中古マンションの購入を検討している人は、中古マンション購入時は何をチェックすべきか分からない人もいると思います。この記事では、中古マンション購入時に必ずチェックすべき点を5つに絞り解説していきます。
目次
中古マンション購入時の5つのチェックポイント
中古マンションの購入を検討している人は確認ください。
建物劣化状況や隠れた傷・汚れ
1つ目は、建物劣化状況や隠れた傷・汚れです。劣化状況は建物の外観や外部廊下など、目視できる範囲は必ず確認しましょう。また、室内は収納内や家具の裏なども、可能であれば見せてもらうのが理想です。
設備の有無が撤去されるかどうか
2つ目は、エアコンや照明などの設備の有無、およびその設備が撤去されるかそのままになるかという点です。これは売主と良く確認して書面に残しておく必要があります。
共用施設の使い方
3つ目は共用施設の使い方です。たとえば、駐輪場が乱雑に置かれていないか?エントランスは飲食禁止なのに飲食している人はいないか?という点です。
共用施設の使い方は住民のモラルが反映されるため、見落としがちですが必ずチェックしておきましょう。
周辺トラブルがないか
4つ目は周辺トラブルがないかです。この点を完全に把握するのは難しいですが、まずは不動産会社にヒアリングしてもらいましょう。
管理会社や売主から過去の周辺トラブルをヒアリングし、もし過去にトラブルがあれば内容を聞いた上で購入の判断をする必要があります。
修繕積立金の蓄積
5つ目は修繕積立金の蓄積です。調べ方は、売主にヒアリングするか管理会社にヒアリングするかの二択になります。
管理組合の総会などで修繕積立金の状況は公開されるので、売主がその資料を持っていれば把握することができます。もし売主が把握していなければ、不動産会社経由で管理会社にヒアリングしてもらいましょう。
また、管理組合が機能しているかどうかも、合わせて売主にヒアリングしておくと良いです。管理組合は入居者全員で組成される組織なので、今後の修繕計画などを決議する重要な組織です。
調べ方は、管理組合の総会資料を見せてもらうことです。何かの決議のときに「委任」が多ければ管理会社任せの人が多く、管理組合は機能していないといえるでしょう。
まとめ
このように、中古マンション購入時は上記5点をチェックしましょう。この5点をチェックした上で、立地・設備・価格などを加味して購入するか判断するという流れです。