2DKは、ダイニングキッチンと部屋が2つある間取りです。
この間取りの場合、ダイニングキッチンは6畳以上の広さがあることが定められています。
居住部分は別々の部屋が持てるのでプライベートな空間が作れますが、ダイニング部分は少し狭く感じる場合もあるでしょう。
そこで2DKで2人暮らしする場合、快適にするためのポイントやレイアウトの工夫について紹介していきます。
2人暮らしを快適に過ごすために、この記事を参考にしてみてください。
目次
2DKで2人暮らしは厳しい?
2DKは、ダイニングとキッチンスペースが1つになっている間取りを指しています。
その他に2部屋あるため、使い方によってはお互いのスペースを持つことができます。
しかし仕切りの多さからそれぞれの部屋の空間が狭く感じたり、不便に感じたりすることもあるでしょう。
この2DKという空間は1980年代に流行した間取りとなっているので、築年数の経過したアパートやマンションに多くなっています。
今では珍しい間取りかもしれませんが、2DKという空間に暮らしやすい工夫や適したレイアウトを取り入れることで2人暮らしが快適になるのです。
リノベーションのような内装工事は簡単にできませんが荷物や家具の配置、生活スタイルの見直しによって便利な生活が実現できます。
2DKで2人暮らしは厳しいと感じているなら、この機会に快適になるように様々な部分を見直してみましょう。
2DKで2人暮らしを快適にするには?
2DKで2人暮らしを快適にするには、どのような部分の見直しが必要でしょうか?
ここでは、見直しが必要なポイントを紹介していきます。
今よりも快適な生活をしたい人は参考にしてみてください。
レイアウトを見直す
2DKで2人暮らしを快適にするには、レイアウトを見直してみましょう。
主に食事スペース、くつろげるスペース、眠るスペースで分けると空間やレイアウトにもメリハリが付きます。
また、2DKは2LDKよりもリビング空間が広くないため、レイアウトの見直しによってスペースを有効活用できます。
部屋の用途などを見直しながらレイアウトの見直しを行うと、快適な空間に変わるでしょう。
ベッドの大きさを見直す
2人暮らしをするなら、寝具の大きさも見直す必要があります。
例えばベッドの場合、シングルベッドなのかダブルベッドなのかで広さやレイアウトも異なってしまうのです。
シングルベッドの場合、縦200㎝、横100㎝が一般的な大きさですが、ダブルベッドになると縦200㎝、横140㎝に変わります。
さらにシングルベッドが2つなのか、またダブルベッドだけなのかによってレイアウトも変わってきます。
ベッドを部屋の両側に置くなら生活サイクルが違っても同じ部屋を寝室にしやすいのですが、ダブルベッドになると部屋の空間が広くなっても1つのベッドという部分で生活のしにくさを感じるかもしれません。
何を見直すべきか、何を優先すべきかを考えてみると最適な方法が見つかるでしょう。
テーブルの大きさを見直す
次に、テーブルの大きさを見直してみましょう。
特にダイニングテーブルを用意する場合は、テーブルの大きさが重要です。
2人暮らしとなれば、基本的に2人がけのテーブルになると思いますが、友人を招くことや広く使いたいという場合は4人がけを選ぶと思います。
しかし、2人掛けと4人掛けでは単純に考えてもテーブルの大きさが倍になるということです。
そのため、部屋の大きさと家具の大きさが合わなければ狭く感じてしまいます。
部屋の形や生活スタイルなどを考慮して、テーブルの大きさをどのくらいにすべきか検討してみましょう。
ソファーの大きさを見直す
1人暮らしではあまり使うことがないソファーですが、2DKならソファーを置くスペースも確保できます。
このソファーも1人用なのか2人用なのかで、レイアウトや空間の使い方も変わってきます。
快適にするには、どのような使い方がいいのかを考えながらソファーの大きさを検討するのがおすすめです。
また家具をあまり置きたくないなら、使わないという選択肢も良いでしょう。
快適に過ごすためのレイアウトは?
ここでは、2人が快適に過ごすためのレイアウトをいくつか紹介します。
間取りや生活スタイルから適したものを見つけてみてください。
自分の部屋を持つスタイル
2DKでは、自分の部屋を持つスタイルも可能です。
1人1部屋ずつ使えるのでプライベート空間を保てるだけでなく、自分好みの空間に仕上げられるのがメリットです。
お互いに趣味が異なる場合や好みのテイストが違う場合におすすめのレイアウトとなります。
1人の時間が欲しい場合は別々に過ごし、一緒にいたい時はどちらかの部屋やダイニングを使うことができるので、適度な距離感を得ながら生活できます。
生活スタイルの違いで相手に負担をかけることも少ないでしょう。
一緒に過ごすスタイル
2DKでは、同じ空間を一緒に過ごすスタイルにもできます。
同じ家にいるなら同じ時間を過ごしたいという人にピッタリです。
1部屋は寝室、もう1部屋はリビングとして使用してソファーも2人掛けにすると、一緒にテレビを見たり会話を楽しんだりできます。
くつろいで座りたいという場合は、1人掛けのソファーを2つ用意するのがおすすめです。
寝室のベッドもシングル2つ、またはダブル1つにするかで、どこまで一緒に過ごしたいのかが選べます。
用別に分けるスタイル
2DKの場合、用別に分けることも可能です。
最近リモートワークを行う企業も増えてきたため、1部屋はワークスペースとして集中できる空間に仕上げることもできます。
リビング部分をワークスペースとして間仕切りするのも良いでしょう。
どのような暮らし方が便利なのか考えながらレイアウトすると、用途別に分けるスタイルが合っているかどうかも判断できます。
まとめ
2DKを快適に2人で生活するには、レイアウトの工夫や空間の使い方がポイントです。
2DKをどのような使い方にするのか、置く家具を限定したり見直したりすることで快適に生活できます。
自分らしいスペースを求めるなら自分の部屋を持つレイアウトにして、家族のように共有した時間を過ごしたいなら一緒に過ごしやすいレイアウトを考える必要があります。
生活サイクルなども考えながら、お互いに快適なレイアウトになるように考えてみましょう。