子供に一人一部屋って必要?子供部屋のあり方について

「子供部屋をどうしよう?」は、おうちのレイアウトを考えるうえで大切な要素の一つです。「子供のプライバシーを考えると一人一部屋?」「落ち着いて勉強できる部屋って?」「引きこもりにならないか少し心配」など色々考えてしまいます。
マンションでも、一軒家でも、間取りとしては3LDKが多いと思います。夫婦で1部屋使いますので、子供用は2部屋です。家の広さ、子供の数、家庭の教育方針によって、答えは様々ですが、実例を参考にあり方を考えてみましょう。

一人一部屋のメリットとデメリット

子供部屋のメリットは、子供が一人になる空間が出来ることで、独立心やプライバシーの尊重といった成長が期待できることです。

一方、デメリットは、際限なくゲームなどで遊んでしまい、勉強がおろそかになる、引きこもりを助長する可能性があるなどが考えられます。

今どきのパーソナルスペース

中学生くらいになると、自我が芽生えパーソナルスペース(一人になる空間)を求めるようになります。
ただ昔と違い、今どきのパーソナルスペースは、スマートフォンによって作ることが出来ます。友達とつながることも、一人で動画や音楽を楽しむことも全てスマホです。イヤホンをすれば、そこがパーソナルスペースになります。
子供が中学生以上であれば、「スマホもネット環境もない一人部屋」か「スマホとネット環境がある共有スペース」のどちらを希望するか聞いてみるもの良いかもしれません。
「一人部屋でスマホも」となると、時間の管理は全て子供任せになってしまい、しっかりした子供でないとコントロールが難しいと思います。

実例の紹介

子供用2部屋の使い方、勉強する環境の作り方を実例で紹介します。

子供用2部屋の使い方(お勉強の部屋と寝室)

2部屋を個人用にするのではなく、「お勉強する部屋」と「子供の寝室」に分けて使用しています。部屋の役割を明確にすることで、「ここは勉強する(寝る)ところ」と子供に意識づけすることが出来ます。

勉強部屋は、学校の教科書、習い事の道具、洋服などを収納し、ゲームやスマホの持ち込みは禁止にしています。

勉強する環境作り

小学生の頃はリビング学習、中学生くらいからは自室での勉強が多くなると思いますが、勉強場所を複数作ることはお勧めです。オフィスでいうところの、フリーアドレス制です。

部屋の数を増やすことは無理でも、イスを多めに配置して複数の勉強場所を作ることで、親の目が届きやすかったり子供が集中しやすかったりします。

ノートや文房具は100均のカゴに入れて持ち運ぶスタイルにすれば、家がちらかることもありません。

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まとめ

子供の成長によって部屋のあり方も変わります。子供の個性や意見も尊重しながら、見極めていくのだと思います。ただ、子供は意外と与えられた環境で過ごし方や楽しみを見つけますので、一人一部屋にこだわらず色んな提案や仕掛けを試してみるのが良いと思います。