生活には欠かせないエアコンは便利ではありますが、多くの手入れを必要とする家電です。
ここではエアコンのドレンホースというパーツに注目して、お手入れの必要性と、詳しいお手入れ方法をいくつかご紹介していきます。
エアコンの水漏れを防ぐことにつながってくるので、よく理解しておきましょう。
目次
エアコンのドレンホースとは?
![ドレンホース](https://town-maps.jp/wp-content/uploads/2021/02/sango_アイキャッチ画像-2021-02-01T225752.446-1.png)
まずはエアコンのドレンホースとは何かお伝えしていきましょう。
ドレンホースはエアコンの稼働には欠かせないもので、室内機から外につながるホースのことを指します。
室外機側から見るとドレンホースから水がチョロチョロと出ているのを見ることができるでしょう。
このようにドレンホースもエアコンの一部として捉えることができます。
ドレンホースの役割
水が流れてくるドレンホースですが、その役割は多くの人が予想するように、排水の役割を持っています。
冷房運転を行うエアコンは、冷風を部屋内に排出するために室内機内部で空気を冷やしていきます。
その際にエアコン内部で結露が発生し、ドレンホースを通して結露の水を排出するのです。
他にも、排出される水の中にエアコン内部に溜まったホコリも出す役割もあります。
手入れを怠ると水漏れの原因に
単に水やホコリなどが流れていくだけのドレンホースですが、実は手入れを行う必要があるパーツとなっています。
その理由は水漏れを引き起こしてしまうからです。
先ほどでもお伝えしたようにドレンホースは室内機内部に発生した水を出す他、ほこりも一緒になって排出されていきます。
そのため、ホコリが多く流れていくとなるとドレンホースの中にホコリが詰まってしまう恐れがあります。
そしてドレンホースというのは外にむき出しになっているため、ドレンホース内部に虫が侵入することもあります。
この点も踏まえてドレンホースの中で何かが詰まって破損し、水漏れという問題が出てくるので定期的に手入れが必要になるのです。
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エアコンの水漏れを防ぐ方法
![エアコン](https://town-maps.jp/wp-content/uploads/2021/02/sango_アイキャッチ画像-2021-02-01T225811.596.png)
それでは面倒な水漏れを防ぐ方法をここからはご紹介していきます。
水漏れで修理を依頼する前に、お手入れを含めたいくつかの方法を理解しておきましょう。
排水口のふさがり防ぐ
エアコンの水漏れを作る原因としてドレンホースの出口となる外の排水口がふさがっていることがあります。
排水口の位置が悪かったり、ごみが溜まっていたりすると排水口がふさがれてしまいます。
排水口の位置が良くないと思った場合はホースの口の位置を調節し、うまく排水できるようにしてみましょう。
ゴミが溜まっていた場合は古い歯ブラシや割りばしなどを使ってごみを取り除いてみてください。
これだけで排水口のふさがりを解消できます。
ドレスホースにキャップをつけて虫の侵入を防ぐ
ドレンホースの先端には虫の侵入を防げるキャップがあるのはご存じでしょうか?
こちらのキャップは100円ショップで手軽に手に入れることができるので、ぜひ購入してみましょう。
取り付け方法は至ってシンプルです。
ホースの先端からキャップを差し込むだけで取り付け完了となります。
虫だけではなく、土やホコリといった汚れの侵入も防げます。
ドレンホースの劣化は交換で対応
ドレンホースに穴が開いていたなど、劣化していた場合はどうすればいいのでしょうか?
その場合にはドレンホースの交換を行う必要があります。
ドレンホースというのは多くが数本のホースをつなげて一本の長いホースになってできています。
ジョイントにより取り外し可能なので、傷ついた部分だけを切り離して交換することができます。
切り離して新しいものを取り付ける場合は接続部分にテーピングすることを忘れないようにしましょう。
フィルター掃除で流れ出るホコリを減らす
エアコンのフィルター掃除を怠るのも危険です。
流れ出てしまうホコリが多くなることでドレンホースの詰まりを招く恐れがあります。
そうならないためにも、エアコンのフィルター掃除は定期的に行うようにしましょう。
ドレンホース内部を掃除する方法
![ドレインホース](https://town-maps.jp/wp-content/uploads/2021/02/sango_アイキャッチ画像-2021-02-01T231203.707.png)
水漏れを防ぐにはドレンホース内部のゴミにも注目しましょう。
ここからは難しいと思われがちなドレンホースの内部の掃除方法をご紹介していきます。
掃除機を使って掃除する
ドレンホース内のゴミというのは案外簡単に取り除くことができ、家庭にある掃除機を使って掃除が可能です。
ドレンホースの先に薄い布を巻き付け、それを通して掃除機で内部の水とゴミを吸い取っていきます。
掃除機を使う方は数日間冷房運転せずに掃除するのがおすすめです。
こうすることで掃除機に水が入って故障する恐れも低くしながら、ドレンホース内部をきれいにすることができます。
専用クリーナーを使って掃除する
ドレンホースというのは内部をきれいにする専用のクリーナーがあります。
この専用クリーナーはホームセンターやネットショップから購入が可能です。
そしてこのクリーナーはとても簡単に掃除できるのが特徴で、ホースの先端にクリーナーを差し込みクリーナーのハンドルを引くことで掃除ができてしまいます。
その他ドレンホース以外にもお風呂や洗面所、トイレなどの排水口つまりでも活躍するアイテムなので、1つ持っておくと重宝すること間違いなしです。
クリーニング業者に依頼する
ドレンホースの掃除はクリーニング業者に依頼することもできます。
自分で行うことに抵抗を感じたら、ぜひ依頼してみましょう。
ただしクリーニング業者によってドレンホースの掃除ができる業者とできない業者があるので注意が必要です。
他のクリーニングと一緒についでにやってもらうのではなく、きちんと問い合わせしておくことで、クリーニングに対応していなかったと困ることもなくなるでしょう。
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まとめ
今回ご紹介してきたようにエアコンのドレンホースにはエアコン内部で発生した水を排出するという役割があります。
手入れは必要ないように思われがちなドレンホースですが、手入れを怠ると思わぬ問題につながってきます。
水漏れが発生させ、大騒ぎしてしまう人も多いことでしょう。
そんな問題を防ぐためにご紹介してきたあらゆる方法を駆使して、ドレンホースの劣化と合わせて水漏れを防いでいきましょう。