200平米のマンションはゆとりがある!メリットなどをご紹介

200平米

マンションなどを購入する際、広さはチェックしておくべきポイントの1つです。
しかし、○○平米と書かれていても、それがどのくらいの坪数なのかわからないという人も多いでしょう。
今回は、200平米を坪に換算するとどのくらいになるか、どのような間取りになるのか、メリットは何か、といった点について解説していきます。

200平米を坪に換算するとどのくらい?

200平米

まずは、200平米を坪に換算するとどのくらいなのか、という疑問に答えていきます。

200平米を坪に換算した場合、60.5坪となります。
畳数で表すと、およそ110畳~138畳です。
このように差が出る理由は、1畳あたりの大きさが地域によって異なるからです。
京間はおよそ110畳、中京間はおよそ121畳、江戸間はおよそ129畳、団地間はおよそ138畳となります。

200平米の物件となるとマンションなどの賃貸物件よりも一戸建ての方が多い傾向があります。
しかし、マンションにそのような広い物件がないという訳ではありません。
需要と供給の問題で物件数は限られてしまう可能性がありますが、探してみると理想的な間取りの物件に出会える可能性もあります。

また、200平米を超えるような賃貸物件は、地域や築年数などの条件によって価格に差が生まれやすい傾向があると理解しておきましょう。
都心の場合では、購入価格では1億円以上、賃貸では家賃100万円以上といった物件になる可能性が高いです。
予算が潤沢にある場合は問題ないかもしれませんが、諸費用も含めるとどのくらいの金額になるのか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

マンションでも一戸建てでも、200平米となるとゆとりのある間取りを実現できます。
例えば家族4人で生活する居住面積をみてみると、最低居住面積水準は50平米です。
ある程度生活しやすいレベルにするには、都心部なら95平米、郊外なら125平米ほどの物件になります。
それを踏まえれば、200平米は大幅に超えています。
ゆとりのある間取りの物件を探していると必然的に面積は広くなるのです。

マンションだとどんな間取りになる?

200平米

200平米のマンションはどのような間取りになるのか気になる人もいるでしょう。
続いては間取りの具体例をご紹介します。

3LDK

200平米くらいの広さでは、3LDK+N(納戸)+TR(トランクルーム)+SIC(シューズインクローゼット)+3WIC(ウォークインクローゼット)といった間取りができます。
広々としてゆとりがあるリビングダイニングも実現できるため、家族のだんらんを大切にしたい人におすすめです。

また、主寝室や子ども部屋なども十分確保できる広さなので、将来的に子どもが2人ほど欲しいと思っている夫婦にも適した間取りです。
シューズインクローゼットや納屋、ウォークインクローゼットなどの収納スペースも十分確保できるため、収納に困ることもないでしょう。

6SLDK

6SLDKのマンションは部屋数が6つと多いので、大家族に適した物件となっています。
リビングダイニングを中心とした間取りで和室もあれば、2世帯で暮らす場合にもおすすめです。

また和室は、子どもが小さいうちに重宝するケースもあるので、このような間取りを選択する家族も一定数います。
広い物件の場合では、トイレが2ヶ所に設置されている場合もあるため、便利だと感じる場面もあるでしょう。

3SLDK

3SLDKは、広いリビングダイニングと3つの部屋、サービスルームが完備された間取りです。
サービスルームは、N(納戸)と表記される場合もあるので覚えておくと良いでしょう。
部屋も3つあるので、主寝室+子ども部屋といった使い方ができます。
子どもが1人しかいない場合でも、1部屋を物置など使い勝手を考えて利用するのもおすすめです。

サービスルームが完備されている物件なら、子ども部屋を2つ確保しても十分な収納スペースがあるので、困ることは基本的にないでしょう。

200平米のマンションで生活するメリット

200平米

200平米のマンションは広いので、持て余してしまうのではないかと感じてしまう人も少なくありません。
確かに、ミニマリストのような生活を送っている人であれば、それほど広い物件は必要ないでしょう。
しかし、家族が多い場合は、広いことのメリットをたくさん享受できます。
では最後に、200平米のマンションで生活するメリットについてみていきましょう。

レイアウトを自由にできる

広い部屋は、レイアウトの自由度が必然的に高まります。
狭い部屋はひとり暮らしをしていたり、ミニマリストな生活を送ったりしている人であれば快適な空間となるでしょう。
しかし、好きな家具や家電などを置けずに我慢しなければいけない状況になってしまう人もいます。
後者の場合は、200平米くらいの広い物件がおすすめです。
気に入っているブランドの家具や、使いたいと思っている念願の家電を心置きなく使うためにも、部屋の広さは重要なのです。
部屋の数が多ければ、それぞれを用途に合わせて自由にレイアウトできるというメリットも生まれます。

家具にこだわった空間作りをしたいと考えている人ほど、このメリットによる恩恵は受けやすいです。

ゆとりある生活を実現できる

200平米のマンションは、リビングダイニングの広さはもちろんですが、他の部屋も広さが確保されているケースが多く、ゆとりある生活を実現しやすいです。
これも、広いマンションだからこそのメリットだと言えるでしょう。
広々としたリビングで家族団らんの時間を過ごしたり、趣味用の部屋を作ったりすることもできます。

来客用の部屋を用意しておけば、友達や家族を招いた時もゆったりと過ごしてもらえます。
狭い物件ではなかなか実現できないことも、広い物件なら簡単に実現できるのは大きな強みです。
狭いアパートやマンションでは、子ども部屋を用意できずに悩んでしまうケースあります。
そのような悩みを抱えずに済むというのも、広いマンションによって得られる恩恵の1つです。
家族一人ひとりが自分の時間を大切にし、ゆとりのある生活を送りたいと考えているのであれば、200平米以上の広いマンションもしくは一戸建てでの生活がおすすめです。

まとめ

200平米のマンションは、かなりゆとりのある間取りとなります。
大家族や趣味の部屋が欲しい人などに最適な間取りだと言えるでしょう。
収納スペースなども充実しています。
設備などもしっかり整っていてゆとりがある分、家賃などが高くなるのが懸念点になる可能性があります。
予算を加味し、どうするかよく考えてみましょう。