コインパーキング検索に使えるおすすめサイト&アプリをご紹介!

コインパーキング

コインパーキングは、車で外出する際に利用する人が多いでしょう。
最近は、空き地を有効活用するためにコインパーキングにするといったパターンも増えていため、比較的見つかりやすくなっています。
しかしエリアによっては、数が少なくてなかなか見つからない場合もあるでしょう。
そのような時に役立つのが、コインパーキング検索サイトやアプリです。
今回は、おすすめのコインパーキング検索サイト&アプリをご紹介しつつ、料金を少しでも抑える方法や使用時の注意点なども解説します。

コインパーキングには様々な種類がある!

コインパーキング

コインパーキングは、大きく分けると3つの種類があります。

・ロック式
・ゲート式
・前払い式

まずは、それぞれの種類がどのような特徴を持っているのか解説していきます。

ロック式

ロック式は、街中で多く見かけるコインパーキングの形式です。
駐車可能台数が20台未満の駐車場に多く採用されている種類でもあります。

・ロック式の仕組み
ロック式は、車が停まっていることを機械が判断するとロック板が上昇し、清算機で料金を払うとロック板が下降するという仕組みになっています。
しかし、清算してからすぐに出庫しないとロック板が再度上昇してしまうので注意が必要です。
そうなった時、ロック板が下がっていると思い込んで車を動かしてしまうと、バンパーに引っかかってしまいます。
車に傷がつくだけではなく、ロック板が故障してしまう可能性もあるので、利用する際は清算後に長時間駐車しないよう気を付けてください。

・利用方法
入庫する時に利用規約や料金を確認し、空いている駐車スペースに車を停めます。
商業施設の周辺や商店街にある場合は、提携店舗の駐車券を持っていくと数時間分が無料になる場合もあります。
出庫する時は、清算機に駐車位置番号を入力して清算してください。
駐車位置番号を間違えてしまうとロック板が下がらないので要注意です。
支払いをしたらロック板が下がっていることを確認し、出庫します。

ゲート式

ゲート式のコインパーキングは、商業施設や空港、病院など駐車台数が多いところで採用されているケースが多いです。

・ゲート式の仕組み
利用者の車が機械に近づくと駐車券が発行されてゲートが開くという仕組みです。
駐車場内に入ったら空いているスペースに車を停めます。
ゲート式のコインパーキングには、清算機だけではなく発券機やゲート機、バーキャッチャー、事前清算機が設置されているので、ロック式とは出入り口の見た目が異なります。

事前清算機があるゲート式コインパーキングであれば、事前に清算が可能です。
清算を済ませておくと駐車券を機械に通すだけでゲートが開きます。

・利用方法
まずはロック式と同じように利用規約や料金を確認し、ゲートで駐車券を発見したら入場します。
駐車券は、折り曲げたり、磁気に近づけたりしないように気を付けてください。
空いているスペースであればどこでも駐車可能です。
商業施設の周辺や商店街にある場合は、提携店舗の駐車券を持っていくことで数時間分が無料になる場合もあります。
出庫する際は出口ゲートまで行って駐車券を清算機に入れ、表示された金額を支払います。
事前清算機で支払いが済んでいる場合は、駐車券だけ入れれば問題ありません。
支払いが済むとバーが上がるのでそのまま出庫してください。

前払い式

前払い式は、清算機だけで運営されているコインパーキングです。
前払い式のコインパーキングでは、まず利用者が駐車する時間分のチケットを購入する仕組みになっています。
購入したチケットをダッシュボードの上など車外から見える位置に置き、時間内に出庫します。
利用方法は、行動上にあるパーキングメーターとほとんど同じなので、そこまで使い方で苦戦することはないでしょう。
料金が安めに設定されているところも多いため、駐車料金をなるべくかけたくない場合におすすめです。

