投資で生計を立てていきたいと考えたことがある人は意外と多いのではないでしょうか?
コロナショックや年金問題などにより、自分の力でお金を稼ぐ必要性を感じている人は少なくないはずです。
しかし、個人投資家になるためには一筋縄ではいきません。
どうしたら個人投資家になれるのでしょうか?
そこで今回は、個人投資家になるために知っておきたい知識をご紹介します。
「個人投資家になりたいが何から始めていいか分からない」という人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
目次
個人投資家は専業と兼業の2つに分けられる
個人投資家は主に「専業投資家」と「兼業投資家」の2つに分けられています。
専業投資家は投資だけで生計を立てている人のことを指し、専業になるためには投資だけで生計を立てられるだけの知識や経験が必要です。
一方、兼業投資家は本業の傍ら副業で投資を行う人のことを指します。
専業投資家で安定した収入を得ている人の中には、自分の時間を自由に管理してプライベートを楽しんでいる人もいます。
しかし、投資だけでお金を稼がなければならないため、プレッシャーと戦いながら投資をしなければなりません。
兼業投資家は本業での安定した収入があるため、そういったプレッシャーを感じずに投資を始めやすいです。
専業投資家になるためのステップ
専業投資家になるためには、いくつかのステップを踏まなければなりません。
どのようなステップを踏んだら良いのか詳しく解説していきます。
①月々必要になる生活費を計算してみる
まず初めに、月々に必要となる生活費を計算してみましょう。
専業投資家は投資だけで生計を立てる必要があるので、マイナスとなった時のことを考えて余裕を持った生活費を稼がなければなりません。
どの程度月に稼げれば余裕を持って生活していけるのかを算出してみてください。
専業投資家で収入が安定しない場合に備えて、アフェリエイトやブログ、動画などで副収入を得ている人も多いです。
②手軽にできる投資から始めてみる
投資は方法によってリスクの度合いやリターンが大きく異なります。
そのため、最初は手軽にできる投資から始めるのが安心です。
証券会社のミニ株や、少額から始められる投資信託だと投資初心者でも始めやすいです。
一攫千金を狙って投資をするとリスクも大きくなってしまいがちなので、少しずつ着実に利益を上げていくことが大切になります。
投資信託ならリスクを分散しながら信託先に任せられるので、投資信託とプラスで投資を始めると良いでしょう。
③投資金の規模が大きいものにもチェレンジする
着実に利益を上げ、余裕資産ができてきたら投資金の規模が大きいものにもチャレンジしてみましょう。
不動産投資や株価が高い銘柄、実勢価格の高い投資信託などに投資をしてみてください。
投資金が大きいほど利益も向上するので、効率よく投資で稼げるようになります。
④投資スタイルを決めておくことが重要
投資の方法には色々な方法があります。
デイトレード、スイングトレード、長期トレードなど様々な方法があるので、どれが自分に向いているのか考えることが重要です。
自分に合わない投資をしていても、利益につながりにくく時間の無駄です。
自分に合う投資スタイルを見つけ出し、その方法で投資の知識や経験を身に付けていくことが利益への近道と言えます。
・デイトレード
1日で取引を完結させる投資のスタイルで、少額から始めやすい方法としても知られています。
しかし、デイトレードでは素早い情報収集が必要な上、価格の変動が高くリスクがあるので、豊富な投資の知識と経験が必要です。
・スイングトレード
数日~数週間で完結させる投資の方法です。
資金が必要となる投資スタイルのため、ある程度の資金が溜まってから始めた方が良いとされています。
証券会社トラブルなどを回避するためにリスク回避をしながら投資をするのが理想です。
・長期トレード
長い年月をかけて投資を行うスタイルです。
そのため、すぐに利益になるような商品に投資をするのではなく、将来成長しそうな商品に投資を行うこととなります。
資産に余裕がある人や、じっくり利益を生み出したい忍耐力のある人に合う投資のスタイルです。
また、忙しい人でも始めやすい方法です。
おすすめなのは不動産投資!
投資には様々な方法がありますが、専業投資家としてやっていくのであれば不動産投資がおすすめです。
不動産投資は、収入が得られるだけではなく節税効果や生命保険代わりの効果を得ることができるからです。
その他にも、不動産投資にはたくさんのメリットがあります。
・インフレに強い
・少ない自己資金でも投資しやすい
・少額の資金でリターンが大きい
・資金計画がしやすい
・手間や時間がかかりにくい
・安定したリターンを長期的に得られる
不動産投資では、こういったメリットも得ることができます。
また、不動産投資ならデメリットの対策もしやすいです。
空室リスク・滞納リスク・金利上昇リスクなどに備えた投資が行えます。
保証会社や不動産会社に管理を任せることでリスクを回避しながら投資が行え、手間や時間がかかりません。
株式投資などでは、1日中モニターをチェックしたり銘柄の情報を集めたりする必要がありますが、不動産投資にはそういった煩わしさがないです。
自己資金が1000万円以上あり所得税で悩んでいる人や、時間や手間をかけずに投資をしたい人に不動産投資はおすすめです。
まとめ
個人投資家は、「専業投資家」と「兼業投資家」の2つに分けられています。
投資1本で生計を立てている人を専業投資家、副業で投資をしている人のことを兼業投資家と言います。
これから先、投資でお金を得たいのであれば、専業投資家になるための知識や経験が必要です。
月々に必要となるお金を算出し、まずは少額から始められるリスクの低い投資から始めてみてください。
余裕資産ができたら、規模が大きい投資にもチャレンジして自分に合う投資スタイルを確立させましょう。
また、時間や手間をかけずに投資をしたい人や節税効果や保険効果を得たい人には不動産投資がおすすめです。
不動産投資はメリットが豊富で、デメリットをある程度回避して安定した投資ができます。