株式投資を行う中で、リスク分散など様々な理由によって複数の銘柄や証券口座を保有している人も多いでしょう。
しかし、銘柄や口座が増えれば増えるほど、確認するのに手間が掛かり大変です。
そこでおすすめしたいのが、投資管理アプリです。
投資管理アプリは、スマホやタブレットがあれば、誰でも簡単に始められます。
今回は、なぜ投資管理アプリが便利なのか、その理由に加えて、おすすめのアプリをご紹介します。
現在資産の管理方法に悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
投資管理はアプリが良い!その理由は?
資産運用の一つ、株式投資は行うなら、アプリを使った投資管理がおすすめです。
ここでは、投資管理にアプリがおすすめの理由についてご紹介します。
複数口座でも資産を一括管理できる
株式投資を行っている人の多くは、複数の証券口座を保有していますが、ちょっと確認したいと思ったときに、毎回口座ごとにIDやパスワードを入力するのは手間が掛かって大変です。
しかし、アプリで一括管理をすれば、毎回口座ごとに個別に確認する必要がありません。
また、証券口座以外にも、自分の所有している銀行口座やクレジットカードの使用状況をまとめてくれるので、資産状況を一目で把握できます。
保有株の最新情報を入手しやすい
アプリによっては、保有株の最新情報を得ることができ、決算内容や月次リリースをはじめ、配当金の受取額や過去の取引履歴の確認なども可能です。
保有する株数が増えれば増えるほど、管理はもちろん最新情報や決算を確認するのは大変になりますが、投資管理アプリを活用すれば、保有している株に関する情報をいつでも簡単にチェックできます。
保険の管理もできる
資産管理できるアプリを使えば、銀行口座や預金以外にも保険の状況も確認し管理できます。
資産運用というと株などの投資が注目されがちですが、保険にも立派な資産価値があります。
預金のように流動性の高い資産に限らず、株式や保険を含む全ての資産が目に見えて把握できるため、自分の総資産の確認にも便利です。
特に、株式のように、時事によって価値が変動するものでも、アプリを開くたびに最新の価格で確認できるので、おすすめです。
おすすめの投資管理アプリ
ここでは、おすすめの投資管理アプリについて、それぞれ特徴をご紹介します。
株view(カビュウ)
株viewは、証券会社のサイトにはない、過去の取引データを独自に集計・再整理し、グラフ化する株式投資管理・分析アプリです。
株式会社テコテックが運営しており、業界で初めて非証券系株式投資管理アプリにおいて日本国内の株式だけでなく、米国株式対応しています。
株viewを使えば、複数の証券会社の口座も一括して管理することが可能です。
取引履歴や資産推移、損益一覧をチェックできるだけでなく、投資を可視化したり振り返り分析したりすることもできます。
つみたてNISAなど投資信託にも対応しているので、総資産を一元管理したい方におすすめです。
基本的に無料ですが、コンテンツによっては一部有料のものもあります。
ロボフォリオ
ロボフォリオは、個人投資家向け株式ポートフォリオ管理アプリです。
株式会社マジカルポケットが運営しており、「share」という名前から2019年に現在の「ロボフォリオ」に変更されました。
ロボフォリオでは、複数の証券会社の口座に加えて、保有している銘柄の一括管理が可能です。
また、保有資産の資産推移や保有銘柄のポートフォリオをビジュアル化、過去の保有銘柄の状況も一覧で表示できるなど、あると便利な機能が備わっています。
最新の適時開示がすぐに反映されるのも嬉しいポイントです。
利用は無料です。
Yahoo!ファイナンス
Yahoo! ファイナンスは株式や外国為替、FXや投資信託などそれぞれの金融商品の値動きを確認できるスマートフォン用のアプリです。
ヤフー株式会社が運営しており、利用は無料です。
国内外の保有株に対応しているので、登録することで一括管理も可能です。
また、Yahoo!ジャパンにログインすれば、パソコン版のポートフォリオもアプリで表示・編集できます。
さらに、楽天証券やSBI証券など他の証券会社のアプリと連携しているため、銘柄情報から、それぞれのアプリに移動することも可能です。
マネーフォワード ME
マネーフォワード MEは、家計簿も資産管理も行えるアプリです。
株式会社マネーフォワードが運営しており、利用料は無料です。
資産を一元管理できるため、所有している銀行口座の残高確認や資産の把握にも便利です。
また、現金だけでなく、電子マネーやクレジットカードなどの支出も確認できるので、家計簿としても役立ちます。
さらに、使った支出が何なのかを自動で判断し、食費や日用品に分類してくれるため、何にいくら使ったのかを可視化し、分析してくれる機能も備えています。
楽天 iSPEED
楽天iSpeedは、楽天証券株式会社が提供している株式トレードツールです。
登録銘柄情報やリアルタイム株価、チャートなどを確認できる無料アプリですが、利用するには楽天証券の総合取引口座を解説する必要があります。
口座開設や口座維持費などは掛かりません。
このアプリでは、国内株式に加え、米国株式の管理も可能です。
オリジナルの投資情報画面を作成できるので、自分好みにカスタマイズし、必要な情報をすぐに確認できます。
さらに、お気に入りには、最大2,000銘柄を登録でき、各銘柄の銘柄サマリや市況情報、ニュースやチャートといった12種類の情報をスワイプでさくさくチェックできるのも嬉しいポイントです。
まとめ
ここまで、投資管理にはアプリが良い理由に加えて、おすすめのアプリについてご紹介しました。
投資管理にアプリを使えば、保有している株式の最新情報や価格を簡単にチェックできます。
さらに、アプリによっては現金や口座預金、保険といった株式以外の資産についても、一元管理できるため、総資産を把握しやすいというメリットがあります。
資産状況をすぐに確認できるのは、管理する上で非常に便利です。
投資管理アプリのほとんどは無料で利用できるため、いくつか気になるものを登録してみて、自分に合ったものを見つけてみてください。