しかし、1回あたりの料金が300~400円程度となっているので、ちょい停めをしたい場合には割高に感じてしまう可能性があります。

コインパーキングの検索方法

コインパーキング

外出した先で駐車場を探してもなかなか見つからない、見つかっても満車だったというパターンもあるでしょう。
特に都心部では駐車場の数が限られている場合もあるので、駐車場探しに難航してしまう可能性が高いです。
しかし最近では、現在地や目的地の周辺にある駐車可能なコインパーキングを検索できるサイトやアプリもあります。
コインパーキングを駅名や施設名、住所などから検索することが可能です。
駐車料金もあわせて表示してくれるサイトやアプリもあり、前もってどれくらいの料金がかかるのか把握できるでしょう。
さらに、最大料金や入出庫可能時間などの条件で絞込検索ができる場合もあります。

サイトやアプリの中には、空車検索だけではなく予約ができるサービスを提供しているところもあります。
外出する前に予約しておけるので、満車で順番待ちをしなければいけないなどのタイムロスを回避できます。
遠方に外出する時は思った以上に道が混んでいて時間がかかってしまう場合もあるでしょう。
そのような時に駐車場探しにも時間を取られてしまったら、予定に間に合わなくなってしまう恐れもあります。
そのような不安を解消するためにも、予約ができるサイトやアプリを使い、あらかじめ駐車するコインパーキングを決めておくメリットは大きいと言えるでしょう。

おすすめのコインパーキング検索サイト8選

コインパーキング

コインパーキングを検索できるサイトはいくつもあります。
その中でどのサイトを使ったらいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで、おすすめのコインパーキング検索サイトを8つピックアップしてご紹介します。

ロケスマWEB

ロケスマWEBは、全国各地にあるコインパーキングを探せるサイトです。
三井のリパークやSANパーク、タイムズ、NPC24Hなど、多くのコインパーキングを探すことができます。

普段から地元付近で使っているコインパーキングと同じ系列に止めたい場合にも役立ちます。
地図上にピン止めされているので、現在地から近い場所にあるコインパーキングはもちろん、行き先の周辺にあるコインパーキングも検索可能です。
最大料金も表示されるため、あらかじめいくらかかりそうか予想できるのも嬉しいポイントです。

ルート検索やストリートビュー表示、Google Map表示などもできます。
コインパーキングの他にも、飲食店やコンビニ、ホームセンター、ディスカウントショップ、カー用品店なども調べられます。
そのため、外出先で食事をとりたいと思った時、周辺にどのような店があるのかも調べられるのは、ロケスマWEBの大きなメリットです。

コインパサーチ

コインパサーチは、エリア・フリーワード・地図からコインパーキングを検索できるサイトです。
エリア検索は、都道府県から徐々に絞り込んでいき、目的地周辺にあるコインパーキングを探せます。
フリーワード検索は、住所や駅名、施設名など任意のキーワードを検索窓に入力して探す方法です。
地図検索は、Google Mapを利用して簡単に検索できる方法で、地図を動かすと周辺のコインパーキングもチェックできます。
スマホでコインパサーチにアクセスすると、現在地から検索することも可能です。
トップページにGPS検索と表示されるので、それをタップすると現在地から近い場所にあるコインパーキングが表示されます。
複数の検索方法から選べるので、使いやすいと感じる方法でコインパーキング検索ができる点が大きなメリットです。

コインパーキングの収容可能台数や設備などの確認ももちろんできます。

S-PARK

S-PARKは、東京都内の時間貸し駐車場を検索できるサイトです。
地名や駅名から地図で探せるようになっています。
24時間営業や最大料金設定あり、領収書発行可、提携店舗割引ありなどの条件を絞り込んで検索することも可能です。
主要エリア(新宿駅、渋谷駅、池袋駅、六本木、東京駅、銀座など)から探すこともできます。
駅名などがよくわからない時は、地図や現在地で探すこともできるようになっています。
また、パーク&ライドの取り組みにも力を入れているサイトなので、P&R駐車場を探すことも可能です。
P&R駐車場は、長時間停めておいてもそこまで金額が高くならないため利用しやすいでしょう。
パーク&ライドを利用することで特別な割引が行われるわけではありませんが、最大料金が設定されているなど、長時間停めておきやすいコインパーキングを探す時に役立ちます。

