狭いLDKも広く見える!押さえておきたいレイアウトのコツ

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リビングとダイニングキッチンを組み合わせた「LDK(リビングダイニングキッチン)」は基本的に家の中でも広めのスペースが取られている場所です。
しかし、居住面積が狭い空間だとLDKでも10畳程度しか確保できない場合もあります。
そこで今回は、狭いLDKでも広く見せるためのレイアウトのコツをご紹介していきます。
広く見せるレイアウトや家具選びのコツなども併せて知りたい方は、ぜひご参考ください。

狭いLDKを広く見せるためのコツ

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狭いLDKを広く見せるためには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。
5つのコツをご紹介していくのでぜひ自宅に取り入れてみてください。

設置する家具の数を減らして余白を残す

広々とした空間に見せるためには、空間に「余白」を生み出す必要があります。
家具がごちゃごちゃと置かれた空間よりも、最低限の家具しか置いていない空間の方が余白によって広く感じられるのです。
特にリビングに設置するソファやダイニング用のテーブルは、部屋の中でも真ん中に置いたり大きめのサイズを選んだりすることで、空間に余白が生まれづらくなります。

狭いLDKを広く見せるなら、ソファは置かないようにしたりダイニングテーブルは小さめを選んだりしてみましょう。

背の高い・無駄に大きな家具を控える

設置する家具を減らしても、一つひとつが背の高い家具や無駄にサイズの大きいものを選んでしまうと、空間を圧迫して狭く見えてしまいます。
そのため、家具はなるべくロータイプのものを選ぶようにしましょう。
必要以上に大きな家具を取り入れないことで、スッキリとした印象になります。
もし設置したい場合は背の高い家具を入口前に、大型家具は壁に寄せて配置するのがおすすめです。

動線を確保してレイアウトする

レイアウトする際には動線を意識することも重要となってきます。
動線が確保されていないと家事をする際に動きにくさや手間の多さが増えてしまい、窮屈に感じてしまうかもしれません。
そうならないためにも、動線の流れを意識しながら家具を配置することが大切です。
余裕を持って人間が通れるスペースは約70cmと言われています。
家具を配置する時は周辺に70cmのスペースを確保できるようにしておくと、動線が確保しやすいです。

素材感を統一して一体感を作る

家具の素材を統一させないと、それぞれが強調されてまとまりのない空間となってしまい狭く感じてしまいます。
そのため、素材感は統一させて空間に一体感を作り出しましょう。
例えばフローリングの床なら家具も木製に統一させた方が床との境界も曖昧に見え、空間を広く見せることができます。
素材が異なるもの、例えばラグを置きたい場合はインテリアや床と同系色のものを選ぶと良いです。

目の錯覚を利用して広く見せる

実際に見えているものと異なって見えてしまうことを「錯覚」と言いますが、実はインテリアに錯覚を取り入れることで部屋を広く見せることが可能です。
特に取り入れやすいのは、色の錯覚です。

色には「進出色」と「後退色」の2種類があります。
進出色とは実際にある場所よりも近くに見えてしまう色で、主に暖色系で彩度の高い色味が該当します。
一方、後退色は実際にある場所よりも遠くに見えてしまう色で、主に寒色系で彩度の低い色味になります。
進出色が面積の大部分を占めていた場合、より近くにあるように見えてしまうため、部屋が狭く感じてしまうでしょう。
反対に後退色を使えば遠くに見えることから部屋が少し広く感じられるようになります。
そのため、部屋を広く見せたい場合カーテンなどは後退色の寒色系を選んでおくと良いでしょう。

狭いLDKで悩みやすいソファやダイニングのアイデア

リビング

狭いLDKのインテリアで特に悩みやすいのが、ソファとダイニングテーブルです。
「リビングにソファを置きたいけど、ダイニングテーブルも置いたら空間が狭くなってしまう」と悩んでしまう方は多く見られます。
そこで、狭いLDKでも広く見せられる、ソファやダイニングに関するアイデアをご紹介しましょう。

ダイニングセットかソファのどちらか1つだけに絞る

ダイニングセットとソファは両方設置することでそれぞれがスペースを取ってしまい、空間がかなり窮屈に見えてしまう可能性があります。
狭くなるのが嫌な方は、ダイニングセットとソファをどちらか必要な方だけ設置するようにしましょう。

ソファ・ダイニングで食事兼くつろぎスペースに

もしソファもダイニングも、どちらも設置したいという方には「ソファ・ダイニング」という選択肢もあります。
ソファ・ダイニングとはダイニングテーブルをソファで囲むような形式のインテリアです。
導入するとリビングとダイニングを分ける必要がなくなり、広い空間を確保できます。
特に背もたれがないベンチタイプだと圧迫感もなくなります。
ただし、食事とくつろぐスペースが1つになるため、例えば家族で食事をする時間が異なる場合にはあまり向きません。

カウンタータイプのダイニングでコンパクト化

ダイニングを確保したいけど狭すぎるという場合は、カウンタータイプのダイニングを取り入れるのがおすすめです。
ダイニングテーブルは通常、テーブルの両端に椅子を設置する必要があるため、ある程度のスペースを確保しなくてはなりません。
しかし、キッチンにカウンターが設置された間取りなら、わざわざダイニングテーブルを設置する必要もなく、しかもダイニングスペースがきちんと確保できます。
カウンタータイプは1人・2人向けであり、3人以上になると食事をするのも難しくなってしまうため、注意が必要です。

まとめ

今回は狭いLDKを広く見せるためのコツをご紹介してきました。
都市部では特にLDKが狭くなっているお部屋も少なくありません。
せっかくのLDKを広く見せるためにも、今回ご紹介してきたコツを取り入れてみてください。
家具の配置や選び方1つで大きく空間の余白を生み出すこともできます。
上手にインテリアをコーディネートして、狭いLDKも広々空間に見せられるようにしていきましょう。