トランクルームを活用したい!初期費用や安く抑えるコツは?

トランクルーム

自宅では収納量が足りないといった時に便利なのが、トランクルームです。
レンタル収納やレンタル倉庫とも呼ばれ、趣味のアイテムや使わない家具、インテリアなど、思い思いに収納できることが魅力です。
トランクルームを使用する際には、レンタル料を毎月支払う必要がありますが、初めて利用する場合には初期費用が合わせてかかります。
今回は、トランクルームの初期費用がどれくらいかかるのか、費用を安く抑えるコツなどをご紹介しましょう。

トランクルームの初期費用はいくらかかる?

トランクルーム

トランクルームの初期費用は、月額のレンタル料の約1.5~3.5ヶ月分が相場と言われています。
そもそもトランクルームの月額使用料は屋内型なのか屋外型なのか、エリアの利便性や広さなどによって変わってきます。
屋内型は空調設備・セキュリティ環境が整っており、屋外型よりもレンタル料が高くなることが多いです。
仮に月額のレンタル料が6,600円だとした場合、その1.5~3.5ヶ月分となると9,900~23,100円となります。
トランクルームの中には、空調設備やセキュリティ環境だけでなく、除湿機能を完備している所もあり、場合によっては更に高くなる可能性があるでしょう。

初期費用に含まれるもの

トランクルーム

初期費用には、利用料のほか、管理費・事務手数料など様々なものが含まれています。
ここでは、初期費用に含まれている費用についてみていきましょう。

利用料

まずはトランクルームの利用料です。
トランクルームを契約すると、その日からすぐに料金が発生します。
日割り換算した当月分と、翌月分をまとめて支払う形となっており、どのトランクルームも同様の支払い方法となっています。

管理費

続いて、敷地内の外灯や共有スペースなどの整備に充てられる管理費です。
管理費も契約した月分から支払いが発生し、初月分と翌月分を支払います。

管理会社によっては、保証料と呼んでいる場合もあります。

事務手数料

事務手数料は、契約に伴って必要な経費のことで、数千円~月額レンタル料金1ヶ月分程度の費用がかかります。
事務手数料に関しては、タイミングによっては割引キャンペーンを行っている場合もあります。

鍵交換費用

トランクルームに使用する鍵の交換費用です。
賃貸などと同様に、トランクルームも使用者が変わるタイミングで新しい鍵に交換する必要があります。
新しい鍵を作成するための費用は、鍵交換費用として初期費用に含まれることが多いです。
相場は2,000~4,000円前後となっています。

セキュリティ登録料や保証委託料

セキュリティ登録料や保証委託料は、万が一の滞納に備えた費用です。
管理会社によっては、このための保証会社に加盟しなければならないケースもあります。
加盟金になるため、解約した場合でも返還されません。

敷金・礼金

管理会社によって敷金・礼金は必要ない場合もありますが、中には敷金・礼金が初期費用に含まれる所もあります。
礼金は管理会社に支払うお金ですが、敷金は残金があれば返還されます。

トランクルームの費用を抑える方法

トランクルーム

初期費用は、どのようなものが含まれているかによって金額も変わっていきます。
知らないで契約してしまうと、想像以上の支払い額になる場合もあります。
そこで、最後にトランクルームの費用を抑える方法をご紹介しましょう。

必要な広さのトランクルームを契約する

中には、将来的にもっと荷物が増えると予想し、広めのトランクルームを選ぼうと思っている方も多いでしょう。
しかし、トランクルームには様々な広さのものがあり、広くなるほどレンタル料金も高くなる傾向があります。
そのため、預けたい荷物が少ないにも関わらず広いトランクルームを借りると、その分月額費用も高くなってしまいます。
また、初期費用は当月分と翌月分の月額費用が含まれるため、適切な広さで借りた方がお得になるのです。
そうは言っても、荷物を入れた時にスペースに余裕がなく、ギリギリの状態では荷物を出し入れがしにくくなる可能性があります。
節約したいからと言って、無理に荷物を入れてしまわないようにしましょう。

郊外にあるトランクルームは割安

立地によっても、トランクルームの料金は変わります。
どんなエリアにあるのか、駅からの距離や利便性はどうなのかによって、同じ広さの0.5畳であっても4,860~15,000円の差が出る可能性があります。

これは、同じ管理会社のトランクルームであっても同様です。
また、都市部と郊外では、郊外の方が料金も安くなる傾向にあります。
そのため、荷物を運ぶための手段があるなら郊外にあるトランクルームを選ぶというのも方法の1つです。
ただ、自宅からあまりにも遠い場合、その分交通費がかかることになります。
利便性も悪くなるので、こうしたデメリットも踏まえて選ぶ必要があります。

屋外型のトランクルームを選ぶ

トランクルームは、設備が整っている屋内型よりも屋外型の方が料金も安くなります。
屋内型は、雨や風などが強い悪天候の日でも荷物を濡らすことなく出し入れできるため、利便性が高いです。
しかし、その分屋外型よりも料金が高くなってしまうため、少しでも費用を抑えたいなら屋外型を選びましょう。
ただ、屋外型のトランクルームは密閉度が高く外気の影響を受けやすいため、気温が上昇しやすく湿度も高くなるため、注意も必要です。
預ける荷物が高温多湿に弱い場合にはおすすめできませんが、問題がないなら屋外型のトランクルームを選ぶとその分お得になります。

キャンペーンを活用する

管理会社によっては、期間限定で初期費用が無料もしくは割引になるキャンペーンを行っていることがあります。
このようなキャンペーン期間に契約すれば、それだけで当月料金と翌月の料金だけで済む可能性もあります。
自宅の近くにあるトランクルームがこうしたキャンペーンを行っているか事前に確認したり、キャンペーンを行っているトランクルームを探したりして、お得に利用できる方法を見つけてみることをおすすめします。

まとめ

トランクルームは、広さ・立地などによって月額のレンタル料金や初期費用が異なります。
少しでも費用を抑えるには、事前にトランクルームの管理会社の詳細を確認し、必要な広さで契約する必要があります。
また、中には初期費用や一定期間月額料金が安くなるキャンペーンを行っている所もあるので、そういった所を探してみてください。
賢く選んで、お得にトランクルームを利用しましょう。