中古マンション探し方を解説!一番適した物件を見つけるには?

中古マンション

不動産投資をしたい家を探そうと思った時に欠かせないのが物件探しです。
しかし、物件探しと一口に言っても、検索サイトで探す方法や不動産会社で探す方法もあり、どうすれば希望の物件と出会えるのか分からないこともあるでしょう。
新築ではないと言え、中古マンションも一生の買い物になる投資です。そこで今回は、一番適した物件を見つけるための中古マンションの探し方について解説します。

検索サイトと不動産会社での探し方

不動産

中古マンションを探す方には、検索サイトを利用する方法と不動産会社を利用する方法の2パターンがあります。
どちらにもメリットとデメリットがあり、自分が求める物件を探す手助けをしてくれることには変わりありません。
検索サイトと不動産会社の特徴を理解して、希望する中古マンションと出会える確率を上げていきましょう。

検索サイトで探すメリット・デメリット

メリット

検索サイトのメリットは、自分の好きな時間やタイミングに物件を探せることです。
希望予算やエリアを設定し、情報を整理しながら探していけます。
不動産会社の場合、対面でのやり取りになることから、「あれもこれも言ったら申し訳ないかな」など気を遣ってしまう方もいるでしょう。
しかし検索サイトの場合、自宅で気軽に物件を探せるうえ、気になったエリアや業者があればすぐに切り替えて検索できます。

また、新着情報のアラート機能も1つのメリットです。
事前に希望する物件を設定しておけば、新しい物件が売りに出された時、条件と合致する物件をお知らせしてくれます。
中古マンションは優良物件がどんどん売れていくので、購入のタイミングを逃さないことが重要です。
アラート機能は大半の検索サイトやアプリに備わっているので、ぜひ活用してみましょう。

デメリット

検索サイトで中古マンションを探すデメリットは、物件の詳細情報を確認しにくい点です。
ネットでは文章をもとにマンション情報を把握することになるので、細かい点などを見落としてしまう可能性もあります。
特に注意点などの重要情報については、買った後で後悔しないためにも売主や不動産会社に連絡を取って事前に確認しておいた方がいいでしょう。

もう1つのデメリットは、なかなか物件を決断できないことです。
検索サイトは自由な条件で物件を探せる反面、いつまでも見ることができるので購入時期を先へ先へと伸ばしがちになります。
希望に近い、良質な物件があっても「もっといい物件があるかも」と思いやすいのも、検索サイトの特徴でしょう。

不動産会社で探すメリット・デメリット

メリット

不動産会社のメリットは、検索サイトに掲載されていない物件を紹介してくれることです。
世の中には、売主や前の所有者の都合によって検索サイトに載っていない物件が、いくつもあります。
不動産会社では、不動産会社のみがアクセス可能な物件情報システムを採用しているので、検索サイトにはない情報を入手できます。
また、物件の注意点や選び方のアドバイスをしてくれる点もメリットです。
中古マンションは選び方に気を付けないと、買ってから後悔する事態に陥る可能性があります。
不動産のプロに周辺環境や近隣住民の問題など、物件選びのポイントが気軽に聞けると安心感もあるでしょう。
不動産会社では担当者と相談しながら物件を探せるため、購入の決断もしやすくなります。

デメリット

不動産会社のデメリットは、検索サイトと比べて見られる物件数が少ない点です。
希望条件に合った物件だけを紹介されるので、一般的には5件程度とされます。
また不動産会社の場合は、初回提案後の次の物件紹介までに時間がかかります。
これは希望条件にマッチする物件を調べてお知らせするため、仕方のないことと言えるでしょう。
スケジュールに余裕をもって相談するよう心掛けましょう。

結論…両方を活用して探すと良い物件も見つかりやすい!

中古マンションを探す際に利用する、検索サイトと不動産会社のどちらにもメリットとデメリットがあります。
物件選びでは必要な情報を集めて、希望に合った物件を探したいので、両方を活用すると良い物件が見つかりやすくなります。
例えば、検索サイトで複数の物件情報に目を通して、気になる物件が見つかったら不動産会社に相談に行くといった利用の仕方です。
両者のメリットを上手く活かして、物件探しに役立てていくのが良いでしょう。

一番適した物件を見つけるためのポイント

中古マンション

中古マンション探しでは、事前の準備が重要です。
人気物件はすぐに完売してしまうため、モタモタしているとあっという間に良い物件がなくなっていきます。
自分の希望に合った物件を見つけるためのポイントは、以下の2点です。

大まかな予算を決めておく

どんなに素敵な物件が見つかっても、予算オーバーでは現実問題として意味がありません。
予算には物件価格や諸費用、管理費、修繕積立金、毎月のローンなどが含まれます。
物件価格について住宅ローンで賄う方が大半となっており、一般的に年収の約5倍が相場とされます。
諸費用は仲介手数料や登記費用などに必要な経費です。
管理費や修繕積立金、毎月のローンはランニングコストと呼ばれるもので、マンションを維持・管理していくための費用です。
予算は中古マンション購入にあたって、決めておくべき大事なポイントです。

物件の築年数やエリアなどの条件を定める

予算の検討がついたら、物件の築年数やエリアの条件を決めていきます。
築年数については、古いほど安価で、新しい物件ほど高価な傾向があります。
古い物件は当然設備も古くなりますが、今はリノベーションやリフォームで綺麗になっているところもあるので調べてみると良いでしょう。
また、建物が旧耐震基準か新耐震基準かで、住宅ローンの審査が変わることがあるので確認が必要です。
エリアについては、自分の住みたい地域を探しながら、学校や職場のことも考えて選びます。
今住んでいるエリア以外の場所に移る場合は、「静かな場所か」「通勤は大変ではないか」など周辺環境について具体的にイメージしてから購入するようにしましょう。

まとめ

中古マンションは探し方によって、出会える物件が変わります。検索サイトは大量の物件情報が掲載されていますが、注意点など細かい点の確認が難しくなっています。
一方の不動産会社は、紹介される物件数こそ少ないですが、探し方の相談がしやすい点がメリットです。
両者の良いところを活用しながら情報を集めていくと、お気に入りの物件に出会える可能性が高くなるでしょう