4畳の部屋をオシャレにレイアウトしたい!コツやNGなことって?

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1人部屋は6畳(約8.67~10.92㎡)が平均的なので、4畳(約5.79~7.31㎡)はかなり狭い部屋です。
狭い部屋となるとレイアウトが大変というイメージがあるでしょう。
しかし、コツを押さえれば4畳の狭い部屋もオシャレなレイアウトにすることができます。
今回は4畳の部屋をオシャレにしたい方のために、レイアウトのコツや注意点をご紹介していきます。

4畳の部屋を使いやすくオシャレにレイアウトするには?

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4畳の部屋は狭いので、レイアウトをしっかり考えないと使いづらく感じてしまいます。
まずはレイアウトする上で知っておきたいポイントからご紹介しましょう。

生活動線の確保は必須

レイアウトを考えるにあたり、まずは生活動線を確保しましょう。
具体的にはコンセントの位置やドアまでの距離などが生活動線になります。
何も考えずにベッドや棚などを置いてしまうと、家具にコンセントが隠れてつなげられなかったり、物を跨がないとドアや部屋の奥まで移動できなかったりといった不便が生じます。
そんな事態を避けるためにも生活動線の確保から始めてください。

テイストやメインカラーを決めよう

どんなテイストの部屋にしたいか、メインカラーには何を選ぶのかあらかじめ決めておくと、まとまりの良いレイアウトが考えられるようになります。
テイストやメインカラーが決まらない時は、床や壁の色に合う色からメインカラーを決めていくと良いでしょう。
例えば、白系のフローリングなら赤やオレンジで明るいイメージにでき、ダークブラウン系なら白や黒でシックなイメージか、木目調のインテリアでレトロなテイストが考えられます。

狭い部屋を広く見せるには家具選びが重要

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4畳の部屋の場合、レイアウトだけではなく配置する家具選びも重要になってきます。
選んだ家具によっては部屋がより狭く見えてしまうこともあるので、広く見せる家具を選ぶポイントをチェックしていきましょう。

収納が多い家具をチョイス

狭い部屋は収納スペースが限られてしまうので、収納性のある家具がおすすめです。
例えばベッドを入れたい人なら収納付きや衣裳ボックスなどが収納できる高さのベッドがおすすめです。
他にも収納が多いテレビ台、引き出しや収納付きのリビングテーブル、天井近くの高さがあるアルミラックなども狭い部屋に適したアイテムになります。

ロータイプの家具を使おう

4畳の部屋で家具を揃える際は、できるだけロータイプがおすすめです。
背の高い家具が多いと圧迫感があり、ますます狭い印象を与えてしまいます。
しかし、ロータイプの家具を中心に配置することで、狭さを感じにくくなります。
収納の都合で背の高い家具を置きたい時は入り口あたりの配置がおすすめです。
部屋に入った瞬間、ハイタイプよりも奥にあるロータイプの家具の方が目に入りやすいので、広く見せることができます。

ロフトベッドやソファベッドもおすすめ

ベッドを置きたい時はロフトベッドやソファベッドもおすすめです。
ロフトベッドなら下の空間ができるので様々な用途に活用でき、また他の空間も有効活用できるメリットがあります。
デスクや本棚を置けば作業スペースになり、タンスやハンガーポールを配置すれば衣服の収納スペースに使えます。
ソファを置いて、くつろぎスペースにするのも良いでしょう。
また、ソファベッドなら日中はソファとして使え、夜はそのままベッドとして使えます。
そのため、部屋は狭いけどベッドもソファも両方欲しい人のニーズを叶えられる家具と言えます。

ゴツゴツした家具はNG

脚の太いテーブルのようなゴツゴツした印象の強い家具は威圧感があるので、狭い部屋には不向きです。
4畳の部屋に置くのであれば、シャープで存在感を主張しすぎない家具が適しています。
ベッドやテーブル、ラックなどの家具は細身のものを選んでみましょう。

4畳の部屋を寝室としてレイアウトする時のコツは?

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4畳の部屋を寝室として使いたい時、どのようなレイアウトが考えられるのでしょうか?
ここからは寝室として使う場合のレイアウトのコツをご紹介します。

高さは30cmくらいが理想

寝室として4畳の部屋を使うのであれば、ベッドの高さは30cmほどのロータイプがおすすめです。
床からマットレスの天面まで高さのあるベッドは部屋を窮屈に見せてしまうので、ロータイプにすることでその印象を回避できます。
ただし、ロータイプは足腰に負担がかかりやすく、下にほこりが溜まると掃除がしにくいといった点がデメリットです。
30cmの高さはあくまでも目安と考えて、最終的には自分に合った高さのベッドを選んでみてください。

家具の配置は最低限に

寝室ではベッドがメインの家具となります。
それなのに、棚やテーブルなどたくさん家具を置いてしまうと窮屈になり、体も気持ちも休まらない部屋となってしまうでしょう。
寝室として4畳の部屋を使うのであれば、家具の配置は最低限に留めることをおすすめします。
最低限寝室に必要となるものは、メイン家具となるベッドとカーテンの2点です。
しかし、寝る前に読書やテレビ・映画を観たいといった人もいると思うので、サイドテーブルやチェア、小さめの本棚、テレビ台など本当に必要だと思う家具であれば配置しましょう。

その分ライティングに凝ってみると洒落感がアップ

家具が最低限になってしまうと、どこか殺風景な感じになってしまいます。
そこでデザイン性の高いライティング(照明装置)を取り入れてみましょう。
狭い部屋もライディングであれば縦の空間を上手く活用し、オシャレで個性的な寝室に変えられます。
ライティングにも色々な種類があるので、全体的な雰囲気に合わせてデザインを選んでみてください。

まとめ

今回は4畳の部屋をレイアウトするコツとNGをご紹介しました。
一般的な1人部屋と比べて狭い空間となってしまうので、動線や収納面、家具の高さに配慮してレイアウトを考えていきましょう。
ご紹介したコツを押さえてレイアウトを考えていけば、満足度の高い部屋を作ることができます。
また、4畳の部屋は寝室として活用することも可能です。
その際は部屋が狭くならないように、配置する家具は最低限にし、ライティングにこだわってオシャレで落ち着きのある寝室に仕上げてみてください。