物件購入を検討した際、一戸建てとマンションどちらにしようかと悩むことはあると思います。
そこで今回は、一戸建てとマンションのそれぞれのメリットやおすすめの人などについてご紹介していきます。
一戸建てとマンションの良さを比較したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
マンションと一戸建て買うならどちらがおすすめ?
マンションと一戸建てのそれぞれのメリットを通して、どちらがおすすめなのか解説していきましょう。
マンションのメリット
まずは、マンション購入のメリットについてご紹介してきます。
・生活しやすい
マンションは駅の近くや商業施設、スーパー付近に建築されることが多いため、一戸建てよりも利便性が高いと言えます。
そのため通勤・通学の便利さはもちろん、必要なものがすぐに買いに行けるのも利点です。
また、宅配ボックスや24時間ゴミ出し可能なスペースなどの設備があるのも、嬉しいポイントです。
・セキュリティ設備が充実
監視カメラやオートロックなどのセキュリティ設備が充実していたり、管理人が常駐していたりするのもマンションの良さです。
また、複数世帯が暮らしているからこそ人の行き来が多く、放火や泥棒の抑制効果もあるとされています。
一戸建てのメリット
続いて、一戸建てのメリットについて見ていきましょう。
・騒音トラブルが起きにくい
マンションと違い、隣接する部屋で暮らす住人の騒音が気になったり、音を立てないように配慮したりする必要がない点は一戸建てのメリットです。
一戸建てであっても近隣住民とのトラブルが起こる可能性はゼロではないですが、マンションやアパートに比べればかなり低確率です。
・リフォームやDIYが自由にできる
一戸建てなら、ライフスタイルや家族構成の変化に合わせてリフォームやDIYも可能です。
「もう一部屋欲しい」「防音ルームが良い」などの大規模リフォームにも対応でき、自分の好きな生活を送ることができます。
マンションの購入がおすすめの人
マンションと一戸建てのメリットは異なるので、どのような人がマンション購入をおすすめなのかをご紹介していきます。
・利便性の良さを求める人
マンションは一戸建てよりも立地が良い場所に建てられることが多いので、利便性を重視した人におすすめです。
便利な施設だけでなく駅やバス停も近くにあるため、仕事や学校で公共交通機関を使用することが多い人は、マンションの方が向いているでしょう。
・快適な子育てライフを送りたい人
赤ちゃんや子どもを育てている人にとって、近くに似た環境を送る人がいるとホッとできるでしょう。
同じマンションで暮らす子育て世帯と関わりやすく、自分の子どもに友達を作ってあげたいという人に向いています。
また、最近のマンションにはキッズルームや保育園が完備されているケースもあるので、安心して子どもを預けられます。
一戸建ての購入がおすすめの人
一戸建て購入はどのような人におすすめなのかを見ていきましょう。
・リフォーム・リノベーションをしたい人
将来リフォームやリノベーションを考えている場合、自由に設計したいのなら一戸建てがおすすめです。
マンションの場合は禁止されていたり、規約で範囲を定められていたりしてそこまで自由に行えません。
自分の思うままに自由な設計をして、家づくりをしたい方は一戸建てを選びましょう。
・資産価値の高さを重視する人
マンションの資産価値は建物のみですが、一戸建てなら土地と建物どちらも対象となります。
土地分がプラスされるので、マンションよりも一戸建ての方が価値は下がりにくいとされています。
近いうちに売却や引っ越す予定がなく、長期的に暮らすのなら資産価値が下がりにくい一戸建てが良いでしょう。
マンションは新築と中古のどちらがおすすめ?
マンションの購入を決めても、新築と中古どちらにしようか悩む人も少なくありません。
最後にマンションの新築と中古、それぞれのメリット・デメリット、どのような人におすすめなのかをご紹介します。
新築マンションのメリット
新築マンションには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
・最新設備が充実
新築マンションの一番のメリットは、すべての設備が最新であることです。
設備だけでなく構造自体も最新のため、耐震性や耐久性にも優れており、安心して長期間暮らせるのは大きな利点となります。
・修繕積立金の支払いが少ない
ほとんどのマンションで、建物を修繕するための修繕積立金が徴収されますが、建築年数が浅いほど請求額が少ない傾向にあります。
築年数が長いマンションほど修繕費用は高くなるため、新築を購入してしばらくの間は請求額が少ない時期となります。
中古マンションのデメリット
中古マンションの価格は新築に比べると安い傾向にありますが、いくつかのデメリットがあります。
どのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
・入居時の支払いが多い
住居の状態によっては入居のタイミングで、修繕やリフォーム費用がかかるケースがあります。
物件価格にプラスして費用がかかることがあるので、リフォーム費用はかかるのか、数年で修繕が必要となる場合はないかなどを確認しましょう。
・住宅ローン控除の対象外となる場合も
住宅ローン控除の規定で、「マンションなどの非木造住宅は築25年以下を対象」と定められており、築年数がオーバーしていれば対象外となってしまうので注意してください。
ただし、その場合でも指定の耐震性をクリアしているマンションだと証明できれば、住宅ローン控除を受けられる可能性があります。
新築マンションがおすすめの人
続いて、どのような人が新築マンションに向いているのかをご紹介していきます。
・最新設備が良い
最新設備に囲まれた快適な暮らしを送りたい方は、新築マンションが向いています。
価格は高いですが、便利な設備と今流行りのデザインで建てられたマンションで暮らすのは魅力的なので、友人にも自慢できます。
・ランニングコストを抑えたい
新築マンションなら修繕積立金が最も安い時期に入居できるので、ランニングコストを抑えたい方におすすめです。
思わぬ出費がないほか、住宅ローン控除も利用できるので資金計画が立てやすいという利点もあります。
中古マンションがおすすめの人
中古マンションがどのような人におすすめなのかを見ていきましょう。
・価格を抑えたい
とにかく価格を抑えて購入したい人は、中古マンションが向いています。
仲介手数料や修繕積立金などがかかりますが、それでも新築マンション購入に比べたら安い可能性があります。
住居価格を抑える分、お気に入りの家具を買ったり、最新家電を導入したりするのが中古マンションの魅力です。
・良い立地条件を求めたい
中古マンションは良い立地条件を求める人におすすめです。
新築マンションがちょうどよく販売されれば良いですが、タイミング次第では数年間新たに建築されないケースもあります。
しかし、中古マンションであれば建築数が多いので見つかりやすいでしょう。
まとめ
今回は、一戸建てとマンションどちらがおすすめなのかについてご紹介してきました。
それぞれメリットとデメリットがあるため、理想とするライフスタイルに合わせて住居選びを進めるのが良いでしょう。
また、同じマンションでも中古か、新築かによってメリットは異なるので、それぞれの特性を理解してどちらが良いかを考えてみてください。