NAVITIME

NAVITIMEは、コインパーキングの検索や予約ができるサイトです。
キーワードや住所、電話番号、郵便番号などで検索できます。
また、すべてのコインパーキングを調べるだけではなく、特定の会社のコインパーキング(タイムズやリパークなど)を絞り込んで探すことも可能です。
さらに、予約制や満車情報あり、24時間営業などのサービス内容を指定して検索できるのもメリットです。
都道府県からさらに細かいエリアを絞り込んで探したり、地図から探したりするやり方も選択できます。
おすすめの駐車場や人気スポット周辺の駐車場、主要駅周辺の駐車場、主要空港周辺の駐車場なども紹介しているので、目的地周辺のコインパーキングは非常に探しやすいでしょう。

予約可能なコインパーキングに関しても、キーワードなどで検索できるようになっています。

Parking NAVI

Parking NAVIは、月極駐車場やコインパーキングを検索できるサイトです。
月極駐車場もコインパーキングも、駅名やフリーワード、エリア、こだわり条件で検索できるようになっています。
目的地の最寄り駅がわからない場合やフリーワードが思いつかない場合は、エリア検索を使うのがおすすめです。
こだわり条件には、スタッフ常駐や24時間営業、電子マネー利用可、クレジットカード可、トイレありなどが含まれています。
例えばエリア検索をしてみると、目的地の市区町村を指定できます。
そうすると、指定されたエリアにあるコインパーキングが表示されるのです。
時間料金や最大料金、営業時間なども確認できるため、遠出する際にも役に立つでしょう。

特P

特Pは、日本最大級の駐車場検索・予約サービスを提供しています。
相場の半額以下で予約できる駐車場もたくさんあるので、お得にコインパーキングを利用したい人に最適です。
特Pは予約ができるので、満車で駐車場を探し回らなければいけないという不安を解消できます。

また、オンライン決済に対応しているため、清算の手間が省けるという点も魅力の1つです。
コインパーキングを検索するだけではなく、予約可能な特P駐車場に絞って表示させる機能も搭載されています。
そのため、お得に停められる駐車場を厳選して紹介してもらいたいと思っている人にも最適なサイトです。

SPACE24

SPACE24は、各地のコインパーキングを探せるサイトです。
サイトのトップページには日本地図が表示されていますが、すべての都道府県にあるコインパーキングを検索できるわけではありません。
なぜなら、このサイトで検索できるのはチケットパーキング(スペースECO)とチケットパーキング(チケパ)、チケットパーキングの3種類のみだからです。
エリア検索や名称・詳細検索から選択できるようになっています。
施設詳細オプションを指定して検索することも可能です。
オプションには、千円札対応可、24時間入出庫可、最大料金有、交通系IC対応などがあります。

コインパーク駐車場検索

コインパーク駐車場検索は、COIN PARK が運営しているコインパーキングを検索できるサイトです。
都道府県からエリアを絞って検索できます。
また、条件の設定もできるので、営業時間などが気になる場合は細かく指定して検索するのがおすすめです。
選択できる条件には、Ponta利用可や提携店舗割引等あり、24時間営業、最大料金ありとったものがあります。
すべての都道府県にCOIN PARK が運営しているコインパーキングが設置されているわけではないので全国を網羅しているとは言えませんが、目的地によっては利用できるので使ってみる価値は大いにあります。

おすすめのコインパーキング検索アプリ7選

コインパーキング

旅行などで知らない土地を訪れた際には、コインパーキングがどこにあるか迷うこともあります。
また、ナビではなかったコインパーキングがある場合でも、事前にアプリを入れておくことで混乱を防げるでしょう。
ここでは、おすすめのコインパーキング検索アプリをご紹介していきます。
スムーズにコインパーキングを探したい方は、事前にダウンロードしておくのがおすすめです。

PPPark!

