リビングは心が落ち着く居心地の良い空間にしたい場所です。
家族が集まる場所であり、友人を招く場所でもあるので、居心地が良くておしゃれな空間にしたいという人は多いでしょう。
今回は、本当におしゃれなリビングとはどんなものなのかを考えながら、おしゃれリビングに欠かせない収納問題や、狭いリビングを快適にするコツをご紹介していきます。
目次
おしゃれなリビングの特徴とは?
まずは、おしゃれなリビングとはどんなリビングなのかを確認してみましょう。
もちろん、モデルハウスのようなリビングは理想ではあるものの、実際に暮らす家とモデルハウスは違います。
生活スペースとしての快適性がある、おしゃれリビングの特徴を4つ挙げてみます。
ベースとなる色を感じられる
おしゃれなリビングは、さりげなくベースとなる色が設定されています。
面積が大きい床や壁、天井などに使う色がおしゃれリビングのベースとなると言えるでしょう。
これからリフォームする、あるいは新築するなら、リビングのベースカラーとなる床の色から決めてみてください。
今のリビングのベースカラーを整えるなら、じゅうたんやラグなどを活用しましょう。
そして、ベースカラーの中にアクセントカラーを取り入れるのがおしゃれのコツです。
ベースとなる色がナチュラル系で明るい木の色なら、アクセントカラーに濃いめの色を入れれば落ち着いた雰囲気に、ブラック系の色を入れればシックな雰囲気になります。
ベースとなる色が感じられつつ、上手にアクセントカラーを組み合わせてあるインテリアが、おしゃれリビングの特徴です。
季節感を感じられる
季節感もおしゃれなリビングに欠かせません。
通年で同じインテリアでは四季が感じられず、リビングのおしゃれ度は下がってしまいます。
やはり、季節らしさを感じさせるインテリアの工夫がおしゃれなリビングを作ると言えるでしょう。
大きな家具は変更しなくても、クッションカバーの色や素材を季節ごとに変えるだけでおしゃれな印象になります。
冬の季節にはウールやムートンのクッションカバーを、春の訪れとともに綿素材、パステルカラーの春色のクッションカバーに変え、夏にはブルー系、秋にはブラウン系と色味を変えてみましょう。
また、季節の花をリビングに飾るのも素敵です。
おしゃれな生活をしている人は、季節の花を家に飾る習慣を持っています。
インテリアに統一感がある
統一感があるインテリアもおしゃれなリビングの特徴です。
物が多くなりやすいリビングは、アイテムが増えて統一感がなくなっておしゃれから遠ざかってしまいがちです。
リビングのインテリアに統一感を出すためには、大きなアイテムに揃えてインテリアを整えていきましょう。
照明にこだわっている
おしゃれな空間は、広がりや奥行きが感じられるという特徴があります。
部屋のサイズが同じでも、照明によっては空間に立体感が生まれ広がりや奥行きが生まれます。
照明にさりげなくこだわっているのも、おしゃれなリビングの特徴です。
おしゃれなリビングにするには
収納にもこだわろうどんなにインテリアを統一して照明にこだわっていても、散らかったリビングはおしゃれとは言えません。
しかし、家族が集まるリビングには物も集まるので、どうしても物が増えてしまいます。
だからこそ、おしゃれなリビングには収納が重要ポイントです。
リビングに取り入れたい収納をチェックしてみましょう。
おしゃれ度がアップする“見せる収納”
おしゃれ上手な人は、ぜひ“見せる収納”にチャレンジしてみてください。
バランスと配置、色を計算しながら、おしゃれに見せる収納を目指しましょう。
すっきりとした見た目が魅力的な“リビングクローゼット”
日用品などはリビングクローゼットにまとめて収納すると便利です。
細かいものはケースなどに入れ、書類は個別フォルダに入れてから収納しましょう。
壁を有効活用する“壁面収納”
リビングの壁面も収納場所として活用できます。
壁面にニッチがあるなら、つっぱり棒などを使って収納スペースにしてみましょう。
好きなアイテムをおしゃれにディスプレイしてみてください。
壁面を活用して収納力をアップさせたい場合は、ウォールシェルフがおすすめです。
お部屋のインテリアイメージに合わせて、スチール製や木製のウォールシェルフを取り入れ、限られたスペースを有効活用していきましょう。
脱いだコートなどを片付けるなら“ハンガーラック”
帰宅して脱いだ上着を、ついソファーや椅子に掛けてしまうと散らかったリビングになってしまいます。
コートなどをちょっとかけられるハンガーラックがリビングにあると、来客時などにも便利です。
ハンガーラックの下にはかごなどを置いて、バッグや帽子などの小物を入れても良いでしょう。
賃貸物件でもリビングをおしゃれな空間に!
賃貸物件でもおしゃれなリビングはつくれます。
どうしても狭さがネックになりやすい賃貸物件ならではの、おしゃれリビングの工夫をご紹介します。
賃貸物件のインテリアにはこんな問題が…
自分らしいインテリアを楽しみたくても、賃貸物件だから諦めてしまう人も多いでしょう。
賃貸物件の場合、やはり狭さはネックになりやすいです。
また、内装を傷つけずにおしゃれを叶えることが難しいという声も聞きます。
しかし、逆に言えば賃貸特有の狭さ・内装を傷つけないという制約さえクリアできれば、おしゃれなリビング作りは可能です。
賃貸物件ならではの工夫がポイント!
賃貸物件でリビングをおしゃれにしたいなら、まずは退去時の原状回復を考えておくことがポイントです。
特に、傷つきやすい床を守るために、家具の脚にフェルトを貼ったり、家具の下にラグを敷いたりすると良いでしょう。
また、最近は壁を傷つけずに壁面を装飾できるピクチャーレールのある物件も増えているので、上手に活用して絵やパネルなどを飾ってみてください。
狭さを解消できるインテリアでおしゃれ感をアップ!
賃貸物件でリビングの狭さが気になるなら、レイアウトの工夫で広さを演出してみましょう。
視線を意識して大きな家具は壁沿いに置き、家具の高さは低めを選びます。
ゆとりのある空間演出がおしゃれリビングの第一歩です。
まとめ
今回はおしゃれなリビングについてご紹介してきました。
家族が集まり、ゲストを招くリビングは、大切な人と快適な時間を過ごす場所です。
色味やインテリア、照明、そして収納とレイアウトを工夫して、ぜひおしゃれで居心地のよいリビングを作ってみてください。