「お金に不自由なく暮らしたい」「金銭面で余裕を持ちたい」と考えている方は多いでしょう。
そのためにも「土地活用」のような資産運用に注目する人が増えています。
持っているだけではマイナスになってしまう土地も、土地活用を行えば収益を得られるようになる可能性があります。
自分に最適な土地活用を見つけて、自分が働くのではなくお金に働いてもらうようにしましょう。
今回は、資産運用の種類やお金に働いてもらう方法、その中でも土地活用をピックアップしてご紹介します。
資産運用や土地活用に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「お金に働いてもらう」とは?
お金は自分自身が働かなければ得ることができないと思っている方も多いです。
しかし、お金に働いてもらうことで、自分は何もしていなくてもお金を生み出すことにつながります。
お金に働いてもらうためには、様々な方法の中から自身に最適な方法を見つけることが大切です。
方法は様々!一番のおすすめは?
お金に働いてもらうための方法を、具体的にご紹介していきます。
・投資
お金に働いてもらうためには、お金に余裕があって多くの資産を持っていなければいけないと考えるでしょう。
株式投資や外資投資などの方法もありますが、リスクのある投資に最初から挑戦するのはおすすめできません。
しかし、中には少ない金額から始められるものも存在します。
例えば毎月1,000円から積み立てができる投資信託(投資自動信託)などから始めてみるのも良いでしょう。
投資信託でも税金が優遇されるiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)などを利用すると、より賢くお金に働いてもらうことができます。
・FX
FXは「外国為替証拠金取引」というもので、決まった額の証拠金を担保に、その何倍もの額の外貨取引ができることを言います。
メリットしては、相場がどのように動くのか予想が当たった場合、多額の利益を得られることです。
他にも通常の外貨預金為替手数料よりは手数料が安く設定されています。
反対にデメリットは、予想が外れた場合の損をする額が大きくなってしまう場合があります。
ハイリスク・ハイリターンのFXは、初心者にはあまりおすすめできません。
・土地活用
土地活用とは、利用していない所有地を有効活用し利益を得るための事業を指す言葉です。
地方では所有地が空き家や荒れ地になっている場合が多く、ただ土地を所有しているだけだと固定資産税もかかってしまいます。
そのため、使っていない土地は土地活用を行って利益を得られる状態にしましょう。
土地活用をするには賃貸経営や駐車場経営など、様々な手法が存在します。
所有地を持っていて何もしていないという方は、土地活用をして無駄なくお金に働いてもらう状態を作るのが最適です。
土地活用の種類について
土地活用と一口に言っても様々な方法が存在します。
それぞれの活用方法ごとにメリットやデメリット、収益性、向いている土地などが変わってくるので、自分に合った土地活用の方法を見つけてみてください。
アパート・マンション
賃貸マンションや賃貸アパートを建てて収益を得る土地活用の方法です。
建築をする際の初期費用が必要になりますが、既に所有地がある場合は余裕を持って資産計画を立てられるでしょう。
学生向けや家族向けなど、ターゲットにする層ついて事前によく考えなければいけません。
・メリットとデメリット
常に満室に近い経営を続けられれば、建物を建築する際にかかった費用を数年で回収できますし、将来的には不労収入として安定した収益も得られるようになります。
一方、年間にかかる経費として固定資産税や共有部分の電気代、維持費などが掛かるほか、1年間の収益から経費を差し引いた所得を不動産所得として税金を納めなければいけません。
支払いは多くなってしまいますが、不動産所得は減価償却費や青色申告特別控除などの実際には手元から支払わなくていい項目を経費として計上できます。
結果マイナスになったとしても、給与所得などにプラスして損益通算が可能です。
戸建賃貸
戸建賃貸を建てる土地活用の方法は、基本的には賃貸のアパートやマンションと同じです。
戸建賃貸の場合は世帯数が決まっているという特徴があります。
・メリットとデメリット
土地が小さくても始められることが最大のメリットと言えるでしょう。
また、将来自分が住む家にすることができるのもメリットとして考えられます。
しかし、1世帯にしか貸せないため借りてくれる人がいなければ収入はまったく入りません。
シェアハウス
シェアハウスは1つの建物に複数の居室と、キッチンやリビング、トイレなどの共用部分がある賃貸住宅です。
複数の人と交流できる住まいとして最近では若い世代に注目されています。
・メリットとデメリット
賃貸マンションやアパートと基本的には同じ運用方法ですが、それよりも建築費用を抑えられるため、最初にかかる費用を重視する方にはおすすめです。
デメリットは、管理会社に支払うコストが多くかかってしまう点が挙げられます。
コインランドリー
所有地にコインランドリーを建て、利用する人からの支払いで収益を得る方法です。
小さな土地でも始めやすく、その土地に管理者が常にいる必要もありません。
・メリットとデメリット
リピーターとして使ってくれる利用者が多いため、安定性のある方法でしょう。
ランニングコストが比較的かからないため、手軽に運営できる点もメリットです。
ただし、最初に設備を導入するための費用が多くかかってしまうのは、デメリットとして挙げられます。
太陽光発電
太陽光発電とは、太陽光発電システムを設置し電気を売って収益を得る方法です。
太陽光発電システムは、事業用は20年間売電価格が変わらないため、将来的にも安定した収入を見込めます。
・メリットとデメリット
20年間売電価格が変わらないという点を考えれば、安定性のある方法と言えるでしょう。
国からも推進されているため、補助金などの制度も充実していますが設置する自治体によっては内容が変わってくるので事前に調べておかなければいけません。
デメリットとしては、経年劣化による発電効率の低下や破損のリスクがあります。
まとめ
ここまで、お金に働いてもらう方法や土地活用の方法についてご紹介してきました。
お金に働いてもらうためには、仕組みについて理解することが大切です。
その中でも、今回は土地活用について重点的にご紹介しました。
お金に働いてもらうために自分にはどんな方法が合っているのか、ぜひ考えてみてください。