少しでも高く売りたい!マンション売却のコツとは?

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マンション売却を検討した時、少しでも高く売りたいと考えるのは当然のことです。
しかし、どうすれば高く売れるのか分からないという人は少なくありません。
そこで今回は、マンション売却を高く・早く決めるためのコツとマンション売却の注意点について解説していきます。
これからマンションを売ろうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

マンション売却を高く・早く決めるためのコツ

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まずは、マンション売却を高く・早く決めるためのコツからみていきましょう。

売るタイミングを見極める

1つ目は、売るタイミングを見極めるということです。
マンションは売り時を逃してしまうと売却するまでの期間が長くなってしまったり、値下げ交渉されやすくなったりしてしまいます。
マンションを売るタイミングは、築年数と市況感によって決まるとされています。
築年数が経てばその分資産価値が下がってしまうため、少しでも早く売却することが重要なポイントです。
市況感は、国道交通省によって発表されている不動産価値指標をチェックすることで確認できます。
現在は住宅の不動産価値が右肩上がりになっている時期なので、売り時だと言えます。

いくつかの不動産会社を比較する

2つ目は、いくつかの不動産会社を比較するということです。
マンション売却をする際に、不動産会社から査定してもらいます。
この時、1社だけではなくいくつかの不動産会社から査定してもらい、その結果を比較してみることも重要なポイントになるのです。
不動産の査定にははっきりとしたルールが設けられていないため、不動産会社によってかなり査定額に差が出る場合があるからです。
少しでも高く売りたいなら、マンション売却を得意としていたり、これまでに多くの実績を持っていたりする不動産会社を選ぶようにしましょう。
不動産一括査定なら1度で複数の不動産会社の査定結果を確認できます。

目的に合う媒介契約を選択する

3つ目は、目的に合う媒介契約を選択するということです。
不動産会社と結ぶ媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があります。
一般媒介契約は複数の不動産会社に対して仲介を依頼する契約、専任媒介契約は特定の不動産会社を1社選んで仲介を依頼する契約、専属専任媒介契約は特定の1社選んで仲介を依頼する契約して自己発見取引ができないという仕組みになっています。
築年数が浅い物件や駅チカの物件は購入希望者が多い傾向があるため、一般媒介契約でも問題ないケースが多いです。
より早く買主を見つけたいなら、チラシなどのポスティング、ポータルサイトへの掲載などで集客の強化を図る専任媒介契約がおすすめです。

アピールポイントをはっきりさせる

4つ目は、アピールポイントをはっきりさせるという点です。
販売する際の図面に掲載する基本的な情報は、不動産会社のスタッフが作成します。
しかし、売主だからこそ分かるアピールポイントまでは把握していないケースが多いため、それを載せてもらえるように伝える必要があります。
売却するマンションの魅力的なポイントは、売主が一番よくわかっているものです。
具体的には、水回りの設備が十分にそろっていること、マンションの共有部分が素敵なこと、周辺施設が充実していることなどです。
そのような情報を載せることで、購入を希望する人が住んでからの生活をイメージしやすくなります。

売却計画は余裕を持って立てるようにする

5つ目は、売却計画は余裕を持って立てるようにするということです。
マンション売却に要する時間は4ヶ月ほどが平均だと言われています。
これは、不動産会社に査定を依頼してからマンションを引き渡すまでにかかる時間です。
しかし、これはあくまでも平均なので必ずしも4ヶ月あれば買主が見つかるというわけではありません。
そのため、マンション売却をするなら4ヶ月~6ヶ月ほどかかる可能性があると見込んで動いた方が良いと言えます。
あらかじめどの程度時間がかかるのか把握して準備を進めておけば、焦ることもなくなります。
焦ると値下げ交渉にもつい応じてしまう可能性があるため、少しでも高く売りたいなら焦りは禁物です。

マンション売却の注意点

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マンション売却をするならいくつか知っておくべき注意点もあります。
続いては、マンション売却における注意点についてみていきましょう。

売却までの期間は短くし過ぎないようにする

1つ目の注意点は、売却までの期間は短くし過ぎないようにするということです。
マンション売却を焦ってしまうと、前述したように不本意な値下げ交渉に応じてしまう可能性があります。
これは、売却までの期間を短くし過ぎてしまった場合に起こる可能性が高いです。
そのようなケースだと、冷静に考えた時に後悔してしまう傾向があります。
マンション売却の事情によっては、早期に現金化しなければいけない場合ももちろんあります。
しかしそうでないなら、値下げ交渉をされても簡単に応じず、営業担当者に相談してみてください。
ゆっくりと考えるためにも、売却までの期間は短くし過ぎないようにすることは重要なポイントになります。
ゆとりのある売却活動をしたいなら、半年以上の期間を確保しておくのがおすすめです。
そうすることで依頼する不動産会社を決める時間も確保しやすくなります。

室内を雑然としたままにしておかない

2つ目の注意点は、室内を雑然としたままにしておかないということです。
マンション売却は多くの場合、居住中に売りに出します。
つまり、購入希望者は売主が生活をしている時に内覧をするのです。
内覧をしてもらう際に、室内が雑然とした状態になっているとネガティブなイメージを持たれやすくなってしまうので注意しなければいけません。
印象が悪くなってしまうと早期売却が難しくなってしまいます。
売却できたとしても、想像以上の値引きをしなければいけないという可能性もないとは言い切れません。
そうなることを防ぐためには普段から小まめに掃除したり、整理整頓を心掛けた生活を送ったりする必要があります。
そして内覧時には見せられない部分がないようにしておくと、購入希望者からの印象が良くなることも念頭に置いておきましょう。

まとめ

マンション売却を検討している場合、少しでも高く売りたいと思うものです。
近いうちにマンションを売ろうと考えている人は、ぜひ今回紹介したコツを意識して売却活動を行ってみてください。
そうすることで、売るタイミングを見極められるようになったり、不動産会社選びを円滑に進められるようになったりします。