家づくりを検討している方ならば、住宅メーカー選びで悩むのは誰もが通る道でしょう。
本記事ではそんな悩みを解決するために大手8社のメーカーの特徴を挙げ、それぞれ比較できる記事になっています。
最後には営業・担当者選びにも失敗しない方法を記載しているので、ぜひ家づくりを始める方は最後までご覧ください。
目次
どんな住宅メーカーがおすすめ?
住宅メーカーはそれぞれ構造・工法に大きな違いがあり、機能性やデザイン性も異なってきます。
どの点に注目すべきかですが、それは家づくりの満足度の直結しやすい機能性とデザイン性を重視すべきだと言えます。
どんなに機能性が良かったとしても、デザインが気にならなければ生活に満足しません。
反対にデザインばかりを良くしても機能が悪ければ、住み心地が悪いとも感じてしまうのです。
大手8社を比較してみた!
ここからは人気の大手8社のハウスメーカーを比較していきます。
各メーカーの特徴を知りたい方はぜひ目を通してみてください。
積水ハウス
業界最大手の存在となるのが積水ハウスです。
特徴は仕切りの少ない大空間リビングで、ダイナミックフレーム・システムの鉄骨構造と、シャーウッド構法による木造構造といったように、独自開発で実現した2つの耐久力ある工法が魅力的です。
デザインは重厚感と高級感を兼ね備え、比較的カラーの組み合わせがシンプルで幅広い層に人気を集めています。
セキスイハイム
「おひさまハイム」「あったかハイム」でおなじみのセキスイハイムはエネルギーを自給自足したい方にはピッタリのハウスメーカーです。
全て鉄骨造りの住まいを提供しており、地震が発生した際に受けたエネルギーを適度に分散しするしなやかかつ硬い耐震機能ガイアスを採用しています。
デザインはモダンな印象が強く、都会的なビル型が多い傾向になっています。
華やかな家よりもシンプルさを求める人におすすめです。
住友林業
植林事業から始まった住友林業の家づくりは木材による家づくりに精通しています。
木材の材質の知識が豊富にあるメーカーなため、「和室が欲しい」「温もりを感じる家にしたい」という方には非常におすすめです。
そんな住友林業の家は「夏を涼しく、冬を温かく住む」という強みがあります。
木造ならではの強みを活かしたデザイン性も魅力的です。
ダイワハウス
あらゆるハウスメーカーの先駆け的な存在であるのがダイワハウスです。
最大の特徴となっているのが一般的なハウスメーカー以上の天井高で設計できることです。
非常に開放感ある空間が得られ、非日常的にも思える室内が暮らしを満足に導くでしょう。
そして独自の耐震技術ジーヴォシグマによって安心した住まいを実現しています。
このジーヴォシグマこそが天井高を取れるようになる理由で、デザインは洗練されたかっこよさが売りとなっています。
一条工務店
「家は、性能。」としているのが一条工務店です。
建物は柱や梁で支えるのではなく、パネルを貼り面で支えていくのが特徴です。
耐震性に優れながらも高気密・高断熱で、大変住み心地の良い家が完成します。
また、そんな高性能な家を納得の価格で提供している点も魅力です。
モデルハウスの仕様を標準とし、誰もがモデルハウス並みの素敵な家にできます。
洋風、和風、モダンなど様々なデザインに仕上げられることもポイントです。
三井ホーム
三井ホームも耐震性に優れたハウスメーカーです。
オリジナルの技術、ダブルシールドパネルで壁周囲を囲むことで、壁面すべてで支える安心設計が心強いと感じるでしょう。
また、コネックと呼ばれる柱・梁を緊結する金物を採用していることも特徴です。
これにより最小限の柱と壁でも強度が保てるため、大空間を実現することにも繋がっています。
和モダンのデザインも素敵で多くの人気を集めているメーカーです。
ミサワホーム
ミサワホームも一条工務店や三井ホーム同様に、木質系パネルのモノコック構造を採用しているメーカーです。
面が支える耐震性は非常に安心で、壁内部には制震装置であるエムジオも使用しているため、地震のエネルギーをなんと半減できるのです。
また、ミサワホームはデザイン性にも力を入れています。
幅広い年齢層から選ばれるデザインと、細部にまでセンスが光る点が大変魅力的となっています。
タマホーム
タマホームはハウスメーカーの中でも特に安価な価格で住まいづくりを提供しています。
営業や工務にかかる人件費を抑え、標準仕様を設けることによって共通部材が使用を多くし、大量発注により坪単価を抑えられるようになっているのです。
ただし、安いからといって性能が悪いわけではありません。
基礎部分の鉄筋は他メーカーよりも太く、間隔も狭くなっています。
一般的な仕様よりもワンランク上といっても過言ではなく、きちんと安心して住み続けられる仕上がりになっています。
営業・担当者選びの重要性
家は建てたら終わりではありません。
建てたその後もメンテナンスを繰り返し、家と長くお付き合いしなければなりません。
メーカー側のアフターメンテナンスが充実しているかどうかもよく確認しておくことが必要で、以下のポイントを持つ営業・担当者であることも重要です。
経験・実績が豊富な担当者を選ぼう
営業・担当者になる方は経験豊富で知識もある人でなければ安心して家づくりを任せられません。
ボーダーラインは勤続年数1年以上です。
それ以下の場合、工程を把握していないどころが強みや技術を理解していないことがありますので、注意してください。
施工まで立ち会ってくれるのが理想
施工まで立ち会ってくれるかどうかも確認しておきましょう。
要望を理解している担当者が施工時にまでいることで、打ち合わせ通りの家に仕上がりやすいです。
まとめ
今回は大手住宅メーカー8社の特徴と営業・担当者の選び方についてご紹介してきました。
格社比較してみると、意外と違いがあることに気付けたのでないでしょうか?
機能性も大事ではありますが、デザイン性も大事にしていかないと後々不満に思うことも多いので、しっかりと検討していきましょう。
営業・担当者に関してもなるべく信頼できる人を探し、満足いく家づくりを目指してみてください。