PPPark!は、コインパーキング探しのストレスを解消できるアプリとして知られています。
日本中にあるコインパーキングだけでなく、有人、予約制などのパーキング情報も掲載しているので、停めたい場所周辺のパーキングを事前に把握できるのがメリットです。

停める日、入庫時間、出庫時間を入力すると、最大料金や週末料金などの計算方法で最安値の駐車場をすぐに反映してくれます。
空いている駐車場情報がわかるので、対応しているコインパーキングであれば確実に駐車できるでしょう。
予約もアプリから簡単にできるので、予約制のコインパーキングを探している方にも便利です。

タイムズ駐車場検索

タイムズ駐車場検索は、運転ドライバーの強い味方になるアプリです。
無料のアプリですが、地図でタイムズの駐車場の位置を検索できるだけでなく、リアルタイムの満車・空車情報が反映されるので、ドライブ中でもコインパーキングの使用状況が確認できます。

現在地から最短でタイムズの駐車場までを案内してくれる「ルート検索」はアプリだけの機能となっており、使い勝手も抜群です。
さらに長期間駐車したい場合に気になる最大料金に関しても、絞り込み検索で最大料金の有無や24時間入出庫可能かどうかなどの条件を選択して検索可能です。

指定したタイムズの駐車場料金のシミュレーションもできるので、事前に料金の目安を知ることができるでしょう。
タイムズクラブへの加入により、頻繁に使うコインパーキングをお気に入り登録できたり、ポイントを貯めたりすることもできます。

三井のリパーク駐車場検索

三井のリパーク駐車場検索は、ダウンロード無料で便利な機能が使えるアプリです。
現在地周辺や目的地周辺にある三井のリパーク駐車場をアプリで簡単に検索でき、さらにどのコインパーキングが空車かなどの情報もリアルタイムで確認できます。

チェックしたい駐車場を選択すると駐車台数や利用料金の確認も表示されるので、周辺のコインパーキングとの比較もしやすいでしょう。
便利なカーナビ機能を活用すれば、目的地のパーキングまでの道のりもワンタッチでカーナビへ転送可能です。
駐車料金に関しても簡単に確認できるので、お得なコインパーキングを探したい時にも活用できます。

SmooPA

知らない環境であちこちのコインパーキングを探すのは大変です。
そんな時には、空いているコインパーキングをすぐに検索できるSmooPAがおすすめです。

SmooPAは、現在地や目的地周辺のコインパーキングだけでなく、駐車情報などもワンタッチで検索できます。
駐車場によっては現金での支払いのみしか対応していないところもありますが、SmooPAを使うとアプリでキャッシュレス決済も簡単にできます。
さらにクレジットカード払いを選択するとポイントが貯まるだけでなく、お得なクーポンがゲットできるチャンスもあります。
旅行で訪れた場所の駐車場情報を知っておきたい、空いている駐車場にスムーズに停めたい、煩わしい現金決済をキャッシュレスで済ませたい方に便利でしょう。

akippa

akippaは、行きたい場所・施設名・周辺の情報を入力して検索するだけで、条件に適したコインパーキングを見つけられるアプリです。
アプリに表示された地図には、駐車場を示すピンが表示されています。
そのピンをタップするだけで、駐車場の詳細情報を簡単に知れるので便利です。
akippaは空きスペースを活用している場所も表示されるため、通常のコインパーキングよりもお得に駐車できるのが特徴です。
さらに、事前に予定がわかっている場合は最大30日前から予約ができます。
予約も1日単位や15分単位などお好みで選択できます。
また、事前決済によって当日の支払いも不要です。
入出庫にかかる時間も不要なので、スムーズな駐車場探しをしたい方におすすめのアプリとなっています。

Peasy

Peasyは、スマホに入れたアプリから簡単にコインパーキングを探して決済までできるサービスです。
各ネットメディアでも紹介されているため、知っている方もいるでしょう。
使い方も簡単で、事前にアプリから駐車場を予約して使う方法と駐車場についてからアプリで利用開始する方法があります。

