地震に強いハウスメーカーはどこ?選び方もご紹介

耐震

日本は地震大国であるため、マイホームを建てるなら「地震に強い家を建てたい」と考えるものです。
どのハウスメーカーも、地震に強い住宅を提供できるような仕組みやラインナップを整えています。
今回は、日本国内にあるハウスメーカーの中で特に地震対策を重視する会社をご紹介します。
これからマイホームを建てようと考えている人は必見です。

地震に強い家の特徴

地震

地震に強い家というのは、地震対策がしっかりと施されている住宅を指します。
骨組みを丈夫にするだけではなく、外装や内装、地盤、火事対策など多岐にわたる項目に気を配らなければいけません。
地震対策には免震・制震・耐震の3種類があり、それぞれの違いも知っておく必要があります。

免震は、地面の揺れが直接住宅に伝わらないようにする免震装置を設置する工法です。
制震は、おもりやダンパーを制震材として建物に組み込むことにより、揺れを吸収する工法です。
耐震は、地震の揺れに耐えられるように強度を高めた工法の総称となっています。

地震に強い!おすすめのハウスメーカー

地震

日本国内には、多くのハウスメーカーがあります。
その中でも地震に強い住宅を手掛けているおすすめのハウスメーカーをご紹介しましょう。

住友林業

住友林業は、自由度が高い設計や木を活かした家づくりができることに定評があります。
完成のイメージを3DCGで確認できるのも住友林業ならではの魅力で、完成したマイホームと設計図のイメージが乖離しにくくなります。
木造の住宅だと、耐震性や耐熱性、耐久性、耐火性といった面で不安を感じてしまう方もいるでしょう。
しかし住友林業の場合は、性能も重視した住宅を提供しています。
これまでに培ってきた豊富なノウハウや研究結果を活かし、品質の高い住宅を生み出しているのです。

住友不動産

住友不動産も、地震に強い住宅を手掛けているハウスメーカーです。
住友不動産の電灯として知られているウッドパネル工法により、優れた耐熱性・耐震性・耐久性を誇っています。
ウッドパネル工法だと地震の揺れを約50%減らし、年間光熱費も20%以上削減可能となっています。

高級な雰囲気を感じられる設備を導入できるのも、住友不動産ならではの魅力です。

大和ハウス

大和ハウスも、耐震性に優れた住宅を手掛けるハウスメーカーとして知られています。
D-NΣQST(ディーネクスト)と呼ばれる独自技術を駆使し、地震による大きな揺れに耐えられる住宅を提供しています。
地震のエネルギーを鳩首してくれる技術でもあるため、損傷を防いで建物の寿命を長くできるのです。

アフターサポートを最大で60年まで延長できるのも、大和ハウスの魅力となっています。

積水ハウス

積水ハウスは、自由度の高い設計やデザイン力の高さに定評があるハウスメーカーです。
独自技術を活用することによって、耐震性や耐熱背に優れた住宅を生み出しているのも特徴です。
日本国内で大震災が起こった時、積水ハウスの住宅は全壊や半壊がなかったことも有名なので、災害に強い住宅を建てているというイメージを持っている人も多いでしょう。
敷地や建てるエリアの気候に合う設計を考えてくれるため、暮らしやすいマイホームが手に入ります。

へーベルハウス

へーベルハウスが手掛ける住宅は、ALC(軽量気泡コンクリート)を活用しています。
ALCは、軽さ・強度・断熱性に優れています。
また、ALC構造体で建てた住宅は災害に強いため、地震大国である日本に最適です。
最長で90年間の保証制度がある点は、他のハウスメーカーと差別化できるポイントです。
初期保証は30年ですが、その後は無料で点検してもらえます。

三井ホーム

幅広い住居タイプやデザインに対応しているハウスメーカーが三井ホームです。
様々なニーズに応えられるマイホームを提案してもらえるため、どのような家にするか迷っている場合にもおすすめです。

そんな三井ホームの家は、耐震性・耐熱性・耐久性に優れています。
三井ホームが開発したプレミアム・モノコック構法では、あらゆる部位に最高品質の技術を投入し、災害や季節の変化に対応できるような住まいを提供し続けています。

ミサワホーム

ミサワホームが手掛けているのは、頑丈さにこだわった木造住宅です。
耐震木造住宅・MJ Woodなど、耐震性に優れた住宅造りを追求し続けているのです。

制震装置・MGEOを完成させたハウスメーカーでもあります。
この装置は地震のエネルギーを熱エネルギーに変換し、揺れを抑える仕組みです。
つまり、より地震に強い住宅を提供できるようになったと言えます。

耐震性が優れたハウスメーカーの選び方

耐震

耐震性が優れたハウスメーカーを選ぶには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
最後に、ハウスメーカーの選び方をご紹介します。
まず、耐震等級・耐震技術は必ず確認しておくべきポイントです。
住宅性能表示制度が耐震性をチェックする際に役立ちます。
この制度を取り入れているハウスメーカーなら、耐震性に優れた住宅を提供しているでしょう。
ただし、商品によって耐震等級や耐震性は異なるので、担当者などに確認してみてください。

実大振動実験の有無は、耐久性のテストを行っているかどうかを知る指標になります。
大手のハウスメーカーは、実験の結果を公表しているケースが多いです。
ハウスメーカー名+実大振動実験というキーワードで検索してみると、結果を確認できるのでぜひチェックしてみてください。

構造・工法も、耐震性の高さを確認するために重要な指標となるので確認すべきポイントです。
基本的に震度6~震度7の地震に耐えられるような工法ばかりですが、耐震性は少し違います。
木造枠組壁工法や鉄骨ラーメン工法、RC造は、特に耐震性に優れていると言われているため、マイホームを建てる際は参考にしてみてください。

まとめ

地震大国である日本では、耐震性の高い住宅を建てる必要があります。
そのためには、ハウスメーカー選びがとても重要です。
数あるハウスメーカーの中から、地震に強い工法を取り入れた家造りをしているところを選ぶようにしましょう。
そのためには、耐震等級・耐震技術はどうなのか、実大振動実験は行っているか、どのような工法を採用しているかなどのポイントも確認しておかなければいけません。
それらを加味しつつ、デザイン性など重視したい部分に力を入れているハウスメーカーを選べば、満足度の高いマイホームが手に入ります。