UR賃貸の審査が厳しいって本当?入居審査の基準や申し込みの条件とは

UR賃貸

「UR賃貸住宅」を聞いたことはありますか?
一般的な賃貸住宅とどんな違いがあるのかと思う人もいるでしょう。
そこで、UR賃貸住宅がどんな物件なのか、審査や申し込み資格についてご紹介していきます。
賃貸住宅への入居を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

そもそもUR賃貸とは

UR賃貸

一般的な賃貸住宅とは違い、都市再生機構が管理している住宅をUR賃貸住宅といいます。
CMで目や耳にした経験がある人もいるでしょう。
UR賃貸住宅に興味がある人の中には、

・住むには抽選が必要
・住むには収入に制限がある
・築年数が古そう
・部屋の種類が少なそう

などのイメージを持たれている人もいるはずです。
しかし、ほとんどのUR賃貸住宅では先着順で募集があり、空室があれば内覧、申し込みが可能です。
収入に制限もなく、一般的な賃貸住宅と同様に1人暮らし向けのお部屋や家族で住めるファミリータイプのお部屋など、間取りも様々です。
また、比較的新しい物件も多く、中には無印良品とコラボをしたMUJI×UR団地リノベーションプロジェクトによる賃貸住宅もあります。
その他にもUR賃貸住宅には多くの魅力があります。

・仲介手数料がかからない
賃貸住宅の契約時に、仲介手数料が多くかかり不満に感じた経験はありませんか?
UR賃貸住宅ではその不満を解消できます。
UR営業センターやUR賃貸ショップが紹介してくれるので、手数料がかからず安心です。

・礼金がかからない
一般的な賃貸住宅だと家賃1~3ヶ月分の礼金が必要になるケースがあります。
入居時に多くの資金が必要になり、引越しを諦めてしまう方もいるでしょうが、UR賃貸では礼金も必要ありません。
初期費用は敷金と日割りの家賃のみになるので、費用を抑えられるでしょう。

・更新料がかからない
一般の賃貸物件では更新の際に費用が発生します。
2年ごとであれば、2年に1回更新料を日払うので費用を貯めておく必要があります。
更新料を払わないよう、更新時期に合わせて引越しを検討する方もいるはずです。
しかし、UR賃貸であれば更新料も不要です。
1年ごとに契約が自動更新されるので手間もかかりません。

・保証人が不要
UR賃貸であれば保証人を用意する必要もありません。
本人確認のみで手続きができるので、面倒な手続きもありません。

・安心して暮らせる
団地をイメージしていると古そうだと感じられますが、多くの物件がリフォームやリノベーションをしています。
最新の設備で暮らしやすく、綺麗な状態なので魅力的でしょう。
鉄筋コンクリート造の物件も多いので、耐火性・耐震性があり万が一の時でも安心です。
また、一部の物件には「管理サービス事務所」も設置されています。
困った時にはいつでも相談できるので女性や子育て世帯でも安心して暮らせます。

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UR賃貸の審査は厳しい?

UR賃貸

魅力の高いUR賃貸住宅ですが、入居を申し込む際に審査が設けられています。
審査と聞くと「厳しいのではないか」と不安になるかもしれませんが、これは申し込みをするための資格が厳しいだけです。
資格基準をクリアしていれば申し込みは可能なので、自分が当てはまるのかあらかじめチェックしておきましょう。

UR賃貸の申し込み資格

申し込み資格は以下の通りです。
当てはまるか確認していきましょう。

日本国籍または条件を満たす外国籍の人

日本国籍を保有している人であれば申し込み可能です。
また、UR賃貸が定めている基準を満たした外国籍の人も申し込みができます。

賃貸借契約の内容が理解できる日本語能力があり、日本に永住・外交・公用の在留資格がある、特別永住者、中長期在留者が対象となります。

収入基準を満たしている人

UR賃貸住宅には収入基準が設けられています。
世帯で申し込みの場合、

・家賃82,500円以上:基準月収額家賃の4倍
・家賃82,500円以上20万円未満:基準月収額33万円以上
・20万円以上:基準月収額40万円以上

単身者であれば、

・家賃62,500円未満:基準月収額家賃の4倍
・家賃62,500円以上20万円未満:基準月収額25万円以上
・家賃20万円以上:基準月収額40万円以上

となります。
単身者の場合、家賃が5万円であれば最低月収のラインは20万円です。
ひと月でも20万円以下になれば申し込み不可となるので注意してください。

申し込み本人またはその親族と同居する人

申し込みをする本人、もしくはその親族と同居する人であれば申し込み可能です。
親族は、配偶者や6親等内の血族、3親等内の姻族を指します。
そのため、友人と一緒に住みたい場合には借りられません。
未婚の未成年者が申し込みを行う場合は、親権者の同意書が必要です。

円満な生活が送れる人

他の入居者に迷惑をかけない人物のみ申し込み可能です。

・入居可能日から1ヶ月以内に入居
・入居後に不要なクレームを言わない、騒音などで迷惑をかけないといった円満な生活ができる

人が条件です。

反社会勢力の関係者ではない人

申し込む本人、そして同居する親族が反社会的勢力と関わりのない人物であることも条件の一つです。
親族に反社会的勢力の人物がいなければ大丈夫だろうと考える人もいますが、反社でありながら交友関係を続けている人も含まれるので注意してください。

審査に落ちるのはどんな人?

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更新料がない、礼金が必要ないといった魅力のあるUR賃貸住宅です。
申し込みに基準が設けられているので難しいと考える人もいますが、上記の基準をクリアしていれば問題なく申し込みができます。
反社会的勢力と関わりがない、トラブルを起こさない、といった項目は一般の人であれば大部分の人たちがクリアできる項目です。
そのため、収入の面で審査に落ちてしまう人が多くいます。
入居を検討しているなら、基準よりも収入が多いかしっかりと確認しましょう。
基準月収額に満たない場合には一時払い制度や貯蓄基準制度もあるので、UR都市機構のホームページなどを確認してみてください。

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まとめ

UR賃貸住宅は単身者だけではなく、安心して生活しやすい環境下にある物件が多いので、子どもを育てるファミリー世帯にとっても魅力があります。
入居には申し込み資格があり、クリアする必要があります。
収入面のクリア基準が若干厳しいので、希望の住宅に入居できるようしっかりと確認してください。