事前予約する方法はキープ機能と呼ばれていて、無料で30分間駐車場を取り置きしてくれます。
そのため、停めたい駐車場に着いたら満車だったという心配もありません。
駐車場に停めてから利用開始ボタンを押せば、そのまま利用開始となります。
事前登録済みの支払い方法で料金決済ができるので、終了後にはそのまま出庫するだけです。
対応駐車場には、フラップタイプ・センサータイプ・ポールタイプの3種類になります。

みんちゅう

みんちゅうは、駐車場や駐輪場のシェアサービスアプリです。
利用したいエリアを検索して、車種、日時で簡単にパーキングが見つけられます。
みんちゅうに登録されているのは、コインパーキングだけでなく、レンタルスペースも含まれています。
周辺のコインパーキングが満車だったとしても、レンタルスペースで利用できる可能性があるでしょう。
コインパーキングとは違い、入出庫時の料金の支払いがありません。
予約した時間内であれば何度でも入出庫可能なので便利です。

使用後に領収書の発行も可能なだけでなく、先払い式なのでお得に駐車できるのが魅力です。

コインパーキングの料金を少しでも安く抑えるには?

コインパーキング

コインパーキングによっては料金に大幅な差があるため、少しでも安いところを探したいと考えるのは当然のことです。
そこで、コインパーキングの料金を少しでも安く抑えるための方法をご紹介します。

時間ごとの金額を知ってから比べよう

コインパーキングには、「20分200円」や「30分200円」など短時間利用ができるところと、「1時間500円」という時間で区切っているところがあります。
もし数十分程度の短時間で利用したい場合、1時間単位で料金を支払うと損をした気分になってしまうでしょう。
しかし、20分で済む用事であれば200円の支払いだけで済みます。
利用する時間や時間単位の金額で駐車場を選ぶと安くなるでしょう。

駐車料金無料の方法を知ろう

大きなデパートや商業施設などの駐車場では、買い物で駐車料金が割引もしくは無料になるケースもあります。
例えば、デパートに併設されている駐車場をそのまま使用した場合、「1時間1,000円」となりますが、対象の店舗で買い物をすると割引券がもらえるため結果的に2時間無料で駐車できるところもあります。
もし、このデパートで買い物しない場合でも、次回来店時に使用できる百貨店共通券やクオカードなどを購入すれば、別の場所でも使用できるので無駄になりません。

このような方法で、駐車場が無料になることを知っておくと便利です。

支払い方法でお得になるケースも

駐車場の支払い方法が現金以外でできる場合、クレジットカードや電子マネー決済を選択するのがおすすめです。
細かい現金を用意する必要がなく、駐車料金の支払いによってポイントが付くものもあります。
駐車場の会社が会員向けのカードやアプリなどを設けている場合、利用するだけで会員割引やポイント割などが適用されます。
例えばタイムズなら、タイムズクラブ登録でポイントが貯まると割引券と引き換えができます。
三井のリパークではTポイントを貯められるので、ポイ活にも適しているでしょう。

お得に駐車できる“最大料金”とは?

コインパーキング

コインパーキングには、最大料金が設定されている場合もあります。
この最大料金にはいくつかの仕組みと種類があり、同じ最大料金でも計算方法が異なります。
ここでは、お得に駐車できる最大料金の仕組みや種類を紹介します。

最大料金を知っておこう

時間で貸しているコインパーキングの場合、最大料金を設定しているところがあります。
最大料金がある場合、以下のような計算方法が適用されます。

【通常料金】
・昼間(8:00~20:00)…30分100円
・夜間(20:00~8:00)…60分100円

【最大料金】
・入庫12時間以内…最大料金800円

このように最大料金を設けている場合、8:00~20:00まで駐車したとすれば最大料金である800円の請求となります。
つまり、4時間以上停めるとお得になるという仕組みです。
ただし、入庫して12時間以上経過した場合は通常料金が加算されるので、12時間以上になる場合は一度停め直すのがおすすめです。
加算料金に関しては、コインパーキングの条件などで変わってきます。
看板などの注意事項を読んでから利用しましょう。

