住み替えを検討している人の中には、風水にこだわる方も多いでしょう。
風水というとレイアウトやインテリアが注目されますが、実は間取りにも運気を左右する要素があります。
運気をアップしてくれる物件に住みたい方は、間取りの方も気にしてみてはいかがでしょうか?
今回は風水的に良いとされる間取りについてご紹介しましょう。
目次
間取りが変わると運気も変わるのはなぜ?
風水の観点から間取りを選ぶ場合、方位を確認して物件を選ぶだけでは本来の効果が得られない可能性があります。
物件の方角以上に、間取りの方が運気を左右する部分になります。
良い間取りの部屋というのは気の流れが良く、さらに吉方角のパワーで運気が補充されるという条件が揃っている部屋を指します。
逆に風水的に悪い間取りとは良い気がすぐに抜けてしまう、循環が不十分で悪い気が停滞しやすい部屋のことです。
悪い間取りだとやる気が湧きにくく、強い喪失感を抱きやすくなります。
しかし、良い間取りで生活していると部屋に補充される気の影響を受け、やる気に満ち溢れ、ポジティブに活動する気持ちが強くなります。
物件ごとに間取りに違いがあるので、ポジティブな気を取り込みたい方は風水的に良い間取りを選んでみましょう。
部屋別運気が良い間取り
部屋ごとに吉方位と凶方位があります。
運気が良い間取りに当てはまるお部屋を見つけるためにも、部屋別の吉方位や良い空間にするポイントを見ていきましょう。
玄関
玄関は人を招くと同時に、気を取り込む入口です。
風水では「収気」と呼ばれるほど重要な部分となります。
例えば、金運に恵まれたいのであれば、玄関の配置方位は東・東南・南・西・西北のいずれかが理想的です。
一方、北東は玄関の鬼門となるので注意してください。
また、玄関の近くにトイレがある間取りは避けましょう。
トイレは不浄な場所なので、せっかく取り込んだ運気が吸い取られてしまう恐れがあります。
玄関に大きな鏡を配置すると空間を広く見せる効果がありますが、置く場合は少しずらした位置に配置してください。
鏡には反射効果があるため、良い気も悪い気も跳ね返し、室内に気が入らなくなってしまいます。
リビング
風水とは強い関連性はありませんが、居心地の良さを優先したい時は日当たりの良い場所にリビングがある間取りがおすすめです。
日当たりに配慮するとベストの方位は東南か東になります。
また、ファミリー世帯だと家族が集まる空間なので、まとまりのある生活ができるように玄関からリビングを経由して各部屋に行ける間取りにするとなお良いです。
過度な私物の配置は気のバランスを乱してしまい、また他の家族やお客さんは居心地の悪さを感じやすくなります。
自分一人が居心地の良い空間にならないように、リビングには余計なものを配置しないように心掛けましょう。
トイレ
不浄な場所とされるトイレには吉方位が存在しませんが、悪い気が溜まりやすいため、東・北・西・東南など風通しの良い場所にある間取りが理想的です。
悪い気を溜め込めすぎないように、風水ではトイレの清潔を心掛けることも大事です。
窓がないトイレは暗く、通気性も悪いので明るい照明を採用したり、パステルカラーのトイレグッズを取り入れたり、換気扇を稼働させるなどして明るさや清潔感を意識した空間にしてみてください。
バスルーム
バスルームは鬼門になりやすいため、トイレ同様に風通しと清潔の維持が大事です。
湿気がこもりやすい部屋なので、北・東・西・東南の配置がおすすめです。
ただし、北は冬になると寒いので注意してください。
バスルームは健康や美容、恋愛運と関わりがある部屋なので、いつも明るく綺麗な空間を保ちましょう。
キッチン
生きる上で大切な食事を作る場所なので、明るさや風通しを重視した配置が望まれます。
吉方位は東・東南・西北のいずれかで、元気や活力が生まれやすくなります。
一方、西や南東は夏になると気温が上がりやすく、食べ物の腐りが早まる可能性が高いです。
さらに、体感温度が高くなると食欲減退につながり、夏バテしやすくなってしまいます。
キッチンは家全体のパワーを蓄える場所とされているので、食欲を減退させる方位は好ましくありません。
ベッドルーム
ベッドルームは1日の疲れを癒す場所であり、健康運と関わり強い関わりがあります。
吉方位は北・東・南東・南西です。
北のベッドルームは落ち着きを与え、熟睡に導いてくれます。
また、東や南東は日差しを浴びることができるので、気持ち良く目覚められます。
南東は女性の結婚運や恋愛運のアップの効果にも期待できるので、結婚や恋愛運を取り込みたい方におすすめです。
南西は裏鬼門となりますが、ベッドルームでは特に影響はありません。
むしろ愛情運が上がるとされているので、夫婦の寝室に最適です。
ベッドルームの場合、間取りだけではなくベッド自体も吉方向を意識すると良いでしょう。
バルコニー
最近はバルコニー付き物件も人気があります。
バルコニーは第二の玄関と呼ばれるので、玄関と同じく常に清潔を保ちましょう。
建物に含まないため特にNGの方位はありませんが、風水的には南・東南・東向きのバルコニーが良いとされています。
特に東南向きにバルコニーがある物件はリビングが東南になり、さらに玄関が西北に来るのでケースが多く、吉相の間取りになります。
できるだけ左右対称の物件を選ぶ
物件を選ぶ時は、左右対称のものを選ぶこともポイントです。
風水において気は360度から流れているため、どの方向からも気が停滞せずに流れる間取りを選ぶと運気アップにつながります。
しかし、コの字や三角形など歪な形をした家は気がスムーズに流れにくいので、長方形や正方形など左右対称の物件がおすすめです。
まとめ
住む家に風水を取り込むと前向きな気持ちになれ、次第に運気もアップしてくる可能性があります。
良い気を循環させるためには間取りが重要となるので、部屋ごとの吉方位を覚えて物件探しや間取りのプランニングをしてみてください。
また、風水では清潔を心掛けることも大切で、特に気を取り込む玄関やバルコニー、悪い気が溜まりやすいトイレ、浴室はこまめに掃除することも忘れないようにしましょう。