうすることで、衣類の繊維によるほこりが溜まりにくくなります。
しかし、カーペットクリーナーを衣類に使用する場合は、衣類の素材に注意が必要です。
カシミヤやシルクなどのデリケートな素材には、粘着式クリーナーの使用は避けましょう。

浮かせる収納で衣類と床を離す

4つ目の対策方法は、浮かせる収納をすることです。
浮かせる収納で「衣類と床を離す」ことで、ほこりが溜まりにくく、掃除がしやすくなります。
ハンガーでかけられるものはすべてかけて、浮かせて収納をしましょう。

ハンガーにかけられない衣類や小物は、吊り下げラックを活用するのがおすすめです。
この方法なら床に置いたものをいちいちどかさずに、効率良く掃除ができます。

収納ボックスを置き過ぎない

5つ目の対策方法は、収納ボックスを置き過ぎないことです。
収納ボックスは、ウォークインクローゼットのデッドスペースを有効活用できる便利なアイテムです。
しかし、収納ボックスを置き過ぎてしまうと、掃除をしにくくなってしまいます。
必要以上に収納ボックスを置き過ぎないように、注意が必要です。
収納力をアップさせたいのであれば、連結フック付きハンガーやブランコハンガーを使うのも1つの方法です。

ポールハンガーに引っ掛けることで、収納力が倍になります。
もし収納ボックスを使いたい場合には、キャスター付きのものを選ぶのがおすすめです。
キャスター付きの収納ボックスなら、掃除の際に収納ボックスを移動させられるので、掃除の手間になりません。

衣類カバーを活用する

6つ目の対策方法は、衣類カバーの活用です。
衣類カバーを使うことで、ハンガーにかけた衣類にほこりが付かなくなります。
また、湿気や虫食いからも衣類を守ってくれます。
そんな衣類カバーには、様々なタイプがあるため、用途に応じた衣類カバーを選ぶことが大切です。

【素材】

・透明の衣類カバー
透明カバーの衣類カバーなら、使い勝手はそのままにほこり対策が可能です。
色が付いていたり、デザインされていたりする衣類カバーだと、中に何をしまったか分からなくなってしまいます。
しかし、透明カバーなら視認性が悪くなりません。

・和紙製の衣類カバー
和紙製の衣類カバーは、通気性に優れていて静電気が発生しにくいです。
そのため、カバーにもほこりが付きにくいです。
カビとほこりから衣類を守ってくれます。

【収納力】

・1枚ずつ収納する衣類カバー
1枚の衣類につき1枚の衣類カバーをかけるタイプは、衣類の出し入れがしやすいのが特徴です。
また、洋服同士が擦れて摩擦が起こる心配がなく、衣類が傷みにくいです。
礼服やスーツなどには、1枚ずつ収納するタイプの衣類カバーが向いています。

・まとめて収納できる衣類カバー
1枚の衣類につき1枚の衣類カバーをかけるのが一般的ですが、まとめて衣類を収納できるものもあります。
1枚のカバーで2~3枚の衣類をまとめられるカバーなら、ウォークインクローゼットの見た目をすっきりさせることができます。

衣類カバーを選ぶ時は、視認性が良く出し入れしやすいものを選びましょう。
何が入っているか分からないと使いづらくなりますし、出し入れしにくいものだと、煩わしくなってしまいます。
しまう衣類によって、ショートタイプとロングタイプを使い分けることで、出し入れがしやすくなります。
前開きのものと上からかぶせて使用するカバーがあるので、使い勝手に合わせて選んでみてください。
また、防虫剤用のポケットが付いているものやファスナーがきちんと上まで上がる仕様のものも、おすすめです。
注意点として、クリーニングに出して付いてきた衣類のカバーを使用するのは避けましょう。
なぜなら、ものによってはカビや湿気の原因となってしまうからです。
きちんと専用の衣類カバーを購入して使うようにしてください。

まとめ

ウォークインクローゼットにほこりが溜まる原因は、衣類の繊維によるものです。
たくさん服を収納することで、摩擦による繊維くずが発生しやすくなり、ほこりも溜まってしまいます。
ほこりを溜めないためには、こまめな掃除・定期的な空気の入れ替え・糸くずを取り除いてからの収納が効果的です。
また、浮かせる収納をして収納ボックスを置き過ぎず、衣類カバーを活用するのもおすすめです。
様々な対策方法を組み合わせることで、ほこりが溜まりにくく掃除しやすいウォークインクローゼットになるでしょう。