最大料金の種類と仕組み

コインパーキングでは、同じように見える最大料金でも種類がいくつかあります。
同じように見える最大料金の種類と違いを解説します。

駐車後○時間最大料金

この表記の場合、一定時間のみ最大料金が決められています。
そのため、一定時間を超えた場合は超過分の料金が加算されます。

・昼間(8:00~20:00)…30分100円
・夜間(20:00~8:00)…60分100円
・駐車後24時間最大料金…1,000円

この料金で9:00入庫、翌日8:00出庫で計算してみましょう。
9:00~20:00までの11時間×(30分100円×2)200円=2,200円+20:00~8:00までの12時間×100円=1,200円なので合計3,400円になる計算です。
しかし、駐車後24時間最大料金が1,000円で23時間の駐車になるので最大料金の適用となってお得になります。

当日24時まで最大料金

当日24時まで最大料金と記載されている場合、日付が変わる前なら最大料金が適用されます。

・昼間(8:00~20:00)…30分100円
・夜間(20:00~8:00)…60分100円
・当日24時まで最大料金…1,000円

この料金で9:00入庫、翌日8:00出庫で計算してみましょう。
9:00~20:00までの11時間×(30分100円×2)200円=2,200円+20:00~0:00までの4時間×100円=400円で合計2,600円になりますが、当日24時まで最大料金が1,000円になります。
その後、0:00~8:00まで60分100円×8時間=800円なので、1,800円になる計算です。

時間帯最大料金

時間帯最大料金と記載されている場合、決められた時間を過ぎると料金が変わります。

・昼間(8:00~20:00)…30分100円
・夜間(20:00~8:00)…60分100円
・時間帯最大料金(8:00~20:00)…1,000円

この料金で9:00入庫、翌日8:00出庫で計算します。
9:00~20:00までの11時間×(30分100円×2)200円=2,200円が時間帯最大料金適用で1,000円になります。
20:00~8:00まで60分100円×12時間=1,200円なので、2,200円です。

コインパーキングの使い方で気を付けたいこと

コインパーキング

使い方に気を付ければ、とても便利に利用できるのがコインパーキングのメリットです。
ここでは、特に気を付けたいコインパーキングの注意点をご紹介していきます。

駐車番号に注意

駐車場の前の部分に番号が記載されているコインパーキングでは、精算時に番号を間違えるケースが多くなっています。
6番と9番、1番と11番などは特に間違いが多く、他の人の料金を精算してもその料金は返金されません。

精算前に一度駐車番号を確認しておきましょう。

駐車券の紛失で高額料金が請求される可能性がある

コインパーキングに入庫した際に駐車チケットが発券されますが、このチケットを紛失してしまうと高額な料金が請求されます。
タイムズでは、駐車券紛失によって3万円を上限とした支払いを求める内容をホームページに掲載しています。

これは長時間駐車していたにもかかわらず、短時間しか駐車していないという虚偽の報告を防止するためです。
三井のリパークでは、支払い後に駐車券が見つかった場合は差額分の返金があるようですが、できるだけ紛失しないように注意してください。

精算機では高額紙幣が利用できない

コインパーキングでは、高額紙幣での精算ができないところがほとんどです。
五千円札、一万円札では支払えないため、事前に千円札や小銭を用意しておくようにしましょう。

コインパーキングには様々な種類があるだけでなく、料金設定もそれぞれの仕組みが異なります。
便利に使いたい方は、サイトやアプリを登録しておき、サービスが受けられるものを確認しておきましょう。
また、最大料金の違いについて知っておくことで、同じ時間でもお得に駐車できる方法があります。
自分に合った使い方や好みのパーキングを探してみましょう。