すぐに始められる!一人暮らしの節約術をご紹介!

節約

一人暮らしは、実家で暮らしていた頃に比べて自由に暮らせる分、毎月しっかりとお金を貯金するのは難しいものです。
また、これから一人暮らしをスタートする人にとって、自分の収入だけで生活していけるかと不安を抱く方も多いです。
そこで、今回は今日から始められる一人暮らしの節約術をご紹介していきます。
どんなにお金を浪費しても誰にも注意されない一人暮らしだからこそ、賢く節約して貯金を増やしましょう。
これから一人暮らしをする予定の方、または既に始めていて節約したいけどうまくいかないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてださい。

固定費を見直そう

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節約をするために大切なのが、固定費の見直しです。
固定費とは、家賃や保険費などの毎月支払う額が決まっているお金のことです。

一人暮らしで節約をしたいのなら、固定費の合計が収入額に適しているかどうかを確認する必要があります。
では、具体的な固定費の見直し方法についてご紹介していきます。

家賃はどのくらいか

家賃は、合計収入額の25%以下に抑えましょう。
家賃とは別に共益費と管理費を支払っている場合は、それらすべての合計が25%以下であるのが理想です。

また、借りている物件によっては年毎や更新のタイミングで、更新料の支払いが必要なケースもあります。
その場合は、更新料を月割りして毎月貯めておくのをおすすめします。
例えば、1年ごとに更新料5万円を支払う場合、12ヶ月で割ると1ヶ月で約4,100円となります。
毎月4,100円を貯めていけば、更新料の支払い時に焦ることはないでしょう。
毎月貯める更新料の金額も含めて、家賃の25%以下かどうかを確認してみてください。
もし、今の家賃が収入額の25%を大幅に超えている場合は、安い場所への引っ越しを検討するのが良いでしょう。

保険費はいくらか

生命保険や車の保険なども、固定費に含まれます。
いくつかの保険に入っている場合、重複した内容になっていないか、必要のないプランではないかなどを見直すのが良いでしょう。

特に生命保険の場合は両親や家族が加入させたケースが多く、お金は支払っているけれど詳しい内容は知らないという方もいます。
節約を決意したタイミングで保険証書を見直したり、ファイナンシャルプランナーに相談したりするのも手です。

先取貯蓄をする

節約を成功させる方法として、先取貯蓄もおすすめです。
お金が貯まらないと悩む方の傾向として、残ったお金を貯蓄しようとします。

しかし、実際はお金が残ることはなく、収入額すべてを使い切ってしまうケースは少なくありません。
先取貯蓄とは、「残ったら貯める」のではなく、収入が入ったら「まずは貯金する」という方法です。
つまり、給与が振り込まれたら毎月決まった金額を貯金へと移動し、残ったお金で生活するということです。
具体的な方法としては、給与から自動的に積立される財形貯蓄制度や、指定日に引き落とされる継続積立貯金などがあります。
大切なのは、ギリギリ生活できる範囲でのお金を残すことです。
先取金額をあまりに増やすと食事すらとれなくなってしまうので、無理なく生活ができる範囲での金額指定を行いましょう。

一人暮らしの節約で大切となるポイント

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固定費の見直しの他にも、節約で大切なポイントがいくつかあります。
どのようにすれば節約が成功するのかを、詳しくご紹介していきましょう。

支出を把握する

節約を成功させるには、まずは1ヶ月でどれだけの支出があるのかを確認することです。
給料日にはあったお金がなぜかない、という状態では、節約すべきポイントが見つからないからです。
まずは、支出を把握するために買い物時のレシートを受け取ってまとめておきましょう。
クレジットカードや電子マネーでの支払いが多い場合には、明細が見られるアプリやサイトを用意しておきます。
月末にレシートや明細を見返すだけで、自分が何に一番お金を使っているのかがわかるようになります。
支出の傾向を把握して、節約できる箇所はないかを探してみましょう。

家計簿をつける

月々の支出を把握する方法として、家計簿をつけるのも良いでしょう。
家計簿と聞くと「細かくて大変そう」と思われるかもしれませんが、詳細に記録する必要はありません。
大切なのは続けることなので、無理のない範囲で支出の項目訳をしましょう。

例えば、食費と日用品、外食費、その他の4つに分けて、月の支出をざっくりで良いので把握してください。
もし、その他の支出が多い場合には、続けられる範囲でさらに細かく項目訳をしていきましょう。
お店で販売されている家計簿を使用するのも良いですが、スマホの家計簿アプリも便利です。
自分に合った方法で、まずは1ヶ月家計簿をつけてみてください。

貯金額の目標を決める

節約を成功させるには、目標の貯金額を決めることも大切です。
意味もなく貯金するよりも、買いたいものを具体的に決めておくことでやる気アップにつながります。

例えば、1年後に30万円のパソコン購入を目標としましょう。
30万円を12ヶ月で割った金額25,000円が、1ヶ月あたりに必要な貯金額となります。
もし、現状1ヶ月あたりの貯金額が25,000円に満たない場合、どこを節約すれば到達するのかを考える必要があります。
検討した結果実現できそうであれば良いですが、現実的に考えると無理なケースももちろんあります。
無理だと判断したら、購入時期を先に延ばす、価格の安いパソコンの購入を考えるなどをして、月々にする貯金額の調整を行いましょう。
最終的な目標を決めれば、月々に必要な貯金額がわかり、日々の無駄な出費を減らせます。

そして、モチベーション維持のためにも、買いたいものを明確にしておくのがおすすめです。
また、特に買いたいものはないけど貯金したい方は、「○万円貯まったら旅行に行く」や「美味しいものを食べる」などとご褒美を決めるのが良いでしょう。

まとめ

今回は、一人暮らしの節約術についてご紹介してきました。
無理な節約では長くは続かず、最終的にはストレスが溜まって浪費してしまう可能性もあります。
人によって支出額は異なり、どうしても削れない出費もあります。
大切なのは継続することなので、無理のない範囲で節約できるポイントを探してください。
固定費の見直しや月々の支出把握、目標額の設定など、できることから賢く節約していきましょう。