中古マンション購入の際に失敗しがちなポイントや気を付けたいこと

中古マンション

中古マンションを購入しようと考えている人の中には、購入に失敗しないかどうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
一度購入した不動産とは何十年もの付き合いになるので、絶対に失敗したくないと考えるのは当然です。

今回は、中古マンションの購入の際に失敗しやすいポイントや、失敗しないために気を付けたいことをご紹介していきます。
中古マンションの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

中古マンション購入でよくある失敗

中古マンション

中古マンションを購入する際によく見られる失敗についてご紹介しましょう。

事前審査が通らない

中古マンションを購入する際、一括でなく住宅ローンを組む人も多いでしょう。
住宅ローンを組むためには、金融機関による審査に通る必要があります。
中古マンションを内覧し、契約した後に事前審査に落ちてしまうと、そのマンションは購入できなくなってしまいます。

個人信用情報は、インターネットなどで簡単に確認できます。
中古マンションを購入する前には一度調べておくと良いでしょう。
自分は信用に傷がついていないと思っている人が、実は一回の携帯料金支払い忘れによって傷が付いているケースもあるので注意が必要です。

入居後すぐに住宅設備の不具合が出る

中古マンション購入の失敗として、入居後すぐにガス給湯器やエアコン、照明器具といった住宅設備が壊れてしまうケースがあります。
購入後に発覚した住宅設備の不具合は自己責任になってしまうので、購入前によく確認しておくことが重要です。
ガス給湯器が壊れると、新しいものに取り替えるために10万円程度の出費が必要になります。

中古マンションは「特定物売買」に分類されるので、売主は引き渡し後に壊れた設備に対しての義務を負いません。
そのため、事前に設備をよく確認し、必要であれば設備を新しくする費用も計算しておくと良いでしょう。

間取り選びに失敗

中古マンションの購入において、間取り選びは重要です。
特に、子どもがまだ小さい時期にマンションを購入する場合、成長後を考慮せずに間取り選びをした結果、失敗してしまうケースがあります。
子どもが小さいうちは1LDKや2LDKでも十分ですが、成長すると生活スペースが足りないので3LDKや4LDKを検討する必要があります。

また、中古マンション購入後に、家族が増える場合も考えた方が良いでしょう。
マンションで生活する何十年ものスパンを考慮して、ライフスタイルに合った間取りを選ぶのが大切です。

日当たりや騒音の問題

一度購入すると簡単に引っ越すことはできないので、日当たりや騒音の問題も中古マンション選びでは重要です。
これらは実際に住んでみないと自分で判断できないので、難しい要素とも言えます。
中古マンションを購入する前に、売主や担当者にしっかりと確認しておきましょう。

また、これまでは騒音トラブルがなくても、入居後に発生するパターンがあるので注意が必要です。
購入予定のマンションの近隣で、工事の予定がないかどうかをあらかじめ確かめておきましょう。

また、騒音と同様に、購入時は日当たりが良くても、入居後に高い建物が建って日当たりを遮られる可能性もあります。
購入前に用途地域を確認するのも忘れたくないポイントです。

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マンション購入の際に気を付けたいこと

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中古マンションを購入する際、失敗しないために特に気を付けたいことを3つご紹介します。

物件価格以外の諸費用もしっかり把握する

中古マンションを購入する際にかかるのは、不動産の物件価格だけではありません。
一番高い費用なのはもちろん物件ですが、他にも契約時にかかる印紙税や決済時にかかる仲介手数料、ローン保証料、建物固定資産税など様々あります。
これらの諸費用も合わせた上で、予算を考えましょう。

特に見逃しやすいのは、入居後に必要となるマンションの修繕積立金です。
修繕積立金とは、10~15年に1回程度行われるマンションの大規模修繕工事に使用される費用で、管理費などとは別に毎月支払いが請求されます。
修繕積立金は毎年値上がりするのでその分も長い目でみて支払っていけるのか、しっかりと計算するのが大切です。
住宅ローンの返済計画を立てた時に、無理なく支払いが可能な中古マンションを選びましょう。

ホームインスペクションをしておくと良い

中古マンション購入の失敗で怖い点は、購入後に欠陥が見つかるケースです。
それを防ぐために、ホームインスペクションを行うのも有効な方法です。
ホームインスペクションを依頼すると、住宅の専門知識と経験を持ったホームインスペクター(住宅診断士)が住宅に欠陥や改修が必要な部分がないかどうかなどを診断してくれます。

また、改修する必要のある個所が見つかった時には、大体どのくらいの改修費用や時間がかかるかなどもアドバイスがもらえます。
ホームインスペクションをするのに必要な時間は、建物面積100㎡でおよそ2~3時間程度です。
また、費用相場は目視診断でおよそ5~6万円、さらに詳細な診断の場合は10万円以上のケースもあります。

入居後に突然多額の改修費を払うことにならないためにも、事前にホームインスペクションを行うと良いでしょう。

マンションの管理体制もチェックしておく

不動産の中でもマンションを購入する場合は、管理体制も生活に大きく影響してくるので忘れずにチェックしておきましょう。
マンションは共同住宅なので、共用ルールとしての「管理規約」が決められています。
管理規約以外にも、使用細則に細かくマンションの使用方法が記載されており、住民は必ず従わなければなりません。
ペットの飼育制限やフローリングの制限、音響機器等の制限、駐車場の重量規制など、規約内容が自分たちの生活スタイルに合っているかどうかを購入前に確認することが大切です。
例えば比較的戸数の少ないマンションの場合、駐車できる台数が少なかったり、車の大きさの制限があったりします。

また、マンションの管理体制が杜撰なところも避けた方が良いでしょう。

まとめ

中古マンションを購入する際に失敗しないコツは、事前に重要なポイントを確認しておくことです。
特に諸費用やマンション間取り、騒音・日当たり、管理体制などは選ぶ基準として重視しましょう。
また、入居後のトラブルを最小限に防ぐために、ホームインスペクションを行うのもおすすめです。
ご紹介したポイントを押さえて、自分たちに一番合った中古マンションを購入しましょう。ておくことが重要です。ガス給湯器が壊れると、新しいものに取り替えるために10万円程度の出費が必要になります。中古マンションは「特定物売買」に分類されるので、売主は引き渡し後に壊れた設備に対しての義務を負いません。そのため、事前に設備をよく確認し、必要であれば設備を新しくする費用も計算しておくと良いでしょう。h3:間取り選びに失敗中古マンションの購入において、間取り選びは重要です。特に、子どもがまだ小さい時期にマンションを購入する場合、成長後を考慮せずに間取り選びをした結果、失敗してしまうケースがあります。子どもが小さいうちは1LDKや2LDKでも十分ですが、成長すると生活スペースが足りないので3LDKや4LDKを検討する必要があります。また、中古マンション購入後に、家族が増える場合も考えた方が良いでしょう。マンションで生活する何十年ものスパンを考慮して、ライフスタイルに合った間取りを選ぶのが大切です。h3:日当たりや騒音の問題一度購入すると簡単に引っ越すことはできないので、日当たりや騒音の問題も中古マンション選びでは重要です。これらは実際に住んでみないと自分で判断できないので、難しい要素とも言えます。中古マンションを購入する前に、売主や担当者にしっかりと確認しておきましょう。また、これまでは騒音トラブルがなくても、入居後に発生するパターンがあるので注意が必要です。購入予定のマンションの近隣で、工事の予定がないかどうかをあらかじめ確かめておきましょう。また、騒音と同様に、購入時は日当たりが良くても、入居後に高い建物が建って日当たりを遮られる可能性もあります。購入前に用途地域を確認するのも忘れたくないポイントです。