「おしゃれな部屋で過ごしたい!でもどうしたらオシャレな部屋になるの?」
そう思ったことはないでしょうか。
この記事では
- 一人暮らしを始めた人
- マイホームを買った人
- 既存の部屋でカラーコーディネートを楽しんでみたい人
こんな方向けにカラーコーディネートのノウハウや基礎知識をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
お部屋のカラーコーディネートの黄金比率とは?
お部屋を構成する色にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは3つご紹介します。
- ベースカラー(基調色)
- アソートカラー(従属色)
- アクセントカラー(強調色)
それぞれの特徴について見ていきます。
ベースカラー
ベースカラーは最も多くの部屋の面積を占める色です。例えば壁や天井、床の色などがベースカラーに当たります。
ベースカラーは変更がききにくく、変更費用が高いという特徴があります。
壁や天井の色を変えたいとなると、簡単にはいきませんよね。もし賃貸ならなおさらです。
よってベースカラーは変更しないことを前提に、毎日見ても飽きのこないシンプルな色が適しています。具体的にはホワイトやベージュ、アイボリーなどの淡めの色がお勧めです。
アソートカラー
アソートカラーは、インテリアや家具のメインとなる色です。部屋を占める割合はベースカラーに次いで多くなります。
アソートカラーの選び方によって部屋の印象は大きく変わります。
例えば薄めの色、白やベージュなどの膨張色を選ぶと、部屋は開放的な印象になります。
一方で濃いめの色、黒やダークブラウンなどの収縮色を用いると、引き締まった印象の部屋になるのです。
演出したいイメージに合わせて、アソートカラーを選ぶと良いでしょう。
アクセントカラー
アクセントカラーは、部屋のテーマ・コンセプトとなる色です。小物や装飾品の色がアクセントカラーに当たります。
アクセントカラーは、ベースカラーやアソートカラーと比べて簡単に変更できるという特徴があります。ご自身の好きな色を使うのがオススメです。
ではこの3つの色をどんな割合で組み合わせれば良いのでしょうか。
お部屋のカラーコーディネートの
黄金比率は70:25:5(ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー)
だと言われています。
この比率を守れば、整ったカラーコーディネートの部屋を簡単に作ることができるのです。
有彩色と無彩色
ここからは、より具体的な色についての基礎知識をご紹介していきます。
ベースカラーやアクセントカラー、アソートカラーを決めるときに参考になるのが、「有彩色」と「無彩色」についての知識です。
有彩色は赤や黄色や青など、色味がある色。
無彩色とは、黒や灰色、白などな色味がない色のことを指します。
それぞれの色の特徴についてみていきます。
無彩色
無彩色はどんな色とも相性が良いのが特徴です。部屋を構成する色の中ではベースカラーやアソートカラーに向いています。
例えば、部屋のベースカラーを無彩色にすることで、アクセントカラーを引き立てることができるのです。
また、無彩色の割合を多くするほど、生活感の少ないスタイリッシュな部屋を演出することができます。
※無彩色をメインに用いた、カラーコーディネートの例
有彩色
有彩色は色の個性が強いため、どんな色ともマッチするわけではありません。
きれいにコーディネートするには、色についてのより深い知識が必要です。
そのため、有彩色を使用する割合が増えるほど、カラーコーディネートの難易度は上がると言えます。
まずは、アクセントカラーとして用いてみるのがオススメです。
※有彩色をメインに用いたカラーコーディネートの例
カラーコーディネートの実践例
黄金比率に乗っとった、お部屋のカラーコーディネートの実践例を3つご紹介します。
【実践例1】
壁や家具、カーテンを白やグレーなどのモノトーンでまとめて、ブルーの類似色で統一したアクセントカラーを引き立たせています。
【実践例2】
アクセントカラーの黄色が目を引きますが、その他の家具をブラックやブラウン系でまとめることで引き締まった印象の大人な雰囲気のカラーコーディネートになっています。
【実践例3】
木目の床や家具、グリーンのラグがナチュラルな雰囲気を出しています。
ベースカラーの白がクリーンな印象を強めています。
まとめ
この記事では、
- カラーコーディネートの黄金比率
- 有彩色と無彩色
- カラーコーディネートの実践例
についてご紹介しました。
お部屋のインテリアを考える際には、ぜひ参考にしてください。