ここ最近運気が悪い気がする、模様替えで気分転換したい、そんな時はインテリアに風水を取り入れてみませんか?
家の中には、方角・色・インテリアの配置によって運気アップが期待できる場所がたくさんあります。
今回は、家のインテリアに風水を取り入れるポイントをご紹介します。
目次
風水とは?
風水とは、衣食住を整えることで運気を高めるという、中国から伝わった環境学の一つで、日本で独自の進化を遂げました。
自然界にあるものはすべて「木・火・土・金・水」の5つの要素からできているとする考えの「五行」が風水の基礎になっています。
家具やインテリアもすべて分類でき、木製なら「木」、金属製なら「金」、プラスチック製なら「火」となります。
インテリアを設置する際は、この五行のバランスを偏らせないようにしなければなりません。
玄関
玄関は人の出入りと同様に「気」の出入り口でもあります。
そのため、いい気を迎えるにはきれいに整えておくことが重要です。
とにかく明るく清潔に!
玄関に限らず風水の基本は掃除をすることです。
汚れていると悪い気が集まってきてしまうので常に清潔を保つよう心がけましょう。
また、明るさも大切です。
自然光が入り込む玄関が理想的ですが、間取り上難しいこともあるでしょう。
その場合は間接照明やガラス製品などで明るさをプラスしてあげましょう。
マット・鏡・観葉植物は欠かせない
玄関マットは悪い気を吸い込む効果があります。
小さなものでもいいので必ず置きましょう。
また、入ってきたいい気を増幅させてくれる効果がある鏡や、「陰」の気を「陽」の気に変えてくれる観葉植物なども欠かせません。
リビング
家族が集まるリビングは運気アップの風水インテリアを取り入れやすい場所です。
家具の高さを揃えると運気がアップ!
リビングの家具は高さを揃えて運気の流れ道を作ってあげましょう。
その際、高さのある家具よりも背の低い家具でまとめるとスムーズです。
フロアランプや観葉植物でバランスを保って
広さのあるリビングは部屋の隅が暗くなりがちです。
フロアランプを配置して明るさを保ちましょう。
また、テレビから発せられる気を中和してくれる観葉植物を置くのもおすすめです。
模様替えは定期的に行うのがベスト
風水では模様替えを行うと新しい気が入ってくるといわれています。
どんなにきれいにしていても家具の配置が変わらなければ気が停滞してしまうので、定期的に模様替えをして運気アップを図りましょう。
寝室
風水では、寝室は一日の疲れを取り、新たな気を吸収する場所とされています。
単なる寝る場所ではなく、気を吸収する場所と考えることが運気アップのポイントになります。
カーテンは必ず二重に
寝室のカーテンは必ずレースと厚地の二重にしましょう。
風水では朝、太陽の光とともにいい気を入れ、夜は悪い気が入ってこないような寝室がいいとされています。
暗くなる前に二重のカーテンをしっかりと閉めることで、取り入れたいい気が寝室に留まり、寝ている間に吸収できるのです。
鏡を置く場合はベッドが映らない位置に
眠る姿を鏡に映してしまうと、鏡が生気を吸い取ってしまうといわれています。
寝室には鏡を設置しないか、どうしても設置したい場合はベッドが映らない配置にする、カバーをかけるといった工夫をしましょう。
ぬいぐるみや花瓶・水槽は置かない
風水ではぬいぐるみのような人形類は人の代わりにいい気を吸い取ってしまうとされています。
また、寝室に水の入った器を置くと健康運が下がるとされているので、花瓶や水槽などは置かないようにしましょう。
キッチン
寝室と同様にいい気を吸収する場所と考えられているキッチンも、インテリアを工夫するだけで運気アップが期待できます。
しかし、水と火を扱うキッチンでは五行のバランスが崩れやすく注意が必要な場所でもあります。
ポイントをみていきましょう。
冷蔵庫と電子レンジは一緒にしない
冷やす冷蔵庫と温める電子レンジを一緒にしてしまうと反発しあって運気が大幅にダウンしてしまいます。
スペースがないからといって冷蔵庫の上に電子レンジを置くことは避けましょう。
汚れたシンクやコンロはNG
臭ってぬめりのあるシンクや油汚れのあるコンロはいい気を遠ざけ、悪い気を呼び込んでしまいます。
コンロにカバーをしている場合、カバーが汚れていればコンロ自体の汚れと変わらないため、風水上の効果は期待できません。
こまめに掃除をして清潔を保ちましょう。
ゴミ箱には必ずふたをしよう
風水ではゴミは「陰」の気を発するものとされています。
そのため、ゴミ箱は必ずふたのあるものを選びましょう。
ふたをすることで「陰」の気が部屋に広がるのを防いでくれます。
シンクに三角コーナーを置いていると常にゴミが放置してある状態になってしまうのでなるべく置かない方がいいでしょう。
プラスチック製品や切れない刃物は片付けて
まな板やザルなど、キッチンには多くのプラスチック製品がありますが、実は五行の「火」に属するため、キッチンとの相性はよくありません。
他の素材のものに替える、引き出しの中にしまうなどして目につかないようにしましょう。
また、包丁など、切れ味の悪い刃物は運気を下げてしまうのでこまめに研ぐ習慣をつけましょう。
包丁だけでなく、キッチンバサミやピーラーなど、刃の部分が見えたままにしておくのもよくありません。
ナイフブロックなど、必ず刃が隠れるように収納します。
運気アップに役立つ雑貨
家のインテリアに取り入れやすい運気アップアイテムはいくつかありますが、中でもフロアライトや観葉植物は強い味方です。
鏡のように、置く場所によって悪い作用をしてしまうものもありますがこのふたつはそういった心配がなく、安心して設置できます。
また、盛り塩やパワーストーンなら場所も取らず、初めてでも取り入れやすいでしょう。
まとめ
今回はインテリアに風水を取り入れて家の運気をアップさせるポイントをご紹介しました。
玄関やリビングなど、場所によっていい気の取り込み方が変わる風水ですが、「明るく清潔を保つこと」が基本となります。
実践しやすそうなものから少しずつ取り入れて運気アップが叶うインテリアを完成させてください。