8畳の子供部屋!2人の場合はどんなレイアウトがおすすめ?

子ども部屋

子供部屋の広さはどのくらいが良いのか、1つしか用意できない場合はどうすれば良いのかなど、子ども部屋の間取りは悩みの種になるものです。

今回は、8畳の子供部屋を2人で使う場合のレイアウトについてご紹介します。
子供部屋のレイアウトで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

1つの部屋を2つに仕切る方法とは?

子ども部屋

子供部屋として8畳の部屋を使用する場合、いくら兄弟や姉妹とはいえお互いのプライバシーを守りたいと思うものです。
そこでまずは、1つの部屋を2つに仕切る方法から見ていきましょう。

可動式収納を使う

可動式収納は、下についているねじを回すだけで簡単に動かせる収納です。
2つの可動式収納を組み合わせれば、1つの部屋を2つに仕切ることもできます。

また、壁際に寄せたり、半分だけ仕切ったりすることもできるので、ライフスタイルの変化に合わせて部屋のレイアウトを変えやすい方法だと言えるでしょう。

ただし、1つの部屋を2つに仕切るためには、ドアが2つ必要になります。
そのため、状況によってはどちらか一方を通り抜けないと移動できないことも考慮する必要があります。

カーテンで仕切る

カーテンは場所を取らないので、仕切った部屋を広く使えます。
仕切りが必要ではない時には、カーテンを開けることで広々と使えるようになります。

しかし、カーテンは布1枚で仕切ることになるため、完全にプライバシーな空間を作るのは難しいです。
そのため、同性の兄弟もしくは姉妹で年が近いといった場合を除いては、嫌がられてしまう可能性も考えられます。

8畳の子供部屋を2人で使う場合のおすすめレイアウト

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8畳の子供部屋を2人で使う場合、どのようなレイアウトにするのが良いのか悩んでしまうものです。
続いては、8畳の子供部屋を2人で使う場合にどのようなレイアウトがおすすめなのかご紹介しましょう。

2段ベッドを使う場合

2段ベッドを活用すると、お互いのプライバシーを守りやすくしたり、異性でシェアしやすいレイアウトを作ったりしやすくなります。
具体的にどのようなレイアウトがあるのでしょうか?

2段ベッドを壁際に縦に置く

2段ベッドを壁際に縦に置くことで、部屋全体を広く使えるようになります。
小学校高学年くらいになると、部屋の広さに対して不満を漏らすようになるかもしれません。
1つの部屋を2人でシェアしているため広さに対する不満が生まれるのは仕方ないことです。
その不満を解消するためには、2段ベッドを壁際に縦に置くのがおすすめです。

8畳の部屋であれば、ある程度高さや幅がある2段ベッドを置いても、そこまで部屋が狭いとは感じません。
机をベッドと反対側の壁にくっつけるような感じで配置すれば、部屋の真ん中を広々と使えます。
そのため、成長してからも問題なく2人部屋として使うことが可能です。

2段ベッドを使って異性でシェアする場合

年頃になると、子供部屋にもプライベートな空間を欲しいと感じるものです。
特に異性だとお互いの目が気になるようになりますし、自分だけの部屋を欲しがります。

そのような場合は、2段ベッドを部屋の真ん中に置くのがおすすめです。
ベッドの両サイドに机を置けば、壁の役割を果たしてくれるので、プライベートな空間を作りやすくなります。

ベッドの周りに生活動線を確保できれば、2人で部屋をシェアしても使いやすいと感じるはずです。
いくら仲良しであっても、1人の時間が欲しいと思う事もあります。
そんな気持ちを大切にするためにも、2段ベッドを真ん中に置いたレイアウトでプライベートな空間を作るようにしてみてください。

押入れをベッドにする

上手くレイアウトができない場合は、押入れを2段ベッドにしてみるのも良いでしょう。
押入れを2段ベッドとして使えば、机などを置くスペースがかなり広くなります。

タンスや収納ボックスなどを置けば収納の問題も解決できるので、押入れを使うことも検討してみてください。
子供は押入れベッドを喜ぶ子が多く、自分の部屋にいながら隠れ家的な気分を味わうこともできるでしょう。

より具体的な事例をご紹介

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8畳の子供部屋を工夫して2人で使っているというケースは少なくありません。
次は、さらに具体的な事例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

ベッドの下に学習机をおく

ロフトベッドを対面に設置し、その下に学習机を置くという配置は、ある程度大きくなってからでも不満が出にくいレイアウトです。

なぜかというと、机で勉強しているとお互いが背中合わせになるため、視界に入りません。
そのため、勉強に集中することができるのです。

2人で同じ部屋にいるといろいろな誘惑もあるでしょうが、このようなレイアウトにしていれば目の前のやるべきことに集中しやすくなるので、テスト勉強などもはかどります。
また、分からない部分などを相談したい時にも振り返るだけで聞くことができるという点もこのレイアウトのメリットです。
プライベート空間を保ちつつ、勉強にも集中できるアイデアが素晴らしいレイアウトと言えるでしょう。

壁面収納と勉強机を設置する

壁面収納に机を設置するというレイアウトもあります。
収納の扉を開けると、自分専用の机が現れます。

そして、扉が隣の収納との仕切りになるため、兄弟や姉妹が隣で勉強や作業をしていても気になりにくいです。
使わない時は扉を閉めておくため、部屋自体もスッキリと片付くでしょう。
それぞれの収納の中を違う色にしたり、棚の位置を変えてみたりすると、パーソナルスペースを演出することもできます。
それぞれが好きな色を取り入れるなど工夫をしてみましょう。

真ん中にデスクベッドをおく

学習机は、壁際に置かれることが多いですが、真ん中に置いて見るのもおすすめです。
部屋の真ん中に置く場合は、ベッドに早変わりするデスクベッドを取り入れると省スペースになります。
周りにソファを置いたり、趣味で使う道具などを置いたりすると、自分だけの空間を作り出せます。

また、お互いが視界に入らないので勉強にも集中できるでしょう。
部屋数が少なく子供部屋を2つ用意できない場合は、デスクベッドも活用したレイアウトをぜひ参考にしてみてください。

まとめ

8畳の子供部屋を2人で使用する場合、どのようなレイアウトにしようか迷ってしまうものです。
1人あたりのスペースも狭くなってしまうため、どうにか工夫できないか考えている人もいるでしょう。
そのような人は、ぜひ今回紹介したレイアウトを参考にしてみてください。