家の購入を考えている人必見!流れや注意点をご紹介!

マイホーム

家を購入しようと考えた場合、夢はどんどん広がっていきます。
一戸建てで庭付きなら、夏にはバーベキューを楽しむなど賃貸物件とは違った魅力がたくさん詰まっています。
しかし、その夢を実現するためには適切な流れを知る必要があるだけでなく、注意すべき点もあります。
今回は、夢のマイホームを手に入れるための流れや注意点について解説していきます。

住宅を購入するまでの流れ

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まずは、家を購入するまでの流れからみていきましょう。
これから住宅を購入したい方は参考にしてください。

資金計画・情報収集

家を購入するには、資金計画を立てたり、情報収集をしたりするのが重要です。
新築一戸建てやマンションを購入するというのは、大きなローンを抱えることになります。
そのため、きちんと資金計画を立てることは避けては通れない道です。
あらかじめ予算はどのくらいなのか決めておくと、資金計画を立てやすくなるのでおすすめです。

ある程度予算が決まったら、どのような物件に住みたいか考え、理想に合う物件を探しましょう。
物件の情報を集める際は、住むエリアや販売価格、間取り、広さ、周辺環境などの条件を絞っておくと選択肢を絞りやすくなります。

物件や土地の見学

ある程度候補を絞れたら、物件や土地の見学へ行きます。
気になる物件や土地が見つかったら、現地で見てみるようにしましょう。
現地に行ってみないと分からない部分もたくさんあるので、見学をするのはとても重要です。
物件を見学する場合はメジャーを持参し、天井高や窓面、収納スペースの広さなどを確認するのがおすすめです。

物件や土地の購入を前向きに考えているなら、買い物の利便性や交通量の多さ、夜の暗さなども確認しておくと実際に生活してから後悔せずに済みます。

申し込み・住宅ローンの事前審査

納得のできる物件や土地に出会えたら、申し込みや住宅ローンの事前審査へと進みます。
契約をする場合は、引渡しの時期や瑕疵担保責任などについて確認しておきましょう。
契約書の中に何か気になる点、不審な点がないかチェックしてください。

申し込み時には、住宅ローンの仮審査も合わせて行います。
住宅ローンによっては、いくらか申込金を支払い場合もあります。
また、住宅ローンの事前審査を金融機関に申し込み、審査に通る可能性がどの程度あるか確認しておくことも重要なポイントです。

住宅ローン本審査

住宅ローンには本審査もあります。
本審査には、住民票や印鑑証明書、課税証明書など市役所で手に入れなければいけない書類が必要になるので、早めに用意しておきましょう。

本審査に通過すると融資が決定します。
事前審査に通過していたとしても、本審査で落ちてしまうケースも稀ですがあります。
万が一の事態に備えて、住宅ローン特約が契約書に記載されています。
住宅ローン特約は、もし本審査が内定しなかった時は売買契約自体が白紙になるというものです。

売買契約

住宅ローンの事前審査の段階で仮契約を行いますが、本審査通過後に本契約となります。
住宅ローンの本審査に通過しなかった場合は、契約自体が白紙になってしまうからです。
その時に、ハウスメーカーや工務店の宅地建物取引士から重要事項説明をしてもらいます。

内覧会・引き渡し

契約を結んだら、不動産会社や売主などと一緒に物件の状態を確認したり、内覧会を開催したりします。
建物の仕上がりはどうか、契約内容との相違点はないかなどをチェックし、少しでも気になる点があったらすぐに確認するようにしてください。

新築一戸建ての場合は、専門的な知識が必要になる場合もあるので、専門家に立ち会ってもらうのも良いでしょう。
内覧会の時にメジャーを持参してサイズを測っておくと、家具・家電の購入に役立ちます。
引き渡しは、住宅ローンの書類に不備がなく、指定日に融資が実行された場合に行われるのです。
その時に家の鍵を受け取れるので入居できるようになります。

住宅を購入する際の注意点

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家を購入する際にいくつか注意すべき点があります。
続いては、どのような点に注意すれば良いのかみていきましょう。

住宅審査は契約前に

住宅審査を行う場合は、契約前に行うのが鉄則です。
見学をして気に入った物件だとしても、詳しく調べないまま契約してしまうのはリスクが大きいので避けましょう。

住宅審査は、第三者機関が行っているホームインスペクション(住宅診断)を利用するのがおすすめです。
ホームインスペクションを行うことにより、建物の状態を知ることができます。
ホームインスペクションは、目視で基本的な性能を診断します。
費用は住宅の種類や構造によって変わってきますが、5万円から8万円ほどが相場です。

その他に、耐震診断を依頼したり、瑕疵保険を付けたりする場合は、プラスで費用がかかります。
より精密な検査をするために機器を使ったり、床下に入って詳細な調査を行ったりする場合やオプションを追加する際も追加費用の支払いが必要です。
施工不良や劣化などがあると住み始めてから後悔する可能性もあるので、住宅審査はとても重要だと言えます。

契約後のキャンセルは難しい

売買契約を結んだ後のキャンセルは基本的にできないと思っておきましょう。
購入の意志は撤回可能ですが、売買契約締結後のキャンセルはできないと思っておいてください。

買う側の勝手な都合でキャンセルすると、手漬け金が違約金として徴収されてしまいます。
それだけではなく、契約の不履行があった場合はその他の費用も支払うように求められることもあります。
契約を結んだら簡単にキャンセルできないので、きちんと考えてから契約するか否か、決めるようにしましょう。

まとめ

家の購入は人生で最も大きい買い物と言っても過言ではありません。
そのため、ワクワクと胸が高鳴るものです。
少しでも早くマイホームを手に入れたいと思う気持ちも分かりますが、済み始めてから後悔しないようにするにはきちんと手順を踏む必要があります。
住宅ローンやホームインスペクションの関する知識も必要です。
専門的な知識がなければ難しいと感じてしまう部分もあるので、専門家からアドバイスをもらうのも良いでしょう。
納得できる満足度の高いマイホームを手に入れるためにも、家購入の流れや注意点は把握しておいてください。
正しい知識に基づいて購入手順を踏むようにすれば、後悔する可能性も格段に低くなります。
理想を確かな形にするためにも、正しい知識は必要不可欠です。