狭いダイニングも快適に!家具選びとレイアウトのテクニック

ダイニング

ダイニングは家族が集まって食事をするスペースです。
しかし、ダイニングが狭いとダイニングのスペース自体を活用しにくく、家具の配置にも悩んでしまうことがあります。
ダイニングは狭くても快適に過ごせるよう工夫することが大切です。
そこで今回は、狭いダイニングでも快適に過ごせるような家具選びとレイアウトのテクニックについて解説していきます。
狭いダイニングで家具のレイアウトに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

狭いダイニング使う家具選びのポイント

ダイニング

ダイニングが狭いスペースだと、使用する家具を選ぶのも慎重に行わなければなりません。
ダイニングは食事をするスペースでもあるので、主にダイニングテーブルとダイニングチェアなどの家具を置きます。
しかし、狭いスペースとなるとテーブルとチェアを置くだけで手狭な空間となってしまいます。
まずは、狭いダイニングで使う家具選びのポイントから解説していきます。

スッキリした見た目の家具を取り入れる

狭いダイニングで使う家具は、できるだけスッキリとした見た目の家具を取り入れましょう。
スリムなデザインの家具や中脚タイプのダイニングテーブル、背もたれなしのダイニングベンチなどを取り入れると、食事のスペースをしっかりと確保しつつ見た目はスッキリとした印象を与えられます。

来客時にも便利なエクステンションテーブルを選ぶ

エクステンションテーブルは、天板などを伸長することで普段は省スペースでも必要な時にサイズの拡張が可能です。
狭いダイニングであれば、普段は省スペースで配置でき、来客時や家族構成が変わった際にも便利なエクステンションテーブルがおすすめです。
ダイニングを使用する人数によって柔軟に対応できるようになります。

キッチン収納は機能とデザインの両方にこだわる

キッチン収納は人目につきやすい収納なので基本的に機能性とデザイン性、どちらにもこだわって選ぶことが大切です。
食事の際に使用する皿やカトラリー、キッチンで調理の際に使用する調理器具などが多くなれば多くなるほど、キッチン収納のサイズを大きくしなければなりません。
キッチン収納が大きくなってしまえば、それだけスペースが狭くもなりますし圧迫感を与えてしまうことになります。
機能とデザインにこだわることで、より快適で過ごしやすいダイニングとなってくれるでしょう。

狭いダイニングを快適にするテクニック

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狭いダイニングでも使用する家具や配置次第では快適に過ごせる空間を作れます。
ここからは、狭いダイニングをさらに快適にするためのテクニックをご紹介していきます。
ダイニングスペースの狭さに悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

ダイニングソファでゆとりのある空間に

ダイニングソファはある程度のスペースが必要となるので狭いダイニングには向いていないように感じられますが、ダイニングソファを用いることでゆとりある空間を演出できるのです。
ダイニングソファを置くことでリビングとダイニングを兼用させることが可能です。

ダイニングとリビングを兼用できると、リビングスペースを広く使えるようになります。
省スペースにも有効なのでゆとりある空間を作り上げられるでしょう。
さらに、ダイニングソファは通常のダイニングテーブルなどのセットよりも背が低く設計されています。
背が低くなっていることで、視界が開けやすく部屋自体を広く見せられるようになるのです。

部屋の角にダイニングテーブルを配置

狭いダイニングスペースであれば、部屋の角にダイニングテーブルを配置することで広く見せられるようになります。
角に配置すると、無駄なスペースが生まれにくくなり自然と広く見せられるのでおすすめです。

壁際に家具を寄せて広く見せる

ダイニングに配置する家具を壁際に寄せて配置することで、狭いダイニングスペースでも広く感じられるようになります。
収納の背面やダイニングソファの背もたれ面などを壁際に寄せるだけでも見た目の印象が変わってきます。

簡単にスペースを広く見せられる方法と言えます。

家具を一箇所にまとめて一直線の空間を作る

家具を一箇所にまとめて一直線となる空間を作ることで、広い空間を演出できます。
特に縦長のリビングであれば、ドアのある通路と反対側の壁に寄せるように家具やラグを配置すると、一直線の空間を作りやすくなります。
一直線の空間があることで、視線の抜け感や部屋の奥行きを広く見せることができるので、狭くても広い空間に見えるようになるのです。

広く見せる色を取り入れる

狭い空間を広く見せるためには、色が重要です。
広く見せる色を取り入れるだけでも印象はガラリと変えられます。
広く見せる色は、暖色系よりも寒色系がおすすめです。

部屋の壁紙の色や天井の色は変えられないので、ベースカラーに合わせたカーテンやブラインド、収納家具など大きめのインテリアのカラーで取り入れてみてください。
柄物でも遠近法を活用すればダイニングを広く見せることは可能です。
柄物を取り入れたいのであれば、小ぶりかつ細かい柄にしてみましょう。
壁を横長に広く見せたいならボーダーを、天井を高く見せたいならストライプを選んでみてください。

壁面で狭いキッチンの収納を確保

キッチンスペースが狭くなると、ダイニングスペースにキッチン用の収納棚を設置しなければなりません。
しかし、ダイニングスペース自体も狭くなってしまうので、できるだけキッチン内に収納スペースを設けておきたいところです。
そんな時には、キッチン内に壁面収納を設けてみてください。
壁面収納であれば狭いキッチンでも収納スペースを確保しやすく、キッチン内に収められればその分ダイニングを広く使えるようになります。

まとめ

今回は、狭いダイニングスペースでも快適に過ごせるような家具選びのポイントからレイアウトのテクニックまでをご紹介してきました。
ダイニングが狭くても、家具選びやレイアウト次第で快適に過ごせるような空間を演出できます。
家具を取り入れなくても家具のレイアウトを変えるだけでも十分広く見せられるようになるので、ぜひ実践してみてください。