家を買うタイミングは?家を買う前に考えておきたいことも紹介

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マイホームの購入は、人生の中で一番大きな買い物と言っても過言ではありません。
そのため、年収や年齢、環境の変化など、買うタイミングが非常に重要になってくるのではないでしょうか?
今回は、家を買うタイミングや買う前の準備についてご紹介します。
マイホーム購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

家を買うタイミングはどんな時?

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生活に支障が出ないように、計画的に購入を検討しましょう。

結婚したタイミング

結婚を機に、家を買うという方は少なくありません。
結婚するということは、新生活が始まることを意味します。
それぞれ夫婦によって、理想の住まいのイメージは異なりますが、結婚直後は「将来的にいつかはマイホームを持ちたい」と、希望に満ちている時期でしょう。
共働きであれば効率良く購入資金を貯められますし、夫婦の共有名義であれば、20代のうちに念願のマイホームを購入することも夢ではありません。
また、若いうちに家を買うことによって、周りの家庭よりも早くローンの返済が終了するというメリットがあります。
しかし、結婚のタイミングで購入を検討している場合、注意しなければいけない点があります。
それは、今後のライフプランにしっかりとした見通しが立っているかどうかということです。
結婚は新生活の始まりに過ぎず、これから先、出産、転職、退職など、何が起こるか分かりません。
また、それらの出来事には出費が伴います。

家族が増えるタイミング

子どもが生まれたことをきっかけに、マイホームの購入をするという方もいます。
このようなタイミングで買うのであれば、子育てがしやすいかどうかが非常に重要なポイントです。
周辺の施設や環境などについて事前に調べておくことで、安心して家を購入できます。
また、幼稚園・保育園、小学校など、子どもの成長に合わせて、考える必要があります。

子どもの進学するタイミング

小学校や中学校、高校など、子どもが進学するタイミングで家を買うといったケースも多く見られます。
この際注意しなければいけないのは、全く場所に引っ越すということです。
中学校から高校への進学は、全員がバラバラになるタイミングであるため問題はありませんが、小学校から中学校への進学は、ほとんどメンバーが変わりません。
そのため、誤ったタイミングで家を買ってしまうと、子どもの負担になる可能性があります。

子どもが独立したタイミング

家を買うパターンには、子どもが独立して夫婦2人になったタイミングもあります。
この時期になると、老後の生活について考えなければいけません。
年齢によっては、希望通りの住宅ローン契約は難しくなるため、子どもが独立したらすぐに準備を始めましょう。

年齢や年収で家を買う人もいる

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国土交通省の「住宅市場動向調査報告書」によると、マイホームを購入する人々の多くは、30代後半から40代後半であることが分かっています。
家を買う際に非常に重要なことは、自分の年齢や年収を加味して考えるということです。
年収に関しては、新築で購入した場合、700~800万円前後であり、中古で購入した場合、600~700万円前後が平均値であることも分かりました。
また、戸建てよりもマンションを購入した世帯の方が、平均年収が高い傾向にあります。

家を買う前に考えておきたいこと

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憧れのマイホームを購入する前に、ぜひ以下でご紹介することを考えておきましょう。

戸建てかマンション

これからの住まいとして生活していくのであれば、戸建てかマンション、どちらが自分たちに向いているのか考える必要があります。
まず一番に気になるのは、戸建てとマンションは、総合的に見るとどちらの方が安いのか、ということではないでしょうか?
では、購入費用、維持費、駐車場代、税金の、4つの要素を参考にして考えてみましょう。
購入費用については、一般的に、マンションよりも戸建ての方が高価です。
しかし、戸建ては維持費である月々の固定出費も出ませんし、車の駐車も敷地内であれば無料で止められます。
また、マンションよりも固定資産税が安くなる傾向にあります。
そのため、一概にどちらの方が安いのかということは言えません。
それぞれのライフスタイルに合わせて、戸建てかマンションかを検討することが重要です。

新築か中古

どちらにもメリット・デメリットがあるため、費用面と生活面を加味し、どちらが自分のライフスタイルに適しているか考えましょう。
新築は建てられて間もないため、水回りの設備が整っていたり、耐震性に優れていたりします。
しかし、中古と比べると購入する際の費用が高価になってしまう傾向にあるため、新築購入を躊躇う方もいるようです。
一方で中古は、新しさや耐震性で言うと新築には劣ってしまいますが、リフォームやリノベーションで空間づくりが可能で、購入費用も比較的安価といったことがメリットとして挙げられます。
また、新築か中古か選ぶ際は、居住地であるエリアや周辺環境、近隣住民についてあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

立地の選択

立地を考える際、自分がどのように暮らしたいのか考えることによって、後悔なく家を買えます。
「静かな場所で暮らしたい」「便利で賑やかな場所で暮らしたい」など、求める立地条件は人それぞれ異なります。
そのため、立地は自分のライフスタイルに合わせて選択しましょう。
また、安全で快適に暮らすために、「ハザードマップ」を確認することを欠かせません。
災害のリスクを回避するために、必ず確認しておきましょう。

ローン返済

ローンを組んで家を買う場合、あらかじめ返済計画を考えておく必要があります。
返済し続ける期間や、年間の返済額をしっかり決め、生活に支障をきたさないように、バランス良く返済していきましょう。
購入時だけではなく、将来的な収支状況を予想すると、計画性のある返済が可能です。

まとめ

今回は、家を買うタイミングや、事前に考えておくべき点などについてご紹介しました。
長い時間を過ごすからこそ、後悔のないようにマイホームを購入したいものです。
先のことを見据えて、計画的に購入の準備を進めましょう。