世の中には、不動産投資以外にも様々な投資手法があります。
不動産投資とよく比べられる筆頭格がJREITです。
今回は不動産投資とJREITとそれぞれの違いやメリットに注目して説明していきます。
目次
不動産投資とJREITの違い
必要資金の観点
不動産投資をするのには一般的に大きな資金が必要になります。
どんなに安い物件でも100万円単位のお金は必要になるでしょう。
しかし、JREITの場合、1万円程度から投資することができるため気軽に投資することができます。
一概に、必要資金が大きいから悪いことだと言う事はできませんが、気楽に投資できると言う観点から考えるとJREITに軍配が上がるかもしれません。
レバレッジの観点
レバレッジの観点から見ると、不動産投資に軍配が上がります。
なぜなら不動産投資をする際、ローンの利用ができるからです。
銀行には不動産投資専門のアパートローンという商品が存在します。手元資金が少なくても、大きな投資ができるということは、不動産投資の大きな魅力です。
一方、JREITの場合、借金して投資する事はできないためレバレッジの観点から考えると不動産投資の方が効率が良い運用ができるということになります。
流動性・換金性リスクの観点
流動性・換金性リスクの観点から見ると、JREITの方が優れているといえるでしょう。JREITは、よほどのことがない限りすぐに現金化させることができます。
もちろん不動産投資の場合も、売却先がすぐ見つかればすぐに現金化することもできますが、一般的にはなかなか難しいでしょう。
不動産投資のメリット
不動産投資には様々なメリットがありますが、不動産投資の主なメリットについて3つ紹介します。
安定したインカムゲイン
不動産投資の大きな魅力の1つに家賃収入があります。
家賃収入は、不動産を貸している間毎月安定的に入ってくるものです。先行きが見えない現代社会の中で安定的に毎月収入が入ってくる事は不動産投資の大きなメリットといえるでしょう。
売却時のキャピタルゲイン
キャピタルゲインも不動産投資の大きなメリットといえるでしょう。
購入した不動産の価格が、うまく上昇してくれれば、大きな売却益を得ることができます。
不動産投資で得ることのできるキャピタルゲインは、一般的に大きくなる傾向にありますので非常に大きな魅力といえるでしょう。
レバレッジを活用した不動産投資
先ほども少し触れましたが、不動産投資は、手元資金が少なくても行うことができます。銀行のアパートローンを利用すれば、手元資金を費やすことなく不動産投資を行うことができるのです。
持ち出しが少なく大きな投資をすることができる事は不動産投資の大きな魅力ですね。
JREITのメリット
少額・分散投資が可能
JREITは、少額から投資することが可能です。
また一口に、JREITといっても様々な種類があります様々な種類のJREITに小額から投資することができる事はJREITとの大きなメリットでしょう。
不動産投資で分散投資をする事はなかなか難しいかと思いますが、JREITを利用すれば手軽に分散投資することができるのです。
換金性が高い
JREITは、先ほど説明した通り基本的にいつでも現金化することができます。換金性が高いということもJREITとの大きなメリットといって良いでしょう。
まとめ
不動産投資とJREITの違いと、双方のメリットについて説明しましたがいかがでしたでしょうか。投資に回したい金額のボリュームによって、同じ不動産を対象とした投資でも手法が選べることがお分かりいただけたかと思います。
大切な資産をどう運用していくのか、事前にイメージを膨らませ計画を立ててみてはいかがでしょうか。