6畳の寝室を狭く見せないためのレイアウトとは?

寝室

6畳の部屋を寝室として活用する場合、狭く見せないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
空間を最大限に活かすためには、工夫してレイアウトをすることが重要です。
また、6畳の部屋にサイズの大きなベッドとデスクの両方を置くのは、至難の業だと考える方もいます。
難しいからと言って、ここで諦めてはいけません。
今回は、6畳の部屋を寝室にする際のレイアウトのコツや、デスクを配置する場合についてご紹介します。

6畳でも寝室が狭く見えないレイアウトのコツ

寝室

寝室には、家具の中でも特にサイズが大きいベッドを配置しなければいけません。
そのため、6畳の部屋であった場合、どのようにレイアウトして良いか分からず困っている方も多いでしょう。
そんな方のために、6畳でも狭く見えないコツをご紹介します。
レイアウトを決める際に気を付けるべきことが3つあります。


1つ目は、部屋に圧迫感を生み出さないために、中途半端な高さがある家具を複数置かないということです。
ある程度の高さがある家具をいくつも置いてしまうと、部屋がとても狭く見えてしまうので注意しなければいけません。
どうしても背の高い家具を配置したい場合には、出入り口付近に置いたり、天井に少しでも隙間ができるようなものを選んだりすることがおすすめです。


2つ目は、家具の色や高さを統一することです。
全体的に統一感が生まれると、スッキリした印象になるので、ぜひ試してみてください。
また、色の濃い家具は部屋に圧迫感を与えてしまうため、なるべく壁に馴染むような明るい色を取り入れることを意識しましょう。


3つ目は、動線をなるべくまっすぐにすることです。
動線が複雑になっていると空いているスペースが少なくなり、動きにくいと感じてしまいます。
生活動線では、人が通る際は60cm、横を向いて通る際は45cm、人がすれ違う際は90cm~120cmのスペースが必要だと言われています。
これを考慮した上で、余裕を持って通れるような距離を確保してください。
ご紹介した3つのことに気を付けて部屋のレイアウトをすれば、自然と広く感じられる部屋づくりができるでしょう。
6畳だからと言って、部屋を狭く感じてしまうということはありません。
どのように工夫して寝室づくりをするかということを第一に考えることが重要です。

6畳の寝室でもデスクを置ける!

寝室

皆さんは、「寝室にはこれがないと不便!」というアイテムはありますか?
寝室で快適に過ごす上で欠かせないものと言えば、デスクです。
寝室にデスクがないと、部屋が散らかる原因になったり、どこにものを置いたか分からなくなったりするため、デスクを必要とする方はたくさんいます。
しかし、すでにサイズの大きなベッドが配置されている場合、デスクを置ける余裕があるのかと心配する方も少なくありません。
部屋を狭いと感じることなく、両方配置するにはいくつかポイントがあります。
どちらかを優先させて置き、もう一方を上手くレイアウトすることで空間を最大限に利用できることをご存じでしたか?
では、実際に6畳の寝室にデスクを置き、部屋を広く見せることは可能なのでしょうか?
以下では、ベッドとデスクを同じ部屋に置くために、様々なレイアウトの例をご紹介します。

ベッドの足側にデスクを置く場合のレイアウト

ベッドとデスクの位置を反対方向に並べることによって、スペースに余裕があるように見せられます。
足側の場合、ベッドと並べて壁に向かって配置するパターンと、並べず壁に向くようにするパターンがあります。
このように、デスクを壁に向かわせることによって、ベッドとの間に広いスペースを確保できるのです。
この方法では、あえて向かい合わせないことがとても重要になります。

ベッドの横にデスクを置く場合のレイアウト

頻繁に使うものをすぐに置くことができるという便利さはもちろん、ベッド横にデスクを配置することによって、ヘッドボードの役割を果たしてくれます。
ベッドによって異なりますが、中には収納スペースがあるタイプのヘッドボードがあります。
しかし、そのスペースはあまり大きくはないため、上手く活用できずにいる方もいるでしょう。
活用できない場合、意味のないスペースになってしまうため、スペースにゆとりがあるデスクを置くと使い勝手も良くなります。

収納家具とデスクを並べて置く場合のレイアウト

6畳の部屋をレイアウトする中で、収納家具とデスクを並べて配置する場合があります。
部屋を広く見せるために大事なのは、家具に一体感を持たせることです。
収納家具とデスクを並べて置くことによって一体感を持たせ、あたかも一つの家具であるように見せることができます。
この際、使われているカラーを統一すると、より一層まとまって見えます。
圧迫感のあるカラーではなく、開放感のあるカラーを選ぶのがおすすめです。

ベッドが見える向きにデスクを置く場合のレイアウト

6畳の部屋にベッドを配置した際、足元に余裕がある場合はこのようなレイアウトをすることも可能です。
ただ配置するだけではなく、ベッドの足側にピッタリとくっつけるような形で配置すると、同化して見えるので広く感じられます。
あまりメジャーなレイアウトではないので、新感覚を味わえるでしょう。
実際に、このように配置すると周りがとてもスッキリして見えます。
また、家具のカラーは統一するとばらつきがなく、全体的にまとまった印象を感じられるためおすすめです。

まとめ

6畳の部屋を寝室にしても、レイアウト次第で広く見せられるということが分かりました。
快適に過ごせるようにするためには、様々な工夫をしてみましょう。
一度寝室を見渡して、どのような床を改善すればいいのか考えてみてください。
また、寝室にデスクを置こうと検討している方は、どの位置に置けば最も部屋が広く見えるかということも考えてみましょう。
部屋はレイアウト次第で全く異なる雰囲気が演出できます。
6畳だからと言って諦めるのではなく、6畳だからこそできるレイアウトを実現してみてはいかがでしょうか?
自分だけの寝室を作り出すことによって、安心して眠れる